ロベール・ブレッソン監督の幻の初カラ―作品『やさしい女』が劇場公開決定!

 

人を愛するとはどういうことか

1986年の日本公開以来ほとんど上映機会がなく、ソフト化もされていない貴重な映像が、このたびデジタル・リマスター版でよみがえることとなった。

衝撃的なオープニングから始まる本作は、一組の夫婦に起こる感情の変化と微妙なすれ違いを丹念に描き、夫婦とは、人を愛するとは何かを観るものに問いかける。孤独な女を演じるのは、ベルナルド・ベルトルッチ監督『暗殺の森』『1900年』で知られるフランスの女優ドミニク・サンダ。モデルをしていたところをブレッソン監督に見出され、本作で映画デビュー。自らも15歳で年上の男と結婚するも数ヵ月で離婚という経歴を持つサンダは、映画初出演ながら、年上の夫を翻弄しながらも苦悩する女を見事に演じてみせた。

原作は、ドストエフスキーの短篇のなかでも最高傑作と呼ばれる『やさしい女』(『やさしい女・白夜』講談社文芸文庫)。本作は『スリ』『バルタザールどこへ行く』など、モノクロの厳格な画面作りを続けてきたブレッソンの初カラー作品でもある。


映画『やさしい女』デジタル・リマスター版(原題:Une femme douce)
4月4日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次公開

監督:ロベール・ブレッソン出演:ドミニク・サンダ、ギイ・フランジャン、ジャン・ロブレ
1969年/89分/フランス/カラー/ヴィスタ/デジタル・リマスター版
1969年ヴェネチア国際映画祭招待作品、ロンドン映画祭、ニューヨーク映画祭招待作品
1969年サンセバスチャン国際映画祭監督賞(ロベール・ブレッソン)受賞
提供:マーメイドフィルム
配給:コピアポア・フィルム宣伝:VALERIA

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