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エクストリーム・メタル_アレコレ雑記(2018年5月)

SEPULTURAが2001年のBeastFeast以来実に17年ぶりに来日する→5月23日(水)@duo MUSIC EXCHANGE。現在のメンバーはアドンレアス・キッサー(Gu)デリック・グリーン(Vo)、パウロJr(Ba)、エロイ・カサグランデ(Ds)。バンド創設者はマックス・カヴァレラ(96年に脱退)とイゴール・カヴァレラ(06年に脱退)。 (激音くん)

ハードロック/ヘヴィーメタル

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スラッシュメタル史に残る名盤

スラッシュメタルの名盤として今でも語り継がれている彼らの4thアルバムからリードトラックの「ARISE」。リフ、スピード、アグレッション全てが完璧。英語を母国語とせず、ギターのチューニングも知らなかったブラジルの片田舎の悪ガキどもがブラックメタルのコピー品のようなはじめてのアルバムを作ったのが86年。91年にこの名曲を作り上げるまでたったの5年という驚異的な成長、、。今や欧米以外のメタルバンドがワールドワイドで活躍するのは全く珍しくないがその扉はSEPULTURAが裸一貫でこじ開けたと言っても過言ではないだろう。UNDER A PALE SKY  WE SHALL ARISE!!!!

ARISE

ARISE SEPULTURA

  1. アライズ試聴
  2. デッド・エンブリオニック・セルズ試聴
  3. デスパレイト・クライ試聴
  4. マーダー試聴
  5. サブトラクション試聴
  6. オルタード・ステイト試聴
  7. アンダー・シージ(レニュム・イレ)試聴
  8. ミーニングレス・ムーヴメンツ試聴
  9. インフェクテッド・ヴォイス試聴
  10. オーガズマトロン試聴
  11. イントロ(ボーナス・トラック)試聴
  12. C.I.U.(クリミナルズ・イン・ユニフォーム)(ボーナス・トラック)試聴
  13. デスパレイト・クライ(スコット・バーンズ・ミックス)(ボーナス・トラック)試聴

オリジナリティの確立への大きな一歩

スラッシュメタルという既存のジャンルでの完成系を提示したのが前作ならば5thアルバム「CAHOS A.D.」はSEPULTURAが誰の模倣でもない自己を模索しはじめた作品と言えるだろう。全体的なスピードはグッと抑えられたが緩急のメリハリがついた事により疾走パートでの体感速度はかえって速く感じる事も。腐敗政治や社会悪に中指を突きたてる歌詞や、NYHCの雄BIOHAZARDのエヴァンやDEAD KENNEDYSのジェロ・ビアフラとコラボするなどハードコア・パンクとの距離を近づけてみせたのもここからだ。リードトラック「Refuse/Resist」を紹介。

CAHOS A.D. / SEPULTURA

CAHOS A.D. SEPULTURA

    魂から湧き出るヘヴィネスへの到達

    6THアルバム。前作でも片鱗をみせていた「自己の確立」というテーマが完全に結実した名作。自身の母国ブラジル、つまりルーツと向き合い深堀したことにより誰にも真似できないエクストリームミュージックをおったてたのだ。いわゆるメタル然としたギターソロは皆無。ソロパートはヒステリック&ノイジーなギターの雄叫びへと変貌。ヴォーカルは凡百のデスメタルバンドが逃げ出す臨界レベルの魂の咆哮に到達。個人的にマックス・カヴァレラの「声」で一番好きなのもこの時期だ。イゴールのドラミングは重度(獣度)と手数を兼ね備えた最強モードに。各メンバーの技術・精神性が最も高いレベルで融合した奇跡の1枚と言えるだろう。当時KORNの2枚のアルバムを手がけたプロデューサー ロス・ロビンソンにいち早く目をつけている点にも注目。1年後にLimp Bizkitをそして99年にはSlipKnotのデビューアルバムを手がけることになる人物である。マックスはこの作品を最後に脱退。ガキの頃に学校をサボって弟のイゴールと一緒にベッドルームで飛び跳ねながらメタルを聞き漁って作り上げた自身のバンドを不本意な形で去ることになる。

    ROOTS / SEPULTURA

    ROOTS SEPULTURA

      新生セパルトゥラ

      バンド創設者マックスが脱退。存続すら危ぶまれたがバンドは新ヴォーカリスト デリック・グリーンを加入させ前進を止めなかった。当時複雑な気持ちがなかったといったら嘘になるが「AGAINST」「CHOKE」、当時メタリカのジェイソン・ニューステッドと共演した「HATRED ASIDE」、母国の盟友R.D.P.が参加した「REZA」といった楽曲群は素直に「かっこいいいじゃねえかコノヤロウ!」と認めざるをえなかった。日本の和太鼓集団・鼓童と共演した「KAMAITACHI」なんて今でも毎週聴いてしまうくらいである。とはいえスクリーム一発で場を掌握してしまうカリスマ・マックスの脱退は間違いなくバンドの求心力低下を招き、またバンド自身もオズフェストの参加を断るなどこれまでのメジャー的な動きを避けた事もありバンドは新たなフェーズに入るのであった。

      AGAINST / SEPULTURA

      AGAINST SEPULTURA

        過渡期の佳作

        ここで正直に告白をしなければならない。「AGAINST」以降のSEPULTURAは2~3年間隔でコンスタントに作品を発表している。しているが激音くんの「心の記憶」の残っている楽曲は限りなくゼロである。いや、数ヶ月ぶりに聴き直す度に「いい曲もあるじゃん」と思う事はあるのだ。だが記憶に残らない。これは年のせいだけではないはずだ。おそらく普通のバンドならば及第点以上の曲ばかりだ。だが90年代にエッジの利きまくった作品を発表しまくっていたのを知る身としてはどうしても「こんなもんじゃないだろ」と思ってしまう。2006年にイゴール・カヴァレラが脱退するとその流れは一層強まる。そんな中で今回改めて聴いて良かった1曲をご紹介。

        Dante XXI / SEPULTURA

        Dante XXI SEPULTURA

          30年目の名作

          そんな訳でもはや「脇目」で見る存在になってしまったSEPULTURAが2017年に発表した14THにして目下の最新作となるアルバム「MachineMessiah」。これが実に良い。まさに「質実剛健」でこれまで長いキャリアでバンドが培ってきた要素と現代性が絶妙のバランスで成り立っている。2011年に加入したドラム エロイ・カサグランデとのケミストリーの良さや、13年発表の13THアルバムで久々にロス・ロビンソンと一緒に組んだ事が功を奏したように思う。自分たちの満足感だけでなく「どう聴き手に届くか」を意識した作りになっている。スラッシュ、モダンへヴィネス、ジャンルレスに自分たちのやりたいようにやる時代を経てSEPULTURAがこの境地に辿り着いたのだとしたらこんなに素敵な事はない。アルバムのアートワークも「ARISE」を彷彿とさせる構図で古参ファンをニヤリとさせる仕掛けも。などと思っていた所で今回の17年ぶりの来日決定である。これが興奮しないでいられようか!

          MachineMessiah / SEPULTURA

          MachineMessiah SEPULTURA

            黎明期。目覚め(ARISE)の時は近い、、!

            ここからは23日のライブでやってくれたら嬉しい(多分やらない)初期の楽曲を紹介。「BENEATH THE REMAINS」はやると思うけどね。

            BENEATH THE REMAINS / SEPULTURA

            BENEATH THE REMAINS SEPULTURA

              イーヴルな初期楽曲!!

              85年のデビューEPより。この独特のグルーヴ、好きなんだよなあ。さて、当日SEPULTURAは何を演ってくれるでしょう。会場でお会いしましょう!

              Bestial Devastation / SEPULTURA

              Bestial Devastation SEPULTURA

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