リドリー・スコット、高倉健さんとの思い出を語る

(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

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紀元前1300年前に人類が初めて経験したエピック・アドベンチャー。旧約聖書の「出エジプト記」に綴られたモーゼの英雄譚を、『グラディエーター』でアカデミー賞作品賞を受賞した巨匠リドリー・スコットが完全映画化。自身の作品として「過去最大の予算を投じた」と語るのが『エクソダス:神と王』だ。

本作の公開を記念し、現地時間の12月3日、ロンドン中心街のレスター・スクエアにてワールドプレミアが華やかに開催された。真紅のカーペットに、エジプト風の装飾が施され、おりからの寒波をものともしない熱気の中、リドリー・スコット監督や主演のクリスチャン・ベール、共演のジョエル・エドガートン、名優ベン・キングズレー、モーゼの妻を演じるマリア・バルベルデらが登場すると会場の熱気は最高潮に。

また、本プレミアと併せて行われたインタビューで、リドリー・スコット監督は1989年の「ブラック・レイン」で主役に起用した高倉健さんの思い出を次のように語った。


彼はいつも協力的で、そして周りに気を配る人だった。あるとき、僕はひどい風邪をひきながら、タバコをたくさん吸い続けていた時期があった。健さんはそんな僕に毎朝「タバコはやめた方がいい」と助言してくれた。風邪がもう6週間も続いていると知ると、「私がそれを治してみせる」と言って翌日には漢方薬を持ってきてくれたりした。その薬を飲んだ二日後にはすっきり治ってしまったのをよく覚えている。

その後も、何かとてもにおいのきつい魚、おそらくイワシだったと思うけど、そこから抽出したペレットが入った小さな箱を持ってきては、「これを飲めば風邪をひきにくくなる」と勧めてくれた。そういう気遣いをいつもしてくれる、とても素晴らしい人だった。

お互いにクリスマスカードを送ったり、毎年連絡を取りあう仲だった。『ブラック・レイン』の撮影の終わりに、彼から貰った編み細工の美しい籠(かご)は今でも大事にとってあるよ。それを見るたびに「ケン・タカクラ」を思い出すんだ。彼はとても優しくて寛大な人だった。右も左もわからなかった(東京、いや、)大阪に滞在していた僕たちにいつも親切に気持ちよく接してくれたことは今でも忘れられない。懐が深い人で、俳優としてもとても素晴らしい人だった。


映画『エクソダス:神と王』
2015年1月30日(金)TOHOシネマズ 日劇他全国ロードショー


監督:リドリー・スコット キャスト:クリスチャン・ベール / ジョエル・エドガートン / ベン・キングズレー / シガー二―・ウィーヴァー
配給:20世紀フォックス映画

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アーティスト情報

リドリー・スコット

生年月日1937年11月30日(80歳)
星座いて座
出生地

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