2015年おすすめ「夏映画」―ウンチクにも最適な「数字」から見る話題&超大作7本

映画の世界で話題になる「数字」といえば、そのほとんどが初登場時の順位か興行成績の金額だろう(※ちょっと昔までは洋画の宣伝の決まり文句ともなっていた「全米初登場1位」なんてのもありますね)。

今回ここで取り上げる7作品は、そういう意味ではどれも大きな数字を叩き出すものばかり。今回敢えて7本それぞれからピックアップする数字、ちょっとしたクイズだと思って謎解きに挑戦してみよう。ちょっとしたウンチクとして他人に披露する、なんてのも◎。

5,060万

この数字と関連するのは…『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(公開中)

C)Marvel 2015

C)Marvel 2015

【数字の解説】
昨年10月に公開された第1弾予告編が、1週間で視聴された回数。当初はスピンオフドラマ“Marvel's Agents of S.H.I.E.L.D.”放送回での解禁が予定されていたが、ネット上に流出し、急きょ動画サイト「YouTube」での公開に踏み切った。その際、マーベルは「ヒドラ党め…」と劇中に登場する悪の秘密組織に対して怒りのツイート! ファンをニヤっとさせた。

【見どころ】
アイアンマンが開発した究極の人工知能にして、完璧な平和維持システム「ウルトロン」が暴走。さらにヒドラ党の人体実験によって誕生した人間兵器が、最強チーム・アベンジャーズに立ちはだかる。前作を超える迫力のアクションに加えて、アベンジャーズの面々が「愛する人を守りたい」という熱い思いに突き動かされる姿が感動的。

488万6,000

この数字と関連するのは…『バケモノの子』(7月11日公開)

細田守監督最新作『バケモノの子』/(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

細田守監督最新作『バケモノの子』/(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

【数字の解説】
2006年に小規模公開ながら、ロングヒットを記録した『時をかける少女』(18.6万人)を皮切りに、09年の『サマーウォーズ』(126万人)、12年の『おおかみおとこの雨と雪』(344万人)と細田守監督が手がけた長編アニメの累計観客動員数。徐々に評価・認知度が高まり、動員が大幅に増えたことがわかる。最新作でどこまで伸ばすか?

【見どころ】
孤独な人間の少年が、不思議な力に導かれてやって来たのはバケモノが暮らす世界「渋天街(じゅうてんがい)」。そこで出会ったバケモノ・熊徹に弟子入りした少年は九太(きゅうた)と名付けられ、たくましく成長するが…。色鮮やかで個性あふれる細田ワールドと“対”をなすもう一つの舞台、渋谷のリアルな描写に目を見張る。

30

この数字と関連するのは…『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

【数字の解説】
シリーズ第1弾『ターミネーター』が日本公開されて今年で30周年(全米公開は1984年)。先日、当時の公開日である1985年5月25日を記念し、同日が「ターミネーターの日」として、日本記念日協会により正式に認定された。この吉報に主演のアーノルド・シュワルツェネッガーは「とても光栄。また(役に)戻って来られてうれしい」と大喜び。

【見どころ】
人類存亡のカギを握る女性サラ・コナーと彼女を守るため、未来からやって来たT-800ターミネーターが、人工知能「ジェネシス」の反乱に立ち向かう。過去4作製作された同シリーズだが、「新起動」というタイトル通り、新たな時間軸で展開するオリジナル新作として楽しめる内容に。ファンには「新旧シュワ対決」といううれしい場面も。

12

この数字と関連するのは…『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)

(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

(C)2015 Disney/Pixar.All Rights Reserved.

【数字の解説】
過去にピクサー・アニメーション・スタジオ製作の長編アニメが受賞したアカデミー賞の数。記念すべき世界初の長編フルCGアニメ『トイ・ストーリー』の特別業績賞をはじめ、7度の長編アニメ賞、主題歌賞や作曲賞などにも輝いている。最新作『インサイド・ヘッド』もファン&批評家の評価が高く、早くもオスカー最有力の声があがっている。

【見どころ】
11歳の少女の“頭の中”を舞台に、彼女の幸せな成長を願うヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという5つの感情たちが冒険を繰り広げる。愛らしいキャラクターはもちろん、脳内をビジュアル化した奇想天外な設定も見せ場。監督は『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞を獲得したピート・ドクター。

120

この数字と関連するのは…『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(8月1日公開)

(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 (C)諫山創/講談社

(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 (C)諫山創/講談社

【数字の解説】
実写版で描かれる“巨人”の体長。本作を配給する東宝のシンボルである巨大怪獣「ゴジラ」の108メートルを超える、まさに邦画史に君臨する巨人と呼ぶにふさわしいスケールだ。先日解禁された最新の予告編では、その巨人に対し、人類が立体機動装置を駆使して立ち向かっていく姿が明らかになった。果たして人類の運命は?

【見どころ】
ド派手なアクションも見どころの本作は、壁いっぱいに広がるスクリーンでリアルな映像を体感できる「IMAX」をはじめ、「4DX」「MX4D」「D-BOX」という映像に合わせてシートが動く、アトラクション型シアターシステムでの上映が決定。後編にして完結章となる『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日公開。

5億2,410万

この数字と関連するのは…『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)

(C)2015 Universal Pictures

(C)2015 Universal Pictures

【数字の解説】
6月初旬、北米&世界60数か国で公開された本作が記録したオープニング興収。これは2011年の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(約4億8300万ドル)を超える歴代ナンバーワンの数字だ。また、世界累計興行収入10億ドルを史上最速となる13日間で突破し、ヒット街道を爆走中。ここ日本での“開園”が今から待ち遠しい!

【見どころ】
22年前、スピルバーグが第1作で問いかけた「科学技術への警鐘」というテーマを継承し、シリーズ初となる遺伝子組み換え恐竜が大暴れする最新作。舞台は1日2万人の観光客が来場するテーマパークで、恐竜に対する人間の恐怖心も薄いという設定に。だからこそ、目覚めた恐竜たちの“本能”に来場者(&観客)は大パニックに陥るのだ。

1,500

この数字と関連するのは…『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』(8月7日公開)

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

【数字の解説】
主人公イーサン・ハントを演じるトム・クルーズが、シリーズ第5弾となる本作で挑んだのは、上空約1,500メートルを飛ぶ軍用飛行機のドア外部に張り付くという超人的な体当たりアクション! トム本人は「よく飛行機に乗るけど、翼の上に出たらどうなるんだろうって思ってさ…」とふり返るが、それを実際にやっちゃうのがスターの証!?

【見どころ】
飛行機スタントに飽き足らず(?)、さらに酸素ボンベなしで6分以上に及ぶ水中アクションにも挑戦してしまったトム。前作『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』が自身にとって過去最大のヒット作になっただけに、とにかく気合いが入りまくっている!今回の敵は元エリート諜報部員が結成した無国籍スパイ組織だ。

(作品紹介・解説文:内田涼)


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