映画『真夜中の五分前』行定勲監督、「いつかエビ釣りのシーンを使いたい」

行定勲監督

行定勲監督

行定勲監督がオール上海ロケで撮影に挑んだ映画『真夜中の五分前』。原作は、本多孝好のベストセラー恋愛小説『真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A/side-B』。美しい双子の姉に恋をした日本人青年(三浦春馬)が迷い込んだ不可思議な愛の世界を描く、ロマンティックなミステリー。現在台北で開催中の金馬影展での本作上映に伴い、行定勲監督が記者会見に出席した。

キャスティングについて聞かれると、チャン・シャオチュアンについては「中国サイドから提案される前に『花蓮の夏』を見てに関心を持っていた』と切り出し、「最初は物静かで消極的にも見えたけど、撮影を重ねていくうちに色々な表現が出てきたので、僕にとってとても好ましいタイプだった」とコメント。一方、面接で決定したリウ・シーシーについては「とてもナチュラルに演技をする女優で、日本にはいない自然体で心情を表現する人、とてもやりやすかった」と語っている。そして、全編自ら中国語の台詞をこなしている三浦春馬を「たいへんな努力家」と評した。

海外撮影の理由を「今の日本では観客に見方を委ねるような作品を撮るのが難しくなっている」と述べ、習慣の違いからくる海外ならではの苦労話も披露。実はこの作品の舞台は台湾にしたかったことも明かし、「台湾バージョンではデートでエビ釣りのシーンを書いていて。いつか別の作品でぜひエビ釣りのシーンを使いたいと思っていて…」と話すと台湾の記者たちからは笑いが起こった。なお、なぜエビ釣りか?というのは、行定監督が台湾に来て興味を持ったことが反映されているとのことである。


映画『真夜中の五分前』
12月27日(土)より全国ロードショー

監督:行定勲『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』『北の零年』『今度は愛妻家』『カメリア』『パレード』
『つやのよる』、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』
原作:本多孝好『真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A/side-B』(新潮文庫刊)
出演:三浦春馬(日本)、リウ・シーシー(中国)、チャン・シャオチュアン(台湾)

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