批評家や業界関係者がこぞって絶賛する本作が持っているその力とは? 映画『セッション』

(C)2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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「まさか!」28歳の才能が生んだ1本に世界が揺れた!!――脚本15ページ分、18分の短編映画だった『セッション(WHIPLASH)』は小さなスタートながらも映画界に衝撃をもたらし、最終的には第87回アカデミー賞で5部門ノミネート、3部門受賞(鬼教師を演じたJ・K・シモンズは見事助演男優賞を受賞)。

批評家や業界関係者がこぞって絶賛する本作が持っているその力とは一体なんだろう―?

素晴らしきトラウマ映画?

この映画は、痛みを伴う。安らかな気持ちで安心して観られるたぐいのものではない。「終始胃がキリキリするような緊張感が漂っていて部活の頃を思い出しました」「吹奏楽部の私はジャズバンドのメンバーに感情移入してトラウマになりそうでした」「観ててストレス溜まります(笑)。なので、気持ちが落ちてる時とかはあんまりオススメしません」と、このような感想を見ていただければ一目瞭然。

しかし映画の本質はこの感想が物語っている―「人生で自分が手に入れたい物を掴むその瞬間を見せてるような映画」。

テンポこそ命

正直、観ていて辛いように思えるが、作品が持つテンポ感がそれを忘れさせる。「自然とリズムに体が動いてしまっていた」「身体を、心を、延々とドラムにドンドコドンドコ叩かれてる、そんな感覚」「テンポがとても素晴らしい映画」

音楽映画ではなく、もはや格闘技映画??

J・K・シモンズ演じる鬼教師・フレッチャーの容赦の無さは見方によっては紙一重。「フレッチャーの指導は、彼のジャズに対する情熱なのか、はたまた単なる彼の狂気なのかわかりませんでした」「フレッチャーが生徒達を虐める方法の陰湿さ、容赦なさがすさまじい」「ニーマンを陥れるフレッチャー先生が余りにも人間的に終わっていてドン引いてしまった時もありましたが、最後の最後、演奏シーンでそれが昇華されて本当に良かった」

だが、こんな意見もある「ジャズや音楽がどうしたの映画ではなく、魂のぶつけ合いのいわば格闘技ドラマ」―レッスンという“闘い”の先にフレッチャーが見せたかったもの。そのための痛みが観るものの心を大きく揺さぶるのだろう。

短編はもう見られない?? いや、TSUTAYAへ走れ

これだけ話題になったのなら、やはり冒頭で紹介した短編も観たいと思うはず。10月にはDVD&Blu-rayが発売されるが、TSUTAYAでは9月18日よりレンタルリリース。この衝撃をレンタルで味わえるのはTSUTAYAだけです。

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アーティスト情報

J・K・シモンズ

生年月日1955年1月9日(63歳)
星座やぎ座
出生地米・ミシガン・デトロイト

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マイルズ・テラー

生年月日1987年2月20日(31歳)
星座うお座
出生地

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