25年ぶりにアニメに戻った安彦良和氏が納得の出来。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル プレミア上映会』

(左から)安彦良和総監督、田中真弓、池田秀一、潘めぐみ

(左から)安彦良和総監督、田中真弓、池田秀一、潘めぐみ

1979年にTV放送された、日本ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン、アニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた、累計発行部数1,000万部を誇る大ヒットコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』がアニメ化。2月28日(土)より『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』が全国13館にてイベント上映が開始される。

それに先立ち、都内にて世界最速となるプレミア上映会が開催され、キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみ、シャア・アズナブル役の池田秀一、そして漫画原作の著者であり、本作で25年ぶりにアニメ界に戻った安彦良和総監督が登壇。また会場内では、本作の絵コンテや本作にまつわる新商品の展示などもあり、会場に集まった約2,000人のファンが思い思いに楽しむ形となった。

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運命的なものを感じる(安彦)

池田が「久しぶりにシャアと再開して興奮している。THE ORIGINは歴史的な一歩」と挨拶すると、ガンダム初参戦の田中も「ガンダムという歴史ある作品に初参加できて感激している」、さらに潘が「36年の時を経てこうして携わらせてもらえることを、会場にいる皆様と同じ空間を感じられること、とても光栄に思っています」と続いた。

本編上映後には安彦氏も登壇。「やっとここまで来ました。大変長かった」と話しだすと、日比谷公会堂の改修を引き合いに出し、「歴史的な場所でガンダムの歴史の一端に連なっていく『THE ORIGIN』の上映をさせていただくことも運命的なものを感じる」と感慨深げ。アニメから離れていた25年間の間にデジタル化など大きな変化があったものの、スタッフたちのお陰で「たまに行くときは見学者状態で、全然ストレスが溜まらない」と環境の進化にも問題なく順応できているとコメント。

(C)創通・サンライズ

ガンダムのGは重力のG?

声優として輝かしいキャリアを重ね、すでにベテランの田中でさえも現場では緊張していたよう。「メチャメチャ緊張しました。池田さんはそばに居てくれなかったし…」と池田の方を見ながら振り返るとたまらず「すいません…」と返す池田とのやりとりに会場からは笑いが。潘は「ガンダムのGは重力のGだと思いましたね」と緊張感を表現したコメントに田中が「うまいね!」と大いに頷きながら当時の緊張感を分かち合っていた。

もともと「THE ORIGIN」をアニメ化するつもりはなかったという安彦。「ありえないと思っていました」と振り返るが、サンライズが厚い体制を作ってくれたことで実現に至ったと明かしさらには「初めて自分の身の丈を超えるものを作っていただいた」とサンライズだけでなく製作スタッフにも感謝の意を述べた。また、安彦が「初めて自身で満足行く作品ができた」との発言したのをを気にしていた田中は、「安彦さんが“初めて満足するものが”って言われた時に、『(昔やった)ジャイアントゴーグは満足していなかったのか…』とちょっとだけ引っかかっておりました(笑)」と意地悪なツッコミをしてみせる場面も。

一日で撮ったという本作のアフレコ。今回、アフレコの時点でほぼ絵があったとのことで、池田は「他の皆さんもやりやすかったのでは」と代表して製作陣に感謝の意をコメント。「第二作も絵があるように頑張って頂いているとのことで、とてもありがたいです」とも付け加えた。安彦や池田のいる現場にテンションの上がった田中は自身から声をかけていたにも関わらず「緊張しすぎてて疲れていて、その日結局飲みにいけなくて」と裏話を披露。そんな田中をよそに池田は「僕は行きましたよ(笑)。若いアルテイシア(潘)は付き合ってくれましたけど」と続いて再度会場を湧かせる。

(C)創通・サンライズ

また田中さんの声をいただけるとは思っていなかった(安彦)

しかし、田中の起用は安彦たってのものだったようで「また田中さんの声をいただけるとは思っていなかったので幸せ」と満足気な一方で、アフレコを観ていてはじめて、キャスバルの台詞が少ないことにも気付いたそう。田中に「すいません、台詞が思ったより少なかったですね」と謝罪したこともポロリ。台詞こそ少ないものの、「時折発する言葉はこれぞというものをいただけた」とキャスバル役には太鼓判。

イベントの最後には「青い瞳のキャスバルから赤い彗星のシャア・アズナブルへ。これから皆さんと一緒に体現していきたいと思います。いい作品にします。またしばらくお付き合いいただければ光栄です」(池田)、「ガンダムの初心者として、ここから一緒に、知らない人たちは知ってほしいと思う」(田中)、「アニメは実際の私達の世界とは違うかもしれないけど、人の思いや政治だったり事件だったりというのは私達の現実の傍らにあるものだと思っている。人の思いは36年たっても変わらないなと。皆さんと一緒に歩んでいけたら」(潘)とメッセージを。

安彦が「ガンダムを知らない人、沢山いらっしゃると思う。そういう人たちが『THE ORIGIN』をきっかけに新たに知っていただければ一番嬉しい。現在、第二章を製作中です。まもなく、問題のアフレコの日もやってくると思います。その時には池田さんが、変声期が終わったばかりのキャスバルに挑戦いたします。お楽しみにお待ちください」とファンに向けて期待を煽るコメントを残し、大盛況のイベントを締めくくった。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』
2月28日(土)~3月13日(金)2週間限定 全国13館にてイベント上映

【スタッフ】
原作:矢立 肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)
漫画原作:安彦 良和(KADOKAWA「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」より)
キャラクターデザイン:安彦 良和、ことぶきつかさ
オリジナルメカニカルデザイン:大河原 邦男
メカニカルデザイン:カトキ ハジメ、山根 公利、明貴 美加、阿久津 潤一
監督:今西 隆志
総監督:安彦 良和
企画・製作:サンライズ

【キャスト】
キャスバル・レム・ダイクン:田中真弓/アルテイシア・ソム・ダイクン:潘 めぐみ/シャア・アズナブル:池田秀一 ほか

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アーティスト情報

安彦良和

生年月日1947年12月9日(70歳)
星座いて座
出生地北海道紋別郡遠軽町

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