エルマンノ・オルミ監督最新作『緑はよみがえる』の日本版ポスタービジュアル&予告編が完成!

完成したポスタービジュアル

映画『緑はよみがえる』より

イタリアの名匠エルマンノ・オルミ監督の最新作で、2015年ベルリン国際映画祭特別招待作品『緑はよみがえる』<4月23日(土)より岩波ホール他全国順次公開>の日本版ポスタービジュアルと予告編が完成した。

映画史に残る名作『木靴の樹』(78/カンヌ国際映画祭パルム・ドール)、『聖なる酔っぱらいの伝説』(88/ヴェネチア国際映画祭金獅子賞)など数々の傑作を生み出し、2008年には、日本人では黒澤明、宮崎駿が受賞しているヴェネチア国際映画祭栄誉金獅子賞を受賞している名匠エルマンノ・オルミ。

その最新作『緑はよみがえる』は、83歳になったオルミ監督が、父への想いを込めて完成させた特別な作品で、第一次世界大戦下のイタリアで、父親が若き兵士として経験した事実をもとに描かれている。舞台は、1917年冬、第一次世界大戦下の北イタリア・アジアーゴ高原。イタリア軍とオーストリア軍は、塹壕を掘って対峙し、戦況は膠着している。ある日、そんな前線にまだ少年の面影を残す若い中尉が送られてくる―――。

完成したポスタービジュアルに大きく映し出されているのは、映画の舞台で、ロケ地でもあるアジアーゴ高原の雪原にさえざえと輝く満月が照らす山々。予告編でも、静謐でありながら、厳しさが伺える自然の美しさを捉えており、戦場を描いた映画にも関わらず、オルミ監督らしく、自然の中に生きる素朴な人間の尊さが描かれていることが想像できるだろう。

また興味深いのは、モノクロームかと思うほどに色調を落とした塹壕の描写と外に広がる自然の静けさを対比させた美しい映像表現。撮影監督は、オルミ監督の実の息子であるファビオ・オルミで、35mmフィルムで撮影したその映像は言葉にできないほどに感動的だ。


映画『緑はよみがえる』

4月23日(土)岩波ホールほか全国順次ロードショー!

監督:エルマンノ・オルミ(「木靴の樹」「ポー川のひかり」)
撮影監督:ファビオ・オルミ プロデューサー:ルイジ・ムシーニ、エリザベッタ・オルミ
出演:クラウディオ・サンタマリア(「海と大陸」)、
アレッサンドロ・スペルドゥーティ(「ジョルダーニ家の人々」)ほか
2014 年 / イタリア / 76 分 / 1:1.85 / 5.1ch / DCP 原題 torneranno i prati
後援:イタリア大使館 特別協力:イタリア文化会館
提供:チャイルド・フィルム/ムヴィオラ/シネマクガフィン/朝日新聞社
配給:チャイルド・フィルム/ムヴィオラ

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アーティスト情報

エルマンノ・オルミ

生年月日1931年7月24日(86歳)
星座しし座
出生地伊・ベルガモ

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