漫画原作の実写化、“人類とバケモノ”とのバトルが流行。成功の鍵を握る監督陣をチェック!

(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 (C)諫山創/講談社

(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 (C)諫山創/講談社

漫画原作の実写化が盛んに行われている、日本の映画界。CG技術の進化によって、「映像化不可能」と言われてきた原作にも、果敢にチャレンジする企画が増えてきています。とりわけ今年、流行したジャンルと言えそうなのが、人類とバケモノ級の存在とのバトルを描く物語。映画をまとめ上げる監督を中心に、作品を見ていきましょう。

(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 (C)諫山創/講談社

(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 (C)諫山創/講談社

この夏、大注目を集めているのが、全世界累計発行部数5000万部突破の超大ヒットコミックを二部作で実写映画化する『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前篇8月1日、後篇9月19日)。人類とおぞましい巨人との壮絶な戦いを綴る物語で、手がけるのは、『のぼうの城』『日本沈没』で知られる樋口真嗣監督です。

樋口監督と言えば、特撮映画からキャリアをスタートさせ、特技監督として「平成ガメラシリーズ」に携わるなど、特撮を駆使した演出に定評のある監督です。また、ガイナックスの創立メンバーとしてアニメ制作を経験。アニメ「新世紀エヴァンゲリヲン」シリーズの演出も手がけています。このキャリアを見れば、「巨人を描くのに、これ以上に最適な人はいない」と思えるほどの監督と言えそう!実写版で描かれる超大型巨人の体長は、なんと120メートルに設定されているというから、その迫力に期待が高まります。

二足歩行に進化した巨大ゴキブリとの戦いを描くのが、2016年公開予定の『テラフォーマーズ』。原作は、「週刊ヤングジャンプ」で連載中の人気SF漫画です。必要以上に人間に嫌われる、ヌラヌラとした体を持ったゴキブリ…。ヤツらが巨大化し、人間とバキバキのアクションを繰り広げるのです。

この恐怖の世界を実写化するのは、エネルギッシュで、超多作の監督として知られる三池崇史監督。『DFAD OR ALIVE』『殺し屋1』など激しいバイオレンス描写に定評があり、『オーディション』『着信アリ』などホラー映画もお手のもの。ゾクゾクするような、人間とゴキブリとのバトルを見せつけてくれそうです。近年は漫画原作の実写化を手がけることも多い三池監督ですが、原作ものを手がけるときは、「自分がその原作の一番のファンになることが大事」というスタンスを守り続けているとか。この言葉からも、ファンが納得するような映画にしてくれそうな“熱”を感じさせてくれます。

今年は、岩明均の伝説的漫画を二部作で実写映画化した『寄生獣』の公開も話題となりました。右手にパラサイトを宿してしまった少年・新一の数奇な運命を描く物語で、原作は連載終了から20年以上を経ても熱狂的なファンを生み続けている傑作です。

メガホンをとったのは、『永遠の0』などVFXと人間ドラマの融合には定評のある山崎貴監督。何を隠そう、山崎監督自身が「原作の大ファンだった」そう。人間の手の質感を研究したり、CG技術にも新たな挑戦を取り入れるなど、並々ならぬ情熱を持って、ミギーや寄生生物をスクリーンに登場させました。本作の完成度により、実写映画の可能性を実感した人も多かったのではないでしょうか。『進撃の巨人』と『テラフォーマーズ』が、また新たな驚きや発見を与えてくれそうで、今から公開が楽しみでなりません。

(文・成田おり枝)


「Tカード(進撃の巨人デザイン)」公式サイト
└調査兵団の書き下ろしデザインを使用!! 2015年8月7日(金)進撃開始!

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アーティスト情報

樋口真嗣

生年月日1965年9月22日(52歳)
星座おとめ座
出生地茨城県古河市

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三池崇史

生年月日1960年8月24日(58歳)
星座おとめ座
出生地大阪府

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