金聖雄監督「凛と生きるその姿に僕自身とても心を揺さぶられました」

2月10日、ミューザ川崎シンフォニーホールにて「第69回毎日映画コンクール 表彰式」が開催され、受賞者がそれぞれ喜びを語った。

(左)オープニングセレモニーにて (右)授賞式にて

(左)オープニングセレモニーにて (右)授賞式にて

ドキュメンタリー部門
金聖雄監督(映画『SAYAMA 見えない手錠をはずすまで』

こんな素敵な賞をいただけることを感謝している。映画の主人公である石川一雄さんは、52年たった今も、毎日毎日無実を訴えている。初めて石川さんと会った時、“殺人犯”と言われている人はどんな人かと不安でいっぱいでした。妻の早智子さんと一緒にお会いしたのですが、なんと素敵な夫婦なんだと。被差別部落に生まれたこと、冤罪という理不尽なことの現実を真正面から受け止めて、凛と生きるその姿に僕自身とても心を揺さぶられました。その時にこの映画は「狭山事件の真相を解明するような映画ではなくて、二人のラブストーリーとして描きたい」と思っていた。それが評価されて今日ここに居ると思っている。

残念ながらドキュメンタリーには個人賞がありません。しかし、僕といっしょに志を大きく持って、確かな技術を持ったスタッフとともに完成させることが出来た。この場を借りて関わったスタッフみんなに感謝したい。そしたなによりも主人公の一雄さん、早智子さんに心から感謝したい。僕が代表してこの賞をしっかりと受け取りたい。


なお、第69回毎日映画コンクール表彰式の模様は、TVKで2月15日(日)19時から、またBS11で2月22日15時から放送される。

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