大泉洋「みなさんチコに精一杯で…」―映画『バケモノの子』舞台挨拶

(左から)細田守監督、広瀬すず、染谷将太、役所広司、宮崎あおい、大泉洋、リリー・フランキー、津川雅彦

(左から)細田守監督、広瀬すず、染谷将太、役所広司、宮崎あおい、大泉洋、リリー・フランキー、津川雅彦

細田守監督3年ぶりの最新作『バケモノの子』。先立って行なわれた完成披露会見に引き続き、今度は津川雅彦も加えた舞台挨拶が行なわれ、一般のお客様の前で初披露のイベントとなった。

ステージの幕が開く前に突如天井から降ってきたのは…劇中に登場した“白い不思議な小動物”「チコ」型の発泡スチロール。そんなチコが会場に舞い降る中、細田守監督とキャスト陣が登場、会場が大きな拍手に包まれた。しばらく降りつづくチコに「ちょっと取り合いが続いていますけどね(笑)。数は十分ありますので」とMCがツッコむ中のスタート。

「細田監督の作品に出演出来て幸せ。孫に自慢できる作品」と挨拶した役所も「降ってきたチコはタダですから、沢山持ち帰ってください」と言えば、リリーは「今映画をご覧になられた皆さんが、監督が映画で伝えたかったメッセージに反して、チコを奪い合っていることが悲しい思いで…」とツッコミ、大泉も「幕が開いて皆さんがどんな顔をしているかドキドキしていたら、チコに精一杯で。ちっともこちらを観ていないという空気を感じましてね、この演出を考えた人には説教をしないといけないですね」とコメントし観客を笑わせた。

リリーも思わずチコに触れずにはいられなかったよう

リリーも思わずチコに触れずにはいられなかったよう

宮崎は「監督のやり方は基本順撮りで、キャストが揃っての芝居。普段の芝居と近く、やりやすい」と細田流の製作スタイルがお気に入りのようで、監督はこれに「順番に撮っていくことが、演じる俳優さんたちにとってもわかりやすい。シーンごとに分けて一緒に撮るけど、それはすごく贅沢な作り方」とこだわりを披露。

舞台挨拶からの登場となった津川は、「細田監督は『サマーウォーズ』を観て感激して尊敬していた監督。この作品に呼んで頂いて光栄。役には最初から僕を当て込んでいたよう。兎年なもんだから、ウサギのバケモノに…というのはウソで(笑)」とユーモアを交えて喜びを語った。

また、「顔」で選ばれたことを不思議がる大泉には「一郎彦の宮野(真守)君も“顔”ですから。顔というか雰囲気が近しいことが重要。声以外のモノが伝わってしまうのがアニメの怖さでもあるし、人物が生きているように選ぶと似てくる。でも、端的にいうと顔なんですよ(笑)」と答える監督に「端的に言いすぎなんじゃないですか? でも今の説明で納得出来ました」と頷く大泉。

津川演じる宗師に「監督が求めたのは“品!”」だと語る津川自身も「僕自身も娘を育てて、本当に父親にしてもらいましたから。そういう経験があるので、“育てるものが実は育つ”というテーマが素晴らしい」と作品を絶賛。これに答える形で監督は「そういうことを考えながらこの映画を作りました」とコメントし、さらに「今日が関係者以外での初披露。もし気に入っていただけたら皆さんに勧めていただければ」とPRしてイベントを締めくくった。


映画『バケモノの子』
7月11日(土)公開

【お知らせ】『バケモノの子』がTカードになります!
⇒発行は7月10日(金)スタート! 詳細等は公式サイトにて

監督・脚本・原作:細田守
出演:役所広司/宮﨑あおい 染谷将太 広瀬すず/山路和弘 宮野真守 山口勝平
長塚圭史 麻生久美子 黒木華 諸星すみれ 大野百花/津川雅彦
リリー・フランキー 大泉洋

作画監督:山下高明 西田達三
美術監督:大森崇 髙松洋平 西川洋一
音楽:高木正勝
主題歌:Mr. Children 「Starting Over」(TOY'S FACTORY)

日本テレビ放送網・スタジオ地図 共同幹事作品
製作/日本テレビ放送網 スタジオ地図 KADOKAWA 東宝 ほか

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アーティスト情報

細田守

生年月日1967年9月19日(50歳)
星座おとめ座
出生地富山県中新川郡上市町

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役所広司

生年月日1956年1月1日(62歳)
星座やぎ座
出生地長崎県諌早市

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染谷将太

生年月日1992年9月3日(25歳)
星座おとめ座
出生地東京都江東区

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