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AI

 

ネクストステージに向けた集大成
オールタイムベストが完成

デビュー15周年を迎えたAIがベストアルバム『THE BEST』をリリース。「Story」「ハピネス」など珠玉の名曲を18曲も収録した豪華な一枚だ。AIのソウルフルな歌声とポジティブなメッセージに改めて心揺さぶられることだろう。

COLUMN

オールタイムベストアルバム『THE BEST』
刺激的かつハートフルなナンバーが18曲

90年代後半に勃発し、雨後の筍の如く“R&Bディーヴァ”が登場した“ジャパニーズR&Bブーム”。そのブームが一段落した2000年にシングル「Cry,just Cry」でデビューしたAIは、デビュー当初こそ“ディーヴァ”の1人ととらえられがちではあったが、しかしアメリカの名門ヒップホップレーベル、デフ・ジャムの日本支部「デフ・ジャム・ジャパン」(現在は消滅)の第1弾女性アーティストに抜擢されるなど(2003年)、その才能は明らかに“ディーヴァ”のなかでも突出したものがあった。ほどなくして実力は世間にも知られることとなり、シングル「Story」(2005年)の大ヒット(500万ダウンロード超え!)や、同曲を携えてのNHK紅白歌合戦出場、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画『おくりびと』のイメージソング「おくりびと」(2008年/作曲編曲は久石譲!)のリリース、2010年南アフリカW杯公式キャンペーンソング「K'NAAN with AI/Wavin' Flag- Coca-Cola(R) Celeblation Mix」への参加、ベストアルバム『BEST A.I.』(2009年)のオリコン1位、5年連続コカ・コーラのクリスマスキャンペーンソングに起用されることが決まったシングル「ハピネス」(2011年)のロングヒットなど、その活躍は枚挙に暇なしだ。ソウルネスとブラックネスを携えた“本物”の歌唱力や、ジャネット・ジャクソン「ゴー・ディープ」のPVにダンサーとして出演したという逸話を持つ本場仕込みのダンススキルは他のシンガーを圧倒するものであるし、時折披露するラップもお手の物。変化を恐れることなく、最先端のサウンドに果敢に挑戦する姿勢も本当に格好良いし、安室奈美恵、EXILE ATSUSHIといった日本のトップスターから、スヌープ・ドッグ、チャカ・カーンなど、海外の超ビッグアーティストまで、数多くのコラボレイトを敢行しているところもまた刺激的である…と、彼女の魅力を挙げれば切りがないが、なによりあの明るく屈託のない性格(プライベートもテレビで見せるあの姿そのまんまだ!)と、その性格だからこそ生まれる前向きで真摯な歌詞が彼女の最大の武器であり魅力であろう。「一人じゃないから 私がキミを守るから」と、孤独に打ち震えそうになる心を癒してくれる「Story」の歌詞や、聴く人を励ましハッピーにしてくれる「ハピネス」の歌詞に勇気をもらった人は数多くいるだろうし、だからこそヒットとなったのは言うまでもないところだ(もちろん、それはAIの情感豊かなヴォーカルあってこそではあるが)。デビューから15年、AIは作品を出すごとにさまざまなチャレンジをし、進化を遂げてきたが、聴く人を励ますメッセージを届けるという姿勢は一貫してブレることがないし、今後も変わることはないだろう。それが、AIなのである。

デビュー15周年を祝してリリースされるオールタイムベストアルバム『THE BEST』は、そんなAIの刺激的かつハートフルなナンバーがたっぷり18曲も収録されたスペシャルな一枚となっている。古くからのファンが楽しめるのはもちろんのこと、「この曲、どこかで聴いたことがある!」というナンバーが多数収録されているので、AI初心者にとってもうってつけの一枚だ。また、既報通り、AIは8月に第一子となる女の子を出産しており、よって本作は産後最初のリリース作品であると同時に、産前の曲のみが収録された最後の作品でもある(今後は産後=ママとなったAIの楽曲を我々は聴くことになるのだ!)。ただのベスト盤というだけでなく、非常にエポックメイキングでエクスクルーシブな一枚なのである。

中身を見ていこう。先述した「Story」「ハピネス」などの代表曲はもちろんのこと、ライヴでの大合唱が定番となっているハートウォームなミディアムチューン「My Friend」(2003年)や、フジテレビ系ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』の主題歌に起用され、自身最高位となるオリコン2位を記録した「Believe」(2006年)といった過去の名曲から、TBS金曜ドラマ『夜行観覧車』の主題歌となった緊迫感漲る「VOICE」(2013年)、マレーシア生まれ、オーストラリア出身のシンガー、シェネルをフィーチャーした、映画『グランド・マスター』日本版イメージソング「After The Storm feat.シェネル」(2013年)、アカデミー賞長編アニメーション賞受賞映画『ベイマックス』の日本版エンドソングに起用された「Story(English Version)」(2014年)といった近年のナンバーまで、この15年の間に生み出された名曲をまんべんなく収録。2大スター同士の共演に興奮を禁じ得ない安室奈美恵参加の「FAKE feat.安室奈美恵」や、盟友・加藤ミリヤと女性の裏腹な想いを歌った「STRONGER feat.加藤ミリヤ」といった豪華コラボレーションナンバーも本作のトピックだし、当時アメリカのメインストリームR&Bにおいて主流であったエレクトロを大胆に起用した「INDEPENDENT WOMAN」もAIの新たな魅力に気づかされる1曲だ。これら豪華シングル/タイアップ曲がひしめくなかにおいて、唯一シングルでもタイアップ曲でもない楽曲が収録されていて、それが10thアルバム『MORIAGARO』(2013年)収録の「HANABI」。「悩み事も全部花火のように打ち上げよう!」と歌ったアップリフティングなナンバーで、AIらしい前向きなメッセージに励まされる1曲だ。AIもこの曲に強い思い入れがあって収録したのだろうし、その背景を思いながら聴くと、歌詞が一層心に沁みわたってくるようである。

来年5月から初の全国ベストツアースタート
パワーアップしたAIの第2章が幕を開ける

本作を引っさげて、来年5月からはキャリア初となる全国ベストツアー“THE BEST TOUR”が行われる。前半戦だけでも全国27公演となるロングツアーだが、色褪せない名曲群をAIの生の歌声で聴くことができるこの機会を、ファンなら決して逃すわけにはいかないだろう。母となってますますパワーアップした姿が見られることにも今からワクワクしてしまう。

TEXT:MAKI KAWAGUCHI

NEW RELEASE

THE BEST

  • NOW ON SALE
  • J-POP

12.12 RENTAL
ユニバーサル ミュージック
UPCH-20409 2,700円(税抜)

収録曲

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曲名 アーティスト名 再生時間 音楽配信
1. ハピネス AI 00:04:14
2. VOICE AI 00:05:12
3. ママへ AI 00:03:58
4. INDEPENDENT WOMAN AI 00:03:05
5. Wavin’ Flag -Coca-Cola Celebration Mix -Version AI- AI 00:03:50
6. YOU ARE MY STAR AI 00:04:40
7. One Love AI 00:04:14
8. Letter In The Sky feat.The Jacksons AI 00:04:44
9. I’ll Remember You AI 00:04:00
10. After The Storm feat.シェネル AI 00:03:38
11. STRONGER feat.加藤ミリヤ AI 00:05:02
12. FAKE feat.安室奈美恵 AI 00:04:14
13. sogood AI 00:03:18
14. HANABI AI 00:04:00
15. My Friend AI 00:04:24
16. Believe AI 00:04:33
17. Story AI 00:04:52
18. Story (English Version) AI 00:04:48

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TOUR INFO

THE BEST TOUR

【2016年】
5月7日(土)ハーモニーホール座間 大ホール
5月11日(水)群馬音楽センター
5月14日(土)仙台サンプラザホール
5月15日(日)郡山市民文化センター 大ホール
5月20日(金)静岡市民文化会館 大ホール
5月22日(日)沼津市民文化センター 大ホール
5月28日(土)市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)
5月29日(日)福岡サンパレス
5月31日(火)長崎ブリックホール
6月5日(日)東京国際フォーラムホールA
6月9日(木)大分iichikoグランシアタ
6月10日(金)宮崎市民文化ホール
6月12日(日)鹿児島市民文化ホール第一
6月18日(土)神戸国際会館こくさいホール
6月19日(日)なら100年会館
6月25日(土)愛知県芸術劇場 大ホール
6月27日(月)栃木県総合文化センター メインホール
6月29日(水)茨城県立県民文化センター
7月2日(土)石川・本多の森ホール
7月3日(日)まつもと市民芸術館
7月9日(土)倉敷市民会館
7月10日(日)広島・上野学園ホール
7月15日(金)盛岡市民文化ホール
7月16日(土)リンクステーションホール青森(青森市文化会館)
7月18日(月・祝)札幌・ニトリ文化ホール
7月23日(土)・24日(日)大阪・フェスティバルホール
※ツアー前半のスケジュールです。ツアー後半の詳細は、公式サイトをご確認ください。

PROFILE

1981年LA生まれ。3歳の時に鹿児島に移り、中学卒業後、単身再渡米。本場の歌とダンスを本格的に学ぶ。1999年に帰国し、翌年シングル「Cry, just Cry」でデビュー。以後、現在までに10枚のオリジナルアルバムをリリース。確かな歌唱力の持ち主であると同時に、明るいキャラクターでお茶の間でも人気の、日本を代表するシンガーである。

HP:http://AImusic.tv/
Facebook:http://www.facebook.com/AI
Twitter:@micaholic1981
Instagram:@officialai
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