差別や苦難を乗り越えて―。信念に心揺さぶられる感動スポーツ映画4選―TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

スポーツが持つ力は、ひとつになれること。
その時代の慣習や価値観を変えることは難しいけれど、スポーツを通して差別や偏見と向き合い、本当の強さと優しさで受け入れていくことができる。その先にある、新たな絆と未来とは―。そんな前向きで希望溢れる感動のスポーツ映画をご紹介。

永久欠番42。その番号を背負った、ある男の物語。

  42 世界を変えた男

42 世界を変えた男

好評レンタル&発売中

史上初の黒人メジャーリーガーとして幾多の差別を乗り越え、野球界の新たな1ページを切り開いた伝説のプレイヤー、ジャッキー・ロビンソンと、彼をスカウトしたドジャースのやり手GMブランチ・リッキーの不屈の人生を描いた感動の伝記ドラマ。

【心揺さぶられるPoint】
メジャーリーグ初の黒人選手であり、永久欠番となる42を背負ったジャッキー・ロビンソンの感動の実話。
「やり返さない勇気をもて」
慣習が邪魔をして偏見にさらされる中、GMリッキーからかけられた言葉を胸に秘めて真摯に野球に向き合うジャッキー。敵チームの監督や観客からも罵声を浴びせられ、チームメンバーとも距離を埋めきれず悔しさを募らせていきます。それでも、怒りを耐えて自分を律し続ける姿から、真の勇気と強さが感じられます。

彼をチームに入れ支援するドジャースGMのリッキーをハリソン・フォードが気骨ある演技で作品を引き締めています。ちなみに、意外な気がしますが彼が実在の人物を演じるのは本作が初めてだそうです。

後半、野次に晒されるジャッキーに「全員が同じ背番号をつければ区別がつかないさ」とチームメイトがマウンドで声をかけます。この優しさと尊敬が時代を超えて思い継がれ、今日のメジャーリーグで4月15日に永久欠番となった「42」のユニフォームを全選手が身につけてマウンドに立ちます。現在の日本人リーガーを含める外国人選手の活躍も、ジャッキーの一歩から始まったと感じると、感慨深い思いがこみ上げてきます。

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運命は自らの手でつかむ。不屈の魂が導くリーダーシップとは

  インビクタス/負けざる者たち

インビクタス/負けざる者たち

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巨匠クリント・イーストウッド監督が、アパルトヘイト後も人種間対立が残る南アフリカで開催されたラグビーW杯を巡る感動の実話を、ネルソン・マンデラ大統領と代表チーム・キャプテンを務めたフランソワ・ピナール選手との間に芽生える絆を軸に描き出す

【心揺さぶられるPoint】
ネルソン・マンデラ氏が自伝を出版した際に「映画化するなら誰に演じてほしいか?」という質問に「モーガン・フリーマン」と答えたことがきっかけで映画化が進んだという本作は、まさにフリーマンの名演技があってこそ。寛容な心で国民を導く指導者としての姿が見事に演じられています。

フランソワ役のマット・デイモンは、ピナール氏本人から演技指導を受けたこともあり、ひとりの国民として揺れ動く気持ちの機微と、チームを導くリーダーとしての力強さをリアリティある演技で魅せてくれます。

ラグビーはボールを前に投げず、横か後ろに投げて進んでいくスポーツ。
その間も敵にタックルして何度もぶつかり合いながら点を獲りにいくその姿は、アパルトヘイト後も貧困・差別に苦しむ南アフリカの様子と、その指導者として苦難と向き合う指導者ネルソン・マンデラ大統領の姿と強く重なります。

歓喜に包まれるクライマックスのシーンは、本当に胸が熱くなります。国民全員が喜び抱き合うその瞬間はまさに平和そのもの。長い監獄生活に閉じ込められていた大統領の不屈の軌跡が、国民の歓喜で満たされるラストからは、光ある未来を感じずにはいられません。

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仲間がいる。それが、俺たちを強くする。

  タイタンズを忘れない

タイタンズを忘れない

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公民権法施行の後も人種差別が残る1971年、教育改革によりヴァージニア州に生まれた白人黒人混合の高校フットボールチームの選手達が、「肌の色が違う」ことからお互いいがみ合いながらもスポーツを通じて徐々に分かり合い、奇跡を起こしていく。

【心揺さぶられるPoint】
「青春」「熱血」「友情」「感動」。
これらのキーワードで映画をお探しのあなたへ、自信をもっておすすめする映画です。

最初はいがみ合ってた白人・黒人のフットボール選手たちが、デンゼル・ワシントン演じるブーン監督のもとで偏見を乗りこえて、真の勝利を手にするまでの物語です。
厳しい合宿の最中に出された命令は、「白人・黒人すべての生徒と話して相手のことをよく知ること」。
相手を知っていくにつれて恐怖や偏見はなくなり、お互いを尊重して次第に絆が生まれ始めてきます。そうした信頼関係がチームを強くして勝利をつかみ取っていきます。そして、彼らの変化が家族や友人、町の人たちをも変えていく原動力となっていく…。

特に、白人選手ゲリーと黒人選手ジュリアスが信頼関係を築き親友になっていく描写が素晴らしく、友情と尊重の強さに何度も目頭が熱くなります。
ぶつかり合って分かり合える、そんな男同士の友情が爽やかに感動的に描かれていて、終始こみあげる気持ちでいっぱいになります。まさに、何度も見返したくなる映画のひとつになる作品です。

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知られざるマウンドの輝き。彼女たちのベースボールがここにある。

  プリティリーグ

プリティリーグ

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戦時下でメジャーリーガーの選手たちが徴兵されたこときっかけに創設された全米女子プロ野球リーグを題材としたヒューマン・コメディ。女性差別が激しかった時代に、野球を通して自己実現しようとする「彼女たちの」前向きな生き方を爽やかに描く。

【心揺さぶられるPoint】
1943年に創設された女性リーグで活躍した女性たちが、明るくたくましい姿がユーモラスかつ感動的に描かれた本作。タイトルやジャケットで「ただのコメディもの」と判断して見逃さないよう、しっかり手に取ってみてもらいたい1本です。

まだ女性への偏見や差別が残る時代で、「女が野球なんてできるのか」と野次を飛ばされたり、ユニフォームもミニスカートのワンピースであったり、何故かマナー教室に通わされたりと、「女性らしい」という枠組に無理やり押し込められます。
そんな状況の中でも、純粋に野球を愛し、自分の居場所がある自由をかみしめ、仲間と奔放に楽しむ彼女たちの姿から元気や明るさをたくさんもらえます。誰かの「娘」や「妻」だけではなく自分の夢を大切に生きる彼女たちは、飲んだくれの監督も変えてしまうほど魅力的です。

ストーリーの軸となるのはドティと妹のキット。まさにミス・パーフェクトな美貌と野球の才能を兼ね備えた姉に、憧れと嫉妬が混ざった複雑な気持ちを持ち続けるキット。クライマックスのマウンドでの姉妹対決は、お互いを理解しているからこその手加減なしの勝負に手に汗握ります。

キャストは、ジーナ・デイビス(彼女を見ると「テルマ&ルイーズ」が観たくなる)、コメディ出身のユーモアばっちりトム・ハンクス、セクシー&チャーミングな選手を演じるマドンナと、豪華なメンバーも見どころ。

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【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:小谷恵梨

TSUTAYAのレンタル在庫管理を担当。好きなジャンルは、ドラマ・ラブストーリー・ミュージカル。好きな監督は、クリストファー・ノーランとクリント・イーストウッドです。

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