「観たい」をみつける大人の味わいシネマ

じっくり映画を楽しむ大人に観てほしい、上質なドラマやラブストーリーを厳選してご紹介。

第87回アカデミー賞作品賞 ほか4部門受賞!
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

味わいポイント:『バベル』の監督が落ち目の俳優の苦悩と挑戦を丹念に描き出す

『バベル』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、再起を懸ける元スターの悩める日々をシニカルかつコミカルな視点でつづる。主演のマイケル・キートンを筆頭に、エドワード・ノートン、エマ・ストーンら実力派キャストが、それぞれクセのあるキャラクターを演じ切った。監督の手腕が光る全編ワンカットで撮影したような流れるカメラワークに、緊迫感をあおるドラムスコアも秀逸。伏線を張り巡らせた意表を突くラストも映画ファンをうならせる。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

ストーリー

かつてヒーロー映画『バードマン』に主演し人気を得たリーガン(キートン)は以降は大役に恵まれず、私生活でも離婚や娘の薬物中毒など問題を抱える。再起を図り、自分が主演の舞台を企画するが、横柄な人気俳優のマイク(ノートン)に振り回され、舞台が破綻して追い詰められていく。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

自身の俳優人生を役に反映したようなマイケル・キートンの名演技

ティム・バートン監督の『バットマン』でタイトルロールを演じたマイケル・キートン。ヒーロー映画で一世を風びしたという点が主人公と重なり、過去の役のイメージに苦しみ葛藤する演技には、彼にしか出せないリアリティがある。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

9.2 RENTAL
'14年・米
監督・製作・脚本/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演/マイケル・キートン、エドワード・ノートン

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(C) 2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

『インヒアレント・ヴァイス』

『インヒアレント・ヴァイス』

味わいポイント:70年代ポップカルチャー満載の探偵サスペンス

70年代のLAで、ヒッピーの探偵が元カノにそそのかされ、国際麻薬組織が絡んだ陰謀に巻き込まれていく。ニール・ヤングほかのオールドロックや、デニムに刺しゅうといったファッションなど、70年代テイストが全開だ。

『インヒアレント・ヴァイス』

『インヒアレント・ヴァイス』

NOW RENTAL
'14年・米
監督・製作・脚本/ポール・トーマス・アンダーソン
出演/ホアキン・フェニックス

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(C) 2014 Warner Bros. Entertainment Inc., Interactivecorp Films, LLC and RatPac-Dune Entertainment LLC.

『Cake ケーキ 〜悲しみが通り過ぎるまで〜』

『Cake ケーキ 〜悲しみが通り過ぎるまで〜』

味わいポイント:息子を亡くした母役をジェニファー・アニストンが熱演

ジェニファー・アニストンが、オスカー級の熱演で女優魂を見せつける。体重を増やし髪もボサボサにして役作りし、突然の事故で息子を亡くし、自身も後遺症に苦しむ女性の再生の道のりを繊細な芝居で体現した。

『Cake ケーキ 〜悲しみが通り過ぎるまで〜』

『Cake ケーキ 〜悲しみが通り過ぎるまで〜』

9.2 RENTAL
'14年・米
監督/ダニエル・バーンズ
出演/ジェニファー・アニストン、アドリアナ・バラーサ

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(C) 2014 Cake Productions, LLC. All rights reserved.

『おみおくりの作法』

『おみおくりの作法』

味わいポイント:死者をとむらう男の心を込めたお見送り

孤独死した市民の葬儀を担当する市の民生係の男がリストラされることになり、最後の仕事に注力する。故人の関係者を訪ねる旅で出会った人々との心温まる交流や、ラストに待つ思いがけないドラマに心が震える。

『おみおくりの作法』

『おみおくりの作法』

9.2 RENTAL
'13年・英、伊
監督・製作・脚本/ウベルト・パゾリーニ
出演/エディ・マーサン、ジョアンヌ・フロガット

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(C) Exponential (Still Life) Limited 2012

『カフェ・ド・フロール 愛が起こした奇跡』

『カフェ・ド・フロール 愛が起こした奇跡』

味わいポイント:過去と現代をつなぐ痛々しいまでに深い愛

『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督作。'69年のフランスでダウン症の息子を育てる母親と、現代のカナダのバツイチDJ。時代も国も違う彼らの物語がやがて結びつき、強い愛の絆が明らかになる。

『カフェ・ド・フロール 愛が起こした奇跡』

『カフェ・ド・フロール 愛が起こした奇跡』

9.2 RENTAL
'11年・加、仏
監督・脚本・出演/ジャン=マルク・ヴァレ
出演/ヴァネッサ・パラディ

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(C) 2011 Productions Café de Flore inc. / Monkey Pack Films

(文:山田紗也子)

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