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KANA-BOON

初めて尽くしの1年の活動を経て
ニューアルバム『TIME』が堂々完成

2014年に最も飛躍した新人ロックバンドのひとつ、KANA-BOON。彼らのニューアルバム『TIME』は、自身が期待される王道をさらに突き進めつつ、その先の進化までも魅せてくれるもの。メロディの良さがより際立ち、ロックファンならずとも全ポップスファンを魅了するポテンシャルを充分に持ち得た懐の深い全12曲だ。

INTERVIEW

歌詞もまさしく、この1年で僕が感じたこと、乗り越えてきたことの集大成でもあるんです

—— ロックバンドのシングルリリースが減少しているのに対して、2014年だけで4枚もシングルを出し、そのどれもが違うタイプだったところに今のみなさんの勢いや勝負感を感じました。

谷口鮪(Vo&G) ● 毎回何かに立ち向かっていく覚悟で出してきましたから(笑)。おかげさまで充実した4枚だったなと。各々ライヴでの反応も良かったし。それが励みや原動力になった1年でもありましたからね。

飯田祐馬(B) ● シングルはどれもヒキの強い曲ばかりでしたからね。振り返るとこの忙しいなかだからこそ表現出来た4枚と今回のニューアルバムなのかなって。

—— 私も昨年1年の大飛躍が詰まったのが、本作『TIME 』のような気がしてなりません。

小泉貴裕(Dr) ● シングルの連発も含め、目まぐるしい1年でしたからね。ワンマンツアーや大阪での夏の野外ワンマン、それらをやり遂げた自信も含め、そこで見たもの、感じたものをアルバムに凝縮出来たかなと。聴き返してそれらが全て身になっていたことを実感しました。

—— 本作でもいろいろな側面が窺えますが、どれもみなさんの本質でもある、いいメロディがより際立った楽曲が揃った印象を受けました。

谷口 ● 音楽的にもちゃんと成長したものが見せられたかなと。インパクトだけじゃなくて、聴けば聴くほどいいアルバムだと分かってもらえる作品だと自負してます。

古賀隼斗(G) ● バランスの取れたいい作品ですよ。僕の場合、やはりギタリストなんで前作まではギター中心の捉え方だったけど、今回は曲全体を第三者目線で聴いたり、考えたりしましたからね。その場その場の音を大事にするところに意識を置いたんで、その分、メロディも聴きやすく、際立つ演奏が出来たかなと。

—— あえてみんなの期待しているところを押さえつつ、キチンと次のフェイズも提示しているところがいかにもKANA-BOONらしいなと。

谷口 ● (笑)。まさにそこは意識しました。6曲目「フルドライブ」までは、あえてこれまでの自分たちを、7曲目「生きてゆく」以降からまた違った自分たちが始まっていく流れなんです。で、やっぱり今の自分たちの本質って、どちらかといったらこの作品の後半なんですよね。

—— 前作では内省的な楽曲も見受けられましたが、全曲キチンと前を向いているものが並んでいるのも本作の特徴かなと。

谷口 ● 全体的に一気に開けたところまで持って行けたし、前を向いた作品が出来ました。それもやはり2014年の活動と関係していて。4枚のシングルも含めテレビ出演など、あえて普通のバンドがしなかった部分にも挑んできましたから。やるからにはロックファン以外にも歌を響かせたいですし、それが各楽曲にも表れたのかも。

—— 本作もいろいろなタイプの曲がありますが、リズム隊も大変だったのでは?

小泉 ● 曲調もさまざまなんで、かなり鍛えられました(笑)。シンプルな曲にしても、シンプルなりにどう聴かせるか? をいろいろと考えたり。こんなに表現力を駆使して叩いたことないよってぐらい、どの曲も自分なりに凝って叩いてます。

飯田 ● 元々メロディの強いバンドですからね、KANA-BOONは。それを引き立たせるべく、楽曲を支える意識を持って弾きました。

古賀 ● 今回は以前にも増してリズム隊がしっかりしていたんで、バンド内でのギターの存在をいろいろと考えながら弾いてました。リズム隊や歌が前に行く時は、自分のギターはあえて引っ込んだり、その逆もあったし。

—— 歌はいかがでした?

谷口 ● 他がしっかりしてきた分、自由度は高くなりましたね。これまでは、“歌で引っ張らないと!”との気持ちが強かったけど、そこに固執しなくなって伸び伸びと歌えました。

—— 歌詞はいろんな物語があるにせよ、どの曲も根底には自身を歌っているように映りました。

谷口 ● その辺り今回は多いと思います。新曲の歌詞を書いたのは、どれも11月に入ってからで(笑)。明日録音する歌詞を前日から書き始めたりと、もの凄く大変でした。1曲目の「タイムアウト」の“時間がない”って内容と雰囲気は、まさしくその時の僕の状況や心境です(笑)。「ターミナル」では自分とこのバンドについて歌ってるし。「愛にまみれて」は、頼る人も出来て、それを守りたいとも思い、自分を守るための強さが人を守るための強さに変わることが分かったんで、その辺りを書いてみたし…。歌詞もまさしく、この1年で僕が感じたこと乗り越えてきたことの集大成でもあるんです。

—— 歌詞に関しては、個で称されつつも、どの曲も"We"や"Us"を感じさせるものばかりですね。

谷口 ● 結果としてみんなの歌になるのが理想なので、その感想は凄く嬉しいです。一人について歌っていても、それが多くの一人ひとりに当てはまったり、自分のことを歌った歌が聴く人のものになったり、それが今はとても嬉しいです。

—— ラストに飛び出す新境地曲「パレード」には、まさに王道と頼もしさを感じました。

古賀 ● これこそ3月の武道館や大阪城ホールを意識して弾いた曲です。多くの人が集まった、広い会場で響き渡る歌…そんな楽曲がようやく作れたかなと。アルバムもこの曲のおかげで凄く締まるんですよね。

谷口 ● この曲は出来上がった時から最後に入れようと決めていました。凄くいい曲だし、これまでの11曲を完結させられる力を持ってるし。作品を通して各楽曲で、いろいろなところを回り、いろいろなものを見て、経験をして、考えてきたけど、最後は開放的でパーッとしたところに辿り着けたかなと。こういった曲を作りたかったし、Jポップにもロックにも響く音楽を目指してきましたが、ようやくそんな曲に辿り着けました。

—— 最後にタイトルの『TIME』に込めた想いを訊かせてください。

谷口 ● 時間をテーマにしたくて。前作『DOPPEL』に続いて、今回もちょっとひねろうかと思ってましたが、各曲この堂々さなら、タイトルもこれぐらいシンプルでハッキリしたものがいいだろうと。いろいろな時間帯の曲やいろいろな人の営みも含め、このタイトルにしました。

INTERVIEW & TEXT:KAZUHIRO"SCAO"IKEDA(LUCK'A Inc.) PHOTO:TAKASHI HIRANO

PROFILE

大阪府堺市出身の4人組ロックバンド。2012年4月“キューン20イヤーズオーディション”にて見事優勝し、ASIAN KUNGFUGENERATIONのオープニングアクトを務めたことで話題に。2013年4月、インディーズより『僕がCDを出したら』をリリース。同年9月シングル「盛者必衰の理、お断り」でメジャーデビュー。10月、1stアルバム『DOPPEL』を、2014年には4枚のシングルをリリースし、2015年1月、2ndアルバム『TIME』をリリース。春には日本武道館、大阪城ホールでのライヴも控えている。

HP:http://www.kanaboon.com/
HP:http://kanaboon.jp/

NEW RELEASE

TIME

  • J-POP
  • J-ロック/パンク

KANA-BOON

2015.01.21 ON SALE / 2015.02.07 RENTAL

初回生産限定盤(CD+DVD):
KSCL-2533 ¥3,700(税抜)

※DVDには、「KANA-BOON野外ワンマン ヨイサヨイサのただいまつり! in 泉大津フェニックス」 LIVE & 密着ドキュメントを収録

通常盤(CD):
KSCL-2535 ¥2,700(税抜)

収録曲

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曲名 アーティスト名 再生時間 音楽配信
1. タイムアウト KANA-BOON 楽曲詳細
2. LOL KANA-BOON 楽曲詳細
3. ターミナル KANA-BOON 楽曲詳細
4. 結晶星 KANA-BOON 楽曲詳細
5. クラクション KANA-BOON 楽曲詳細
6. フルドライブ KANA-BOON 楽曲詳細
7. 生きてゆく KANA-BOON 楽曲詳細
8. スコールスコール KANA-BOON 楽曲詳細
9. 愛にまみれて KANA-BOON 楽曲詳細
10. シルエット KANA-BOON 楽曲詳細
11. スノーグローブ KANA-BOON 楽曲詳細
12. パレード KANA-BOON 楽曲詳細

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TOUR INFO

KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015~クアトロだってばよ!編~

2月23日(月)梅田クラブクアトロ
2月24日(火)名古屋クラブクアトロ
2月26日(木)渋谷クラブクアトロ

KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015~夢のアリーナ編~

3月23日(月)大阪城ホール
3月31日(火)日本武道館

KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015~全国とぅるとぅる編~

4月4日(土)新潟LOTS
4月5日(日)金沢 EIGHT HALL
4月8日(水)・9日(木)仙台Rensa
4月18日(土)秋田 SWINDLE
4月19日(日)盛岡CHANGE WAVE
4月23日(木)高松 オリーブホール
4月25日(土)広島 BLUE LIVE
4月26日(日)岡山 CLAZYMAMA KINGDOM
4月29日(水)鹿児島 CAPARVO HALL
5月7日(木)・8日(金)Zepp Nagoya
5月10日(日)Zepp Fukuoka
5月12日(火)なんばHatch
5月17日(日)Zepp Sapporo
5月21日(木)Zepp Tokyo

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その他の注目情報