“作品力×企画力”――書店員プロデュース『TSUTAYA文庫』2023年7月のラインアップ

│2023年7月のラインアップ

※展開開始時期は店舗により異なる場合がございます。

ウインクで乾杯

著者:東野圭吾
出版社:祥伝社
出版年月:1992年6月
定価(税込):565円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


東野圭吾が「純粋なミステリー小説」を書いたら…? 誰もが興味あるその答えがこの作品!
隠れた名作として名高い本作。ノスタルジーで鮮やかな空気を味わえる極上の1冊をどうぞ。

あらすじ


パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた。現場は完全な密室、警察は自殺だというが…。やがて絵里の親友由加利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた…。誰が、なぜ、何のために…。ミステリー界の若き旗手が放つ長編本格推理の傑作。

秘密

著者:東野圭吾
出版社:文藝春秋
出版年月:2001年5月
定価(税込):902円
プロデュース内容:表紙・帯・POP

ここがオススメ!


「娘の中に母である彼女がいる」。この物語はやりきれない想いの詰まった作品です。恋愛小説なのかどうか、それ自体が議論されてしまうほどの深い人間ドラマ。解釈の違い、「秘密」を何と捉えるかでもこの作品は姿を変えてしまう。何度も読みたい極上の小説。

あらすじ


妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。

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