“全米No.1”の質が違う!『パージ』『ナイトクローラー』ら良質作品がゾクゾク上陸

(上)『パージ』(C)Universal Pictures/(下)『ナイトクローラー』(C)2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

(上)『パージ』(C)Universal Pictures/(下)『ナイトクローラー』(C)2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

この夏、日本に全米のランキングを騒がせたNo.1作品の波が押し寄せる!

『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』、『トゥモローランド』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、そしてこれから公開する『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)といった“大作”に共通するのは「全米初登場No.1」。圧倒的な制作費の中ではなく、質でその座を勝ち取った2作品に注目。

そのタイトルとは『パージ』(7月18日公開)と『ナイトクローラー』(8月22公開)の2作品。興行収入100億を突破したイーサン・ホーク主演の『パージ』は、『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラム×『トランスフォーマー』のマイケル・ベイがタッグを組んだエクストリーム・スリラー。制作費は300万ドル(約3億円)ながら、初週No.1スタートを記録し、4,300万ドル(約50億円)以上を稼ぎだした。『トゥモローランド』(1億9,000万ドル)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2億5,000万ドル)らの制作費とに比べると、非常に利益率が高い。

『パージ』がヒットした理由は、「12時間だけすべての犯罪が合法になる」という設定の斬新さ。2014年のハロウィーンには、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、ユニバーサル・スタジオ・フロリダに『パージ』の世界観を再現した特別エリアも期間限定でオープン、さらには“パージ”という言葉を元に、実際に起こった暴動もあるくらい、アメリカ中に“パージ旋風”という社会現象を巻き起こしている。

もう一本の『ナイトクローラー』は主演のジェイク・ギレンホールが報道スクープ専門の映像パパラッチに扮し、その怪演が話題に。こちらも初週に1,400万ドル(約15億円)以上の興収を記録し、No.に輝いた。

『ナイトクローラー』がヒットした一番の要因は「脚本の面白さ」。“視聴率至上主義”のテレビ業界の裏側と、それを非難しながらも求める“現代社会の闇”をリアルに描き、第87回アカデミー賞(R)では脚本賞にノミネート。さらには映画史上かつてない“戦慄のハッピーエンド”も話題となっている。

これら2作品(『パージ』は『パージ:アナーキー』が8月1日に連続公開)が2ヵ月続けて登場するこの夏、是非目に焼き付けてみては如何だろう。


映画『パージ』
7月18日(土)TOHOシネマズ日劇ほか全国公開

<STORY>12時間を生き延びろ。
1年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる“パージ”の日。ジェームズ・サンディン(イーサン・ホーク)は妻、娘、息子とともに“パージ”の夜を完璧なセキュリティの家で平穏に過ごすはずだった。しかし、“パージ”開始直後にターゲットとなった一人の男を家に匿ったことで暴徒と化した市民から一家全員の命が狙われてしまう。緊張と狂気に満ちた12時間が今、始まるー。

監督・脚本:ジェームズ・デモナコ
製作:ジェイソン・ブラム、マイケル・ベイ
キャスト:イーサン・ホーク、レナ・ヘディ、アデレイド・ケイン、マックス・バークホルダーほか

映画『ナイトクローラー』
8月22日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次公開

<STORY>日常の隣で笑う狂気。
学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルー(ジェイク・ギレンホール)は、ある日事故現場を通りかかり、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ<ナイトクローラー>と呼ばれる報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知る。さっそくビデオカメラを手に入れたルーは、警察無線を傍受しながら事件や事故の発生を待ち、猛スピードで車を走らせ、現場に駆け付ける。良心の呵責など1秒たりとも感じない彼の過激な映像は高く売れるが、局の要求はさらにエスカレートしていく。そして、遂にルーは一線を越える──。

監督・脚本:ダン・ギルロイ
キャスト:ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、ビル・パクストンほか

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