ハリウッド超大作の続編・リブート作が目白押し!前編のおさらいはお早めに!

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
(c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

2015年半ばから年末にかけて、一世を風靡した超大作映画の続編やリブート作品が続々と公開される。公開日が近づくと、DVDレンタルショップでは数ある前編のDVDがすべて貸し出し中になることもしばしば。「公開直前は前編を借りられるお客様が集中するので、早めに復習されることをおすすめします」という蔦屋書店 代官山シネマコンシェルジュの冨丘紗里氏が注目するラインナップを一挙紹介!

伝説的SFが現代に蘇る!

『ハンガー・ゲーム2』

ハリウッドの続編・リブート作といえば、今年に入って既に『シン・シティ 復讐の女神』、『ナイト・ミュージアム/エジプト王の秘密』、『ワイルド・スピード SKY MISSION』などが公開されているが、怒涛のラッシュが始まるのは6月から。まず、今もっとも勢いのある若手女優ジェニファー・ローレンスが主演するアクションシリーズ最終章の第1部『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』が6月5日に封切られる(『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』も今年11月に公開)。若者向けの小説が原作だが、最新作は今年のアカデミー賞主演女優賞に輝いたジュリアン・ムーアや、昨年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンら演技派ベテランの競演も見られるとあって、より幅広い層に支持されそうだ。


『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』
TM&(C)2014 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.

『マッドマックス 2』

続いて20日には、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が公開。こちらは荒廃した終末的世界を描いたSFアクションとして世界中のクリエイターに絶大な影響を与えたカルトシリーズの30年ぶりのリブートで、過去3作を手がけたジョージ・ミラーが今回も脚本・監督を務めていることがファンの期待を高めている。「とはいえ、キャストはメルギブソンからトム・ハーディシャーリーズ・セロンに一新され、過去作を知らない世代にも受け入れられやすい世界観になっているようです」(冨丘氏)。

7月4日には、アイアンマン、ハルク、キャプテン・アメリカ、ソーなどマーベル・コミックスのヒーローが勢揃いする『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が公開。興行的にも批評的にも大成功を収め、日本公開時には「日本よ、これが映画だ。」というキャッチコピーが物議をかもした前作を超えられるのか、注目が集まっている。


『ターミネーター』

そして翌週11日には、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が満を持して登場。テレビドラマ版も含めると、1984年の第一作から比較的コンスタントに制作されている『ターミネーター』シリーズだが、今回はアーノルド・シュワルツネッガー扮するT-800が決め台詞の「I’ll be back.」とともに復帰するとあって話題性は抜群。「あのダダンダンダダンという有名なテーマ音楽に乗ってシュワちゃんが登場するというだけで、やはりワクワクしますね」(冨丘氏)。


『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
(c)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.


8月7日はトム・クルーズと恐竜の一騎打ち!

『ミッション:インポッシブル』

『ジュラシック・パーク』

8月には、第2週の7日に『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』と『ジュラシック・ワールド』が一騎打ち。もはやトム・クルーズのライフワークといえる『ミッション:インポッシブル』シリーズは、作品ごとに派手さを増すアクションに加え、製作総指揮を兼ねるトムが気鋭の監督や脚本家を抜擢していることでも有名。最新作は『アウトロー』のクリストファー・マッカリーが監督を、『アイアンマン3』のドリュー・ピアースが脚本を手がけており、どのような世界観が展開するのか楽しみだ。

一方、製作スタートから10年以上を経てついに完成した『ジュラシック・ワールド』は、1993年のシリーズ一作目『ジュラシック・パーク』と同じ島に新しく作られた恐竜テーマパークが舞台。なんといっても恐竜の描写が要注目だ。「前作が公開された2001年以降、恐竜研究の世界では羽毛恐竜をはじめ、骨格や生態に関する数々の発見がありました。最新の3D映像によってそれらがどれくらい再現されているのか気になります」(冨丘氏)。

なお、登場する恐竜の種類は同作の特設HP(http://jp.jurassicworldintl.com)に掲載されているので、気になる方はご参照を。

『テッド』

8月末の28日には、下ネタ大好きな中年テディベアと中年男の友情を描いたコメディ『テッド』の待望の続編『テッド2』が公開。監督・主演のセス・マクファーレンと相棒役のマーク・ウォールバーグはもちろん続投で、『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライドが新ヒロインを演じる。ジャンル的には本記事の「ハリウッド超大作」ラインナップに当てはまるかどうか微妙なところだが、前作は日本でアメリカのコメディはヒットしないという定説を打ち破った記念すべき作品ゆえ、続編にも期待したい。


年末には大本命のあの作品が!

『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』

秋には、『アベンジャーズ』と同じマーベル・コミックス原作の『ファンタスティック・フォー』が登場。2005年の『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』とその続編とはいくつかの設定が異なるリブートだというが、注目すべきは監督だ。超能力を手に入れた高校生3人組を描いたSF青春映画『クロニクル』で鮮烈にデビューした1984年生まれのジョシュ・トランクが、『セッション』のマイルズ・テラーや『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のケイト・マーラといった旬のキャストをどう演出するのか、関心が集まっている。

続編ラッシュは年末まで終わらない。12月4日には『007 スペクター』が公開。ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドの生家がクライマックスの舞台となった前作『007 スカイフォール』に続き、ボンドの過去に迫る内容だという。監督も同じサム・メンデスが務め、お気楽な勧善懲悪アクションとは一線を画した内省的なドラマが展開することが予想される。

そして2015年に公開される続編・リブート作品の中で最大の話題を呼んでいるのは、やはり『スター・ウォーズ』シリーズの7作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』だろう。脚本をシリーズ最高峰といわれる『スター・ウォーズ/帝国の逆襲ローレンス・カスダンが手がけ、監督はジョージ・ルーカスからJ・J・エイブラムスに交代。「12月18日の劇場公開に向け、戦略的に情報を小出しにしてファンを煽り続けている同作ですが、今作からウォルト・ディズニー・スタジオが配給するということで、個人的にはグッズ展開も楽しみです」(冨丘氏)。

『007 スカイフォール』

『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』


なお、当初2015年公開が噂されていた『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス』、『スター・トレック3』、『ファインディング・ドリー』(『ファインディング・ニモ』の続編)、『インデペンデンス・デイ2』、『インフェルノ』(『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第3弾)、『アバター2』、『ボーン』シリーズ最新作などは2016年以降に延期になった模様。いずれにしても、前作の復習は公開直前ではなく、時間の余裕のある時にお早めに!

【代官山 蔦屋書店】
シネマコンシェルジュ 冨丘紗里 氏

2011年10月から同店のコンシェルジュに。大学では映画について研究。年間150~350本の映画を観ている。国を問わず海外ものが得意分野で、単館系からヒット作まで幅広く網羅している。

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