話題の問題作『ナイトクローラー』 リリース記念! 日常に潜んだサイコパス映画4選―TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

公開されるや否やすぐに評判となった問題作『ナイトクローラー』。ジェイク・ギレンホール演じるルイス・ブルームの清々しいまでのサイコパスぶりが話題となりました。他にもまだある、怖くて恐ろしいサイコパスが出てくる作品を紹介します。

あなたの近くのサイコパス【1】 ニュース・パパラッチ―『ナイトクローラー』

  ナイトクローラー

ナイトクローラー

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仕事にあぶれたルイス・ブルームは、TV局に悲惨な映像を売るカメラマン“ナイトクローラー”の存在を知り、のめり込んでいく。しかし、刺激的なスクープ映像を求めるあまり、次第にモラルのタガが外れていき…。

【サイコパスなPoint】
主人公のルイス・ブルームは一見穏やかな青年に見えますが、あきらかにサイコパス。それを完璧に演じたジェイク・ギレンホールの演技は正にアカデミー賞ものでした。

彼の行動は倫理に反しているようで、「何故悪いのか?」と問われたら誰も反論できない、そんな現代社会の歪んだ世界を映し出しています。モラルに反した内容、良心をどこかに置いてきたような主人公、欲望にまみれた登場人物たち…それなのに見るとスカッとするという不思議な作品でもあります。

2015年映画ランキングの上位ランクインすることも非常に多かった、現代を切り取るなら見逃してはならない重要作です!

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あなたの近くのサイコパス【2】 仲が良さそうに見える夫婦―『ゴーン・ガール』

  ゴーン・ガール

ゴーン・ガール

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米ベストセラーをデイビッド・フィンチャー監督が映画化。幸せな生活を送っていたニックとエイミーだが、エイミーの突然の失踪をきっかけに、ニックは殺害の嫌疑をかけられ、そして衝撃の事実が明らかになっていく。

【サイコパスなPoint】
映画公開後、私の回りの鑑賞したほぼ全員が「心底怖い」ともらした怪作。サスペンス・スリラーというジャンルに、こんな風に観る人を震え上がらせる方法が残っていたのか!と驚くこと請け合いで、デビッド・フィンチャー監督の演出が冴え渡りまくっています。

149分という長さながら、息もつかせない展開、目くるめく真相、そして衝撃のラスト。男性と女性で見終わった後の意見が違うのもこの作品の特徴です。ぜひ見終わった後に意見を交わしてみてください!

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あなたの近くのサイコパス【3】 ヤング・エグゼクティブ―『アメリカン・サイコ』

  アメリカン・サイコ

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80年代のNY。27歳のエグゼクティブ、パトリック・ベイトマンは一見誰もが羨む生活を送っていた。しかし、彼は時折 強い衝動に突き動かされ、夜の街をさまよいホームレスや娼婦を殺害していたのだった……。

【サイコパスなPoint】
衝撃的な内容で話題となったブレット・イーストン・エリスの同名小説をメアリー・ハロン監督が映画化したサスペンス・ドラマ。何もかも手に入れているかに見えるエグゼグティブが、実は抑えられない殺人衝動に突き動かされている、という内容は非常に衝撃的。

整然と並べられたスーツやワイシャツと同じように整然と行われる殺人、その違いのなさも恐ろしい。また、そんな風に何気ない表情で殺人を犯しているにも関わらず、名刺の紙質やフォントを仲間と競い合い、卒倒せんばかりに興奮したり落胆するシーンも怖いです。

思わず笑ってしまうほど滑稽なのですが、同時にベイトマンの病的な異常さが炙り出されています。そのシーンを見逃さず、戦慄してください!

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あなたの近くのサイコパス【4】 感じの良い隣人―『ファニー・ゲーム』

  ファニー・ゲーム

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バカンスのため別荘にやってきたショーバー一家を、ペーターとパウルと名乗る若者達が訪れる。初めは礼儀正しかった2人だが、やがてその態度は豹変し、彼らによる残酷な“ファニーゲーム”が始まった…。

【サイコパスなPoint】
オーストリアの巨匠・ミヒャエル・ハネケ監督が世間に投げかけた衝撃の一作。2008年には『ファニー・ゲームU.S.A』としてセルフリメイクもされていますが、おススメはやっぱりオリジナル。残虐なシーンは巧みに隠されていますが、それでも目を背けたくなるような残酷さに満ちています(実際、上映されたカンヌ映画祭では席を立つ観客も多くいたとか)。

でも、監督がこの作品を撮ったのは「暴力について考えてもらうため」。途中、謎の青年パウルが観客に向かって目配せをし、あたかも観客が暴力の共犯者、もしくは傍観者であることを仄めかすことに代表されるように、実はハネケ監督による仕掛けが多くなされた巧妙な映画なのです。

ハネケ監督が仕掛けた映画のゲーム、目を見開きながらご覧ください。

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【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:かしこ

90年代のミニシアターブームから映画にはまり、気づいたら幾星霜。 単館系、文芸系、ドキュメンタリー映画をよく見ます。

最近は海外の映画祭にボランティアで参加したいと思いたち、もっぱら英語を勉強中。(でも道のりは遠い…)

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