映画『予告犯』葛西智彦(カンサイ)役・鈴木亮平インタビュー

生田斗真が覆面の犯罪者役を演じ、話題を集めたサスペンス映画『予告犯』がDVDで登場。葛西智彦(カンサイ)役の鈴木亮平が作品の魅力を語る!

鈴木亮平

中村監督の現場は緊張感がすごい

もともと原作を読んでいて、カンサイのビジュアルが自分に似ているなと感じていたんです。しかも、関西弁でしゃべっていて背も高かったので、これはもう僕をモデルにしたんじゃないかと勘違いしてしまうほどでした(笑)。だから、実際に出演のオファーをいただいたときはビックリしました。でも、もしこれを映画化するなら絶対にカンサイを演じたいと思っていたし、監督が中村義洋さんだったのもあって、とても嬉しかったです。

中村監督の現場は、みんな冗談を言い合っているのに、その下に流れる緊張感がすごいんです。例えば、ちょっとでも準備がおろそかになっていたり、甘いことをやっていると、すぐに見透かされる怖さがあるんです。でも、逆にうまくいったときは『今のよかったよ』と言ってくださるので、すっかり心をつかまれちゃうんですよね。

ゲイツ役の生田斗真君とはこれまでにも何度か共演していて、プライベートでも仲よくさせてもらっているんですが、彼は本当に気遣いの人。現場でのスタッフや共演者への対応がすばらしく、今回もすごく勉強させてもらいました。あと、中村監督は笑いにも厳しい人なんですが、斗真君は返しもホームラン級に完璧。僕は3塁ゴロばかりで、監督からいつもイジられてました(笑)。ほかのシンブンシのメンバーとも仲よくなりましたが、メタボ役の荒川良々さんがアドリブで予想もつかないことをやってくるんです。ほかのメンバーは無口な役だったので、僕が全部拾わなければいけなかったのは、ある意味、ヒヤヒヤものでした。

この映画が面白いのは、シンブンシの行動が完全なる善ではないというところ。たとえ動機が友達のためであっても、犯罪は社会的には許されないことです。特にカンサイには、何か大きなことをしたいというエゴイスティックな動機もあって。でも、そこが人間らしい部分ですし、彼らがやったことをどう思うかを問いかける作品になっています。個人的には、SNSの書き込みが賛否両方あるところがリアルで好きです。DVDなら何度でも繰り返し観られるし、一時停止もできるので、そういう細かいところも観ていただけたらうれしいです」

◆PROFILE

鈴木亮平/'83年兵庫県生まれ。TVドラマ『レガッタ 君といた永遠』('06)で俳優デビューし、映画『HK 変態仮面』('13)や『連続テレビ小説 花子とアン』('14)などに出演。近作は映画『俺物語!!』('15)。現在、TVドラマ『結婚式の前日に』に出演中。

予告犯

『予告犯』

12.4 RENTAL & ON SALE
'15年・日
監督/中村義洋
原作/筒井哲也
出演/出演/生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々
【セル】3,800円(税抜)、6,800円(税抜/豪華版)、4,800円(税抜/ブルーレイ)、7,800円(税抜/ブルーレイ豪華版)

(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C)筒井哲也/集英社

(取材・文:馬場英美/撮影:江藤海彦)

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アーティスト情報

鈴木亮平

生年月日1983年3月29日(35歳)
星座おひつじ座
出生地兵庫県西宮市

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