「僕たちはスゴイんです!」の自画自賛が止まらない―ゲキ×シネ『阿修羅城の瞳 2003』舞台挨拶

天海祐希、市川染五郎

天海祐希、市川染五郎

2003年「劇団☆新感線」市川染五郎とタッグを組み、天海祐希伊原剛志らと共に観客を興奮の渦に巻き込んだ舞台『阿修羅城の瞳』。初めて映画館でテスト上映をした“ゲキ×シネ”の原点とも言うべき本作が、ファンからの熱いラブコールを受けデジタルリマスター版として4月11日(土)より全国上映される。

僕たちはスゴイんです

公開を間近に控え、都内にて市川染五郎と天海祐希登壇による舞台挨拶が行なわれた。天海は登場するなり「若かったね~。こうやってまた映像になるのは嬉しいけど、ちょっと恥ずかしい」と切りだすと、市川も「確かに若いですが、これを観た時に思ったのは『僕たちはスゴイんだな』と自画自賛しっぱなしでした」と語ると会場から大きな拍手が贈られた。その拍手を受けてなお「僕たちはスゴイんです」と言い切ってさらに拍手を煽る市川。

劇団☆新感線は「髑髏城の七人」で初めて知ったという市川。しかし、「やると観るのは大きな違い。あれだけしんどい稽古は未だかつてない」と振り返り、橋本じゅんに「ツッコミをマンツーマンでレッスンしようか」と提案され朝から公園で特訓していたことも明かした。その橋本に関しては「じゅんさんの立場がわからなかったので、他の劇団員さんから『気をつけろよ』と言われてしました(笑)」と当時を振り返る。

一方の天海はこれが初の劇団☆新感線との仕事だったが「楽しかったし、ワクワクするような役者がそろっている」と前置きしつつも、「2000年の時のビデオをもらっていたけど、(自分が出ていないので)悔しくて観られなかった」と負けず嫌いな一面も暴露。そしていざ出演が決まると「私なりのつばきができていれば」と考えたそう。

どうでしたか?と問いかけ、反応待ちの天海

どうでしたか?と問いかけ、反応待ちの天海

市川のセリフの聞き取りやすさたるや、さすがです。

市川のセリフの聞き取りやすさたるや、さすがです。

市川、常に場をリード

MCの中井美穂から「花道を疾走する色っぽさったら。登場シーンでも…」とコメントしだすと若干喰い気味に「スゴイんです」とかぶせる市川。好きなシーンを聞かれると「花道入る前に決めるポーズとかカッコイイ…」としみじみ語る満足ぶり。終始自信にあふれる市川が場をリードする形となり、お客を引き込んでいくのだった。

最後の挨拶でも「ご近所の方、お友達、ブログやそういったもので宣伝してください」という天海に続いて「『ゲキ×シネ』は新たなジャンル。ライブに感じられるし、不思議な感覚になるのではと思います。12年たちましたけど、我々は若いので(舞台で)やれと言われれば生でいくらでもやります!」と宣言し、大きな拍手をもらって舞台挨拶を締めくくった。


ゲキ×シネ『阿修羅城の瞳2003』
4月11日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー

【ストーリー】
時に文化文政。巨大都市江戸。一見平和そうに見えるその裏で、人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた。江戸の闇から魔を救うために組織された特務機関“鬼御門(おにみかど)”病葉出門(わくらばいずも・市川染五郎)は、そこで“鬼殺し”と恐れられる腕利きの魔事師だったが、五年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、今では鶴屋南北一座に弟子入りしていた。が、謎の女つばき(天海祐希)との出会いが、彼の運命を狂わせた。

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:市川染五郎、天海祐希/夏木マリ/高田聖子、橋本じゅん、小市慢太郎、近藤芳正/伊原剛志
舞台記録:2003年8月◎新橋演舞場(東京)9月◎大阪松竹座
映像製作:イーオシバイ
配給:ヴィレッヂティ・ジョイ
舞台製作:松竹
著作:松竹ヴィレッヂ
(c)2015 松竹ヴィレッヂ日本/カラー/175分

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