デヴィッド・エアー監督の『トレーニング・デイ』と最新作『フューリー』の共通点とは?

(C)Norman Licensing, LLC 2014

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“ブラッド・ピット最高傑作、本年度アカデミー(R)賞最有力作品”との謳い文句に違わぬ大ヒットを記録し、前哨戦となるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、2014年のトップ10作品に選出&5人のキャストに「アンサンブル演技賞」が贈られたことも話題の本作。オスカー(R)への期待が高まる中、2001年に同監督の脚本によってオスカー(R)を獲得した『トレーニング・デイ』と本作の共通点に注目してみた。

カリスマでありながら悪徳刑事を演じたデンゼル・ワシントンに二度目のオスカー(R)をもたらした『トレーニング・デイ』は、そのタイトルの通り、新人刑事の24時間の「訓練初日」の24時間を描いた異色作。一方、最新作『フューリー』は、1945年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線を描いた作品で、過酷な戦場の中で絆を築いていくチームの一日が描かれている。

今回、ブラッド・ピット演じるウォーダディーとローガン・ラーマン演じる新兵ノーマンの関係性と、倫理観・価値観を根本から覆すことで成長を促すという構図は、デヴィッド・エアーの真骨頂と言える。また、24時間に成長の過程を凝縮させていることも同様だ。さらに『トレーニング・デイ』は、L.A.の実際のギャングたちの協力を得て、徹底的なリアリティを追求して撮影されたことでも話題になったが、『フューリー』でも映画史上初となる実走可能なティーガー戦車を撮影、何百時間にも及ぶ米軍記録映像、膨大な資料を徹底的にリサーチするなどこちらの徹底振りも見逃せない。

アカデミー賞授賞式は2015年2月22日(現地時間)に予定されている。『トレーニング・デイ』のようにブラッド・ピット、そしてローガン・ラーマンにオスカー(R)をもたらすことになるのだろうか?


映画『フューリー』
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【ストーリー】
1945年4月、戦車“フューリー”を駆るウォーダディー(ブラッド・ピット)のチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。新人のノーマンは、想像をはるかに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、絶望的なミッションに身を投じていくのだった……。

製作総指揮:ブラッド・ピット
脚本・監督:デヴィッド・エアー
出演:ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル
配給:KADOKAWA (C)Norman Licensing,LLC 2014

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アーティスト情報

ブラッド・ピット

生年月日1963年12月18日(54歳)
星座いて座
出生地米・オクラホマ

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