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[Alexandros]

珠玉の14曲を収録
細部にまでこだわり抜いた自信作が完成

[Alexandros]からニューアルバム『ALXD』が届けられた。バンド名を思わせる作品タイトル同様、“これが現行の、そしてこれからの俺たちだ!!”とのアイデンティティやアティテュードが漲っているかのような本作は、まさに世界照準。ライヴロックバンド然としたフィジカルさと、作品的構築感やトリッキーさが同居した珠玉の逸品だ!

INTERVIEW

4人がかっこいいと思うものをみんなに伝える
その先に世界が待っていたら嬉しい

—— 最新の自分たちを魅せつけたかのような独尊さを、このニューアルバムからは感じました。

川上洋平(Vo&G) ● 自分たちでも今の[Alexandros]の名刺代わりの作品となったとの自負は持っていて。これまでを踏まえつつ、現在、そしてこれからを詰め込めたと思ってます。

白井眞輝(G) ● まちがいなく名刺代わりとなる1枚になりました。ここから聴き始めても、絶対に好きになってもらえる自信もあるし。

磯部寛之(B&Cho) ● 自分たちの強みを分かりやすく世の中に提示出来た作品になったかなと。洋平が作ってくる曲は、基本キャッチーでメロディアス、且つ強いんで、まずはその部分を今回はより多く、そして幅広い人たちにも伝えたくて。これまで以上に、その辺りを強く意識しましたね。

庄村聡泰(Dr) ● 自分たちの音楽性の振り幅やバランスが上手く表せた作品になりましたね。突っ込んでるところは突っ込んで、雄大なところは雄大で…と、その対極もしっかり出せてるし。ドラムにしても、あえてリズムキープに徹した曲もあれば、ひたすら叩き散らかした曲もありますからね。

—— あとは、あえてロックバンド然と勝負してきたところにもアイデンティティ的なものを感じました。ライヴ感がある上に構築感もキチンとある、その両立がいかにも[Alexandros]らしいなと。

庄村 ● ロックバンドっぽい、肉体的なアルバムになったと自分でも感じていて。おかげさまで、いい音で、いい環境で伸び伸びと叩くことが出来たんで、それが各曲にも表れたんでしょう。ドラムに関しても、ライヴがどう、作品がどうとか意識せず叩きましたから。

川上 ● その辺りは今回、セッションで作った曲が多いというのにも関係しているかも。即興っぽさやインプロ部分なんて、まさにそれの表れですから。

—— そのセッションで作ったのには何か理由が?

川上 ● シングル曲が割と構築して作っていたんで、逆にアルバムの曲は、セッションで作った方が楽しいだろうし、偶然性も生まれるんじゃないかと。セッションの良さって、意外性や予想以上のものが生まれたり、浮かんだりするところですからね。逆にセッションで作った曲たちは、ほとんど頭を使ってないかも(笑)。

磯部 ● 結果、フィジカルの強さがより表れた作品になりましたよね。ウワモノに関しても前作アルバムを経たからこその起用も幾つかあったし。分量もキチンと考えながら導入しましたから。

—— ヘッドホンで聴くとその辺り非常に面白いです。

磯部 ● 音作りや音に関しては非常にこだわりました。あと、聴こえ方や伝わり方にも。洋平のマイクもそうだし、マー君(白井)のギターやアンプの組み合わせ、僕の場合だと録り音もだけど、ミックスでのローの出し方や、録る際の弾き方にもこだわったし…。

白井 ● 今回はそれこそ、プリプロの段階から、“このバンドかっこいいな”“世界照準と言っても過言ではない”“そんなバンドのギタリストなんだ、俺は…”、時折そんなことを思いながら弾いてましたから(笑)。“今のこの4人なら、どこで、何を、どう録ってもカッコイイものが出来る!!”そんな自信が常にありました。

—— 中にはトリッキーな面も見受けられますが、どれもスムーズで、幾何学的に感じなかったのも不思議でした。高等なことをやっているのに奇をてらっているように聴こえない、とでも言うか…。

川上● それもメロディをより大切にした結果でしょう。それが4人全員の意識として本作では常にありましたから。これまではアレンジとメロディの比重が半々だったのに対し、今回はメロディの割合を高くしたんです。そこから各人がいい意味で自身のエゴを交えた、そんな楽曲たちかなと。その辺りが、色々と詰め込んでいる割には、聴き易く、滑らかに感じた要因なんじゃないかな。

—— あと、これだけぎっしりいろいろな要素やアイデアを詰め込みつつ14曲で60分に収めたのも凄い。

白井 ● まさに珠玉の楽曲たちです(笑)。その辺りは今回、レコーディングの期間が長くあったんで、一旦寝かせて、それを経て作れたのも大きいんです。勢いで一度ガーッと作ってみて、それをあえて時間を置いて客観視を交え再度作り直した。その賜物ですね。

川上 ● なので作り始めと完成では全く違った曲になったものもありましたよ。その一旦寝かせて、俯瞰性や客観性を交えて再度、改めて取り組んだことが、より良いもの、大切なもの、大事なもの、残すべきもの、捨てるべきものの取捨選択に繋がりましたから。

庄村 ● レコーディングもですけどミックスやマスタリングなど、磨きの作業にもかなり時間を費やしましたからね、今回は。トリッキーだけど聴き易い、力強くもあるけど繊細でもある、まさにそんな作品かなと。

—— 世界を視野に入れた作品意識も本作からは感じ取れます。

川上 ● 逆にそこは無意識でした。と言うのも、僕たち日本の音楽も好きだけど、それ以上に海外の音楽が好きですから。そこから多大な影響を受けてきたし。なので、あえて海外向けを意識せずとも、自分たちがいいと思うものを作れば、それは自然と日本以外の国でも伝わると信じていて。自分たちを崩してまで迎合したくないし…。4人がかっこいいと思うものをみんなに伝える。その先に世界が待っていたら嬉しいって感覚なんです。それが僕たちが音楽をやっている、楽曲を作っている意味や目標でもあるし。

磯部 ● そのアティテュードは昔から全く変わってませんよ。逆にこの2年、海外でのライヴを経たりして、より自分たちの中で明確になってきているところでもある。その辺りは自然と音や態度にも滲み出てくるものでしょうからね。

—— 今、日本が海外に進出するとなると、アイドルやアニメなどのサブカル経由が多い中、[Alexandros]は、それらに頼らずとも世界で勝負できる気がします。

川上 ● 嬉しいですね。狙っているのはそこで。別に自分たちからジャパンカルチャーをアピールしなくても、俺らはやはり日本人なので、やっている中にも自然と日本人らしさが滲み出てると思うんです。サムライ魂やコブシ、ワビサビや渋みなど。自分たちが大事にしていて、且つ大切にしていることは、やはり自分たちがやりたいことをやるってことで。ロックってそういうものでしょうから。

—— 加えて今回は、英語詞と日本語詞を融合させつつ、それらをスムーズに韻を踏ませたり、フローさせているところにも、高い世界照準性を感じました。

川上 ● 都度、メロディに合う言葉や言語を選びましたからね。本来、全部英語詞でも良かった曲も日本語詞の方が合うと思える箇所は日本語詞を交えたり、その逆もあったり。あとは歌詞も詰め込んではいますが、逆に行間や余白も大事にしていて。なので今回も歌詞は、“7割ぐらい伝わればOK”の意識で書きました。あとは聴き手が感じたこと、思ったこと、浮かんだことを交えて一緒に完成させてくれればいいんです。聴き手の想像が加わって、楽曲が額面以上のものに昇華されていく、それが音楽のいいところでしょうから。100%伝えちゃうと、それはもう歌詞じゃなくて、意見書や論文ですよ(笑)。あと、歌詞だけでなくサウンドやメロディにしても、きちんと僕ら特有の軽さやユーモアも交えてます。

—— 分かります。かなり詰め込まれ、濃密な割には軽やかで、飽きずに何度もリピートしちゃいました。

川上 ● 狙いです(笑)。とにかく14曲も入っているんで、聴き飽きさせない、いつの間にか終わってリピートで繰り返し何度でも聴ける。そんなアルバムにしたくて。曲順はもとより、曲間や随所に入れている音も含め、かなり細部までこだわって作りました。

—— ではその辺りの“珠玉感”から本作のタイトルが?

川上 ● いや、これは仮タイトルをそのまま付けただけで(笑)。だけど結果、名刺代わりの1枚にもなったんで、ピッタリだったなと。結局、これ以外のタイトルも思い浮かばなかったし。作品内容的にもこれからの自分たちを表せたし。(『ALXD』の)XDは「(笑)」って意味もあるんで、先の改名騒動などを笑い飛ばす意味も込めて、仮タイのまま行きました。もうこうなったら、本作とともに世界に向けて大笑いしてやりますよ(笑)。

INTERVIEW&TEXT:KAZUHIRO “SCAO” IKEDA(LUCK'A Inc.)
PHOTO:TAKASHI HIRANO PLACE:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI

NEW RELEASE

ALXD

  • NOW ON SALE
  • J-POP
  • J-ロック/パンク

07.04 RENTAL
ユニバーサル ミュージック

初回盤(CD+DVD)
UPCH-7021 ¥3,800(税抜)

  • DVDには、“This Summer Festival 2014”から「12/20 Zepp Tokyo LIVE映像7曲&副音声」と、「ALXDセルフライナーノーツ座談会」の計71分を収録。

通常盤(CD)
UPCH-2036 ¥3,000(税抜)

アナログ盤(完全生産限定2枚組)
UPJH-9012〜3 ¥4,000(税抜)

  • アナログ盤は、7月15日リリース。

収録曲

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曲名 アーティスト名 再生時間 音楽配信
1. ワタリドリ [Alexandros] 00:04:08
2. Boo! [Alexandros] 00:04:33
3. ワンテンポ遅れたMonster ain’t dead [Alexandros]([Champagne]) 00:03:18
4. Famous Day [Alexandros] 00:03:17
5. Adventure [Alexandros] 00:04:31
6. can’t explain [Alexandros]([Champagne]) 00:03:01
7. Buzz Off (Interlude) [Alexandros]([Champagne]) 00:01:13
8. Oblivion [Alexandros] 00:03:38
9. Leaving Grapefruits [Alexandros] 00:04:11
10. Dracula La [Alexandros] 00:03:34
11. Droshky! [Alexandros] 00:04:03
12. Dog 3 [Alexandros] 00:04:01
13. Run Away [Alexandros] 00:04:29
14. Coming Summer [Alexandros] 00:05:58

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TSUTAYA 予約/購入特典(抽選)

[Alexandros]×ツタロックスペシャルLIVE ご招待

日時:2015年9月1日(火)
会場:都内某所

  • 抽選特典の詳細は対象商品をお買い上げの際に先着でお渡しする応募ハガキをご覧ください。

LIVE INFO

Premium V.I.P. Party

7月17日(金)日本武道館

[Alexandros] TOUR 2015 “ご馳走にありつかせて頂きます”

10月9日(金)横浜BAYHALL
10月17日(土)富山MAIRO
10月18日(日)金沢EIGHT HALL
10月25日(日)静岡SOUND SHOWER ark
10月31日(土)広島BLUE LIVE
11月1日(日)岡山CRAZYMAMA KINGDOM
11月3日(火・祝)高松OLIVE HALL
11月7日(土)・8日(日)新潟LOTS
11月12日(木)・13日(金)仙台Rensa
11月15日(日)Zepp Sapporo
11月19日(木)・20日(金)Zepp Nagoya
11月23日(月・祝)Zepp Fukuoka
11月25日(水)・26日(木)Zepp Namba
12月5日(土)沖縄ナムラホール
12月19日(土)幕張メッセ国際展示場

PROFILE

2007年始動。2010年1月1stアルバム『Where's My Potato?』をリリース。瞬く間に全国に知れ渡り品切れ店が続出、驚くべき現象を起こす。2014年3月、現在の[Alexandros]に改名。2015年、ユニバーサルミュージックとグローバル契約を結び、同年3月、W両A面シングル「ワタリドリ/DraculaLa」をリリース。6月には約2年ぶりとなるフルアルバム『ALXD』をリリース。7月には2度目の日本武道館単独公演、秋からはアルバムリリースツアーを予定。大物海外アーティストとの共演も多々有り、これまでに5枚のアルバム、10枚のシングルをリリースしている。

HP:https://alexandros.jp/

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