【賛否両論】アニメ版第2期『艦これ』の展開どうなる

『艦隊これくしょん -艦これ-』(C)2014 「艦これ」連合艦隊司令部

『艦隊これくしょん -艦これ-』
(C)2014 「艦これ」連合艦隊司令部

アニメ版「艦これ」 気になる第2期の展開は?

日本の旧帝国海軍の軍艦をモチーフとした美少女キャラクターが活躍する大人気ブラウザゲーム艦隊これくしょん-艦これ-。この春にはアニメ版が放送され、最終回で早くも続編の製作決定がアナウンスされた。

しかしこのアニメ版「艦これ」、そのストーリー展開にファンの間でも賛否両論が巻き起こっている。

「アニメは無かったことにしよう」「構成を全面的に見直したほうがいい」という、厳しい声も上がっているのだ。そうした批判が向けられているのは、主に次のようなポイントだ。

「シリアスなバトル要素とギャグ要素のアンバランス」「不可解すぎる提督の行動」「登場キャラクターの突然の轟沈」。こんな指摘がされており、全体的にエピソード間の温度差が激しすぎるとの声か多い。

当然、アニメ2期の製作に当たってはスタッフもこうした批判の声に耳を傾けると思われるが、いったいどういった課題が残されているだろうか。

シリアス要素はなぜ必要だったのか

ゲームのほうではキャラクターを「絶対に沈ませない」ことをポリシーにプレイしているユーザーも多いだけに、第3話で駆逐艦「如月」が突如として轟沈した際には一部の視聴者から凄まじい反発が巻き起こった。

如月好きのファンはもちろんのこと、容赦なく轟沈が起こる世界観が採用されたことで「自分の好きなキャラクターがいつ沈むかわからない」緊張を全視聴者に強いることになったのである。

その一方、直後の第4話でギャグ要素がふんだんに織り込まれていたこともあって、「どういうスタンスでこの作品と向き合えばよいのか」という困惑を巻き起こした点が、アニメ放送序盤にして多くの批判が巻き起こった原因ではなかっただろうか。実際、「神回」とも評されている第6話はキャラクターが海軍カレーを作るだけの「ほのぼの日常系」エピソード。実際にこの回の放送直後にはネットの関連掲示板に「こういう話だけでよかったのに」という声も多く寄せられていた。

こうした「不安なく見られるエピソード」がある一方で、ミッドウェー海戦をモチーフとしたMI作戦に向け再び物語の緊張感は高まっていく。だが、なぜこのような硬軟織り交ぜる構成となったのだろうか。

そこで考えたいのが「艦これ」産みの親である田中謙介プロデューサーが「艦これ」製作の動機について度々メディアに答えている「ゲームやキャラクターを通して艦の悲しい歴史を知って欲しかった」とのコメント。戦いの日々の中でも送られる日常があったこと、何の前触れもなく散ることもある戦争の理不尽。そうした歴史を忠実に描こうとしたからこそ、視聴者を不安にさせたあのアンバランスが生まれたのではないだろうか。

残った「謎」は第2期で明かされるか

とはいえ、続編の製作が早期に決まっていたことを考慮すると、様々な疑問点は第2期への伏線としてあえて不可解なまま残されたとも考えられる。もし第2期で残された謎への種明かしがなされるとすれば、第1期のその後を描くだけではなく、別の鎮守府に舞台を移す可能性も充分にあり得る。

実際に1期7話では別鎮守府から翔鳳らの別働隊が出撃しており、同じ世界に複数の鎮守府が存在することは明らかになっている。第1期未登場の潜水艦を始め、「より多くのキャラクターを登場させて欲しい」というニーズに応える意味でも、別の視点を採用することでアニメ版の世界観の全体像を呈示する意味でも、舞台の変更は理にかなっていると言える。そして終盤へ向け「両鎮守府の合同作戦へ」という構成も、なかなか熱い展開かもしれない。

Blu-rayも続々とリリースされているアニメ版『艦これ』。第2期への「伏線」探しのための鑑賞というのも、ひとつの楽しみ方かもしれない。

(文:小林三笠)

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