2015年おすすめ秋映画―世界が注目! 日本の才能&カルチャーを観る3本

懐かしのゲームキャラが暴れまわる『ピクセル』や、カンヌで話題の『黒衣の刺客』『岸辺の旅』など、日本から世界へ羽ばたく描写やモチーフを改めて観直す。

『ピクセル』(9月12日より公開中)

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(C)2015 Sony Pictures Digital Productions Inc.

【解説・あらすじ】
30年前、NASAが宇宙人との交流を目的に、地球の文化を紹介するメッセージ映像を打ち上げた。しかし、それを挑戦状だと勘違いした宇宙人は30年の時を経て、映像に含まれていたゲームキャラの姿で地球侵略を開始。米軍も歯が立たないなか、かつてのゲーム少年たち(=今は中年)が世界の“ゲームオーバー”阻止のために立ち上がる。

【見どころ】
メーカーの枠を超えて、パックマン、ドンキーコング、ギャラガといった日本生まれのゲームキャラが勢ぞろいする本作。触れたものすべてを“ピクセル化”してしまう宇宙人というアイデアも秀逸だ。『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督がメガホンをとり、遊び心も満載。童心を忘れない中年たちの姿が微笑ましい!

『黒衣の刺客』(9月12日より公開中)

©2015光點影業股份有限公司 銀都機構有限公司 中影國際股份有限公司

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【解説・あらすじ】
台湾映画界の巨匠ホウ・シャオシェンが8年ぶりにメガホンをとり、本格的な武侠アクションに初挑戦した時代劇。唐代の中国を舞台に、幼い頃に誘拐され、完全な暗殺者に育てられた主人公・インニャンが、かつての許嫁である暴君の暗殺を企てる。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、見事監督賞を受賞した。

【見どころ】
人気俳優の妻夫木聡が、インニャンの窮地を救う日本人の鏡磨き職人を演じ、カンヌの大舞台で存在感を発揮。インターナショナル版では日本(京都・奈良・兵庫)での撮影シーンがカットされたが、監督の強い希望によって日本限定のディレクターズカット版で無事復活。こちらには女優の忽那汐里が、妻夫木の妻役で出演している。

『岸辺の旅』(10月1日公開)

(C)2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

(C)2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

【解説・あらすじ】
3年間、失踪していた夫が突然帰ってきたが、妻に告げたのは「俺、死んだよ」という驚きの言葉だった。誘われるまま“旅”に出た二人は、この3年間に夫が世話になった人々を訪ねていく。知らなかった夫の秘密、そして再確認したお互いへの深い愛…。しかし、二人が本当に別れなければいけない時間が刻一刻と迫っていた。

【見どころ】
国際的な支持を集める黒沢清監督が、本年度のカンヌ国際映画祭「ある視点部門」で日本人初となる監督賞を受賞した本作。死んだ夫と織りなす究極のラブストーリーという新境地が、現地で大絶賛された。ともに国際映画祭で演技が評価され、最優秀賞に輝いた経歴を持つ深津絵里と浅野忠信が、旅に出かける夫婦を演じている。

(作品紹介・解説文:内田涼)


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