「劇場がコンサート会場に変わる瞬間を体験して」(松坂)―映画『マエストロ』完成披露試写会

映画『マエストロ』完成披露試写

第12回文化庁芸術祭で優秀賞を獲得したさそうあきらの漫画「マエストロ!」を、『毎日かあさん』などで知られる小林聖太郎が実写映画化。本作は、謎の指揮者と負け組楽団員が巻き起こす笑いと涙の本格的音楽エンタテインメントだ。2015年1月の公開を前に、12月2日(金)、都内で開催された完成披露試写会に、主演の松坂桃李とmiwa、共演の西田敏行と監督の小林聖太郎が登壇した。

日本の音楽映画に新しい風を吹かせにやってきました(松坂)

主演の松坂は「今日は日本の音楽映画に新しい風を吹かせにやってきました」と挨拶。フルート奏者を演じ、自身もミュージシャンでもあるmiwaが「こういう場は初めてなので緊張しています…」と言えば、それに続いた西田はすかさず「お忙しい中ありがとうございます。(今日いらした)皆さんはあまり忙しくないんですね」と笑わせ、会場の雰囲気を和やかにしていく。そして監督の小林は「Twitterを見たら、朝7時くらいから並んでくれていた方もいるみたいで、ありがとうございます」と恐縮しきり。

バイオリニスト役ながら全くバイオリンに無縁だった松坂は、この役を演じるにあたり1年前からバイオリンを練習したそう。「最初はその難しさが全く分からない状態だったので、“『耳をすませば』の天沢聖司みたいでカッコいいな”位のノリだった。でも、練習が始まるにつれてだんだん口数も減っていって、地獄の日々を過ごしました(笑)」と自身の苦労話を披露。「桃李君の集中力はすごいです。絶えずバイオリンを持ちながら指導を受けている姿は凄かった。この映画はありきたりの音楽映画ではないですよ」と共演の西田も続く。

  • 松坂桃李
  • miwa
  • 西田敏行
  • 小林聖太郎
  • 松坂桃李&miwa
  • 西田敏行&松坂桃李

紅白が2年連続出場決定したmiwaは「ここで言うのもアレですけど」と恐縮しつつ「紅白が決まって嬉しく思う」と喜びを語り、自身の役についても「フルートは初めてなので4ヵ月くらい練習しました。演技も初めてだったし、食堂のシーンではたくあんをとにかくたくさん食べました。もういいかな、ってくらい(笑)」とコメント。指揮者をやってみたいと思っていたという西田は「指揮者が見ている世界が知りたかった」ということでオファーを二つ返事で受けたという。

世界最高級のバイオリン“ストラデヴァリウス”が登場!

ここでトークが盛り上がる中、「今日は世界最高級のあるものをご用意させていただきました」とMCの振りで、推定11億円とも言われる世界最高級のバイオリン“ストラデヴァリウス”が登場。「よかったら音を出してみませんか?」と、厳重に警備された中バイオリンを託された松坂は一言「軽い!」と興奮気味にコメントしつつ、その華麗な音色を会場に響かせた。「バイオリンから出る振動がものすごい体全体に伝わる感じだし、弓も若干重みがある。自分の手で押さえていてもバイオリンに吸い寄せられる感覚」(松坂)とコメントすると、会場からは大きな拍手が。

世界最高級のバイオリン“ストラデヴァリウス”様が鎮座

緊張の面持ちながら、音色を響かせる松坂

最後に松坂は「血のにじむような思いで作り上げた作品。この劇場がコンサート会場に変わる瞬間を体験して帰っていただければと思います」と挨拶し、イベントを締めくくった。


映画『マエストロ』
2015年1月31日(土)全国ロードショー

原作:さそうあきら「マエストロ」(双葉社刊)漫画アクション連載
監督:小林聖太郎(『毎日かあさん』)
脚本:奥寺佐渡子(『八日目の蝉』)
出演:松坂桃李 miwa 古舘寛治 大石吾朗 濱田マリ 河井青葉 池田鉄洋 モロ師岡 村杉蝉之介 小林且弥 中村倫也 斉藤暁 嶋田久作/松重豊/西田敏行
指揮指導・指揮演技指導:佐渡裕
音楽:上野耕路
エンディングテーマ:辻井伸行「マエストロ!」(エイベックス・クラシックス)
配給:松竹、アスミック・エース
(C)2015『マエストロ!』製作委員会(C)さそうあきら/双葉社

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

さそうあきら

生年月日1961年2月9日(57歳)
星座みずがめ座
出生地兵庫県宝塚市

さそうあきらの関連作品一覧

関連サイト

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST