TSUTAYAで“あと1本”に迷った時に見るべき映画5選―TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

TSUTAYAに行って「あと1本選ばなきゃ!」という時ほど、その1本が決まらないことってありますね。ここではそんなときに是非思い出して頂きたい5本を紹介します。女子ウケも考慮したので、いざという時に使えます。

あなたはすでに、トリックにかかっています―超一流のオジサンにシビレる

  鑑定士と顔のない依頼人

鑑定士と顔のない依頼人

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ある鑑定士のオジサンのもとに、ちょっと変わった鑑定の依頼がきて、鑑定をしていくうちに…という話。『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレが監督・脚本、エンニオ・モリコーネが音楽を担当。

【あと1本!の背中を押すPoint】
あまり情報をインプットしないで観たほうがおもしろいと思いますので、あまりグダグダ書きません。でも書きたい!(笑)

まずオジサンが渋い。超一流鑑定士の所作一つひとつにシビれます。そのオジサン視点で描かれる「変わった依頼人」については電話で依頼してくるので、女性であることくらいはわかるのですが顔や素性は謎…それでも段々鑑定を進めていくうちにやりとりがあったりして、ちょっとずつ打ち解けるんですが、あーダメ、これ以上書けません(笑)。

映画通の村上光氏には「『裏切りのサーカス』と同じくらい面白い」ってオススメされたのですが、『裏切りのサーカス』は登場人物が全員オジサンで顔と名前を覚えられませんでした。けど安心してください、こちらはオジサン1人です。

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天才も泣いたっていいじゃない 人間だもの―『アメリ』の監督作で掴みはOK?

  天才スピヴェット

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『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督がライフ・ラーセンの異色冒険小説『T・S・スピヴェット君 傑作集』を原作のアドベンチャー・ドラマ。スミソニアン学術協会から表彰された10歳の天才少年T・S・スピヴェットが、授賞式に出席すべく家を飛び出したった一人で繰り広げる大冒険の行方を描く。

【あと1本!の背中を押すPoint】
「『アメリ』の監督」これだけで女の子の掴みはバッチリですね。スミソニアン学術協会から表彰されるほどの天才少年がモンタナの田舎町から貨物列車で弟を失った悲しみ・罪悪感や孤独と戦いながらワシントンDCを目指すロードムービー。

ロードムービーで大事なのは「努力」「友情」「勝利」―つまり旅を通して、仲間と出会い、成長しながら目的を達成することだと思います。スピヴェット君の成長を女の子と一緒に見守りましょう!

ちなみに公開時のキャッチ「泣き方だけが、わからない」は素晴らしいキャッチだと思いました。中島みゆきの「with」という曲に「誰だって旅くらい一人でもできるさ でもひとりきり泣けても ひとりきり泣くことはできない」という詞があるのですが、はたしてスピヴェット君はこの旅を通して笑えるようになったのでしょうか。

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難しい話を素人にもわかるように、最新技術を駆使した超本格SF―映画館で観なかったことを強く後悔

  インターステラー

インターステラー

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近未来。環境悪化で地球の寿命は終わりを迎えようとしていた。そこで人類は、居住可能な新たな惑星を求めて宇宙の彼方に調査隊を送り込むことに。わずか数人のクルーの一人に選ばれ、この重大なミッションに参加することになったシングルファーザーのクーパー。しかしそのためには、15歳の息子と泣きじゃくる幼い娘を残していかなければならなかった。

【あと1本!の背中を押すPoint】
この作品紹介や予告編で「父娘の絆」「感動の帰還」を前面にだしてくるので『アルマゲドン』系の大衆SFと思って劇場では観なかったんですが、今ではこの映画を映画館で観なかったことを強く後悔しています。『ゼロ・グラビティ』クラスの本格SFです。

なにがすごいって、脚本のジョナサン・ノーラン(クリストファー・ノーランの弟)はこの映画のためにカリフォルニア工科大学で相対性理論を学んだということ。そこまでします? さらに理論物理学者が科学コンサルタントを務めたので、とにかく科学考証が正確だとか。これまでできなかった一般相対性理論に基づいたワームホールの正確な描写に成功したそうです。

難しいことはスピヴェット君じゃないのでわかりませんが、私は『2001年宇宙の旅』を初めて観たときと同じくらい感動しました。丁寧に観客に伝えようとしてくれているという意味では『2001年~』を越えます。もちろん「父娘の絆」もかなり重要な要素なので、予告編に罪はないのですが…

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「おいしいロードムービー」に込められた監督の想いも含めて名作―でもあり『アイアンマン』のスピンオフとも言える?

  シェフ 三ツ星フードトラック始めました

製作・脚本・監督・主演は『アイアンマン』の監督ジョン・ファヴロー。オーナーや評論家と衝突してレストランをクビになったシェフの主人公が、フードトラックの移動販売を始めることで自らの誇りと家族との絆を取り戻していく姿を描く。

【あと1本!の背中を押すPoint】
ジョン・ファヴローはこの映画のために有名シェフに弟子入りして修行したとか(どこかで聞いたエピソードですね)。元嫁がダイナマイト・ボディで映画に集中できない、という点を除けば欠点がありません。

「本当は自分が作りたい料理があるのに、オーナーの言うとおり作ったら、料理評論家に酷評されて、独立して作りたいもの作る!」という映画です。一方監督のファヴローは「本当は作りたくもない映画をプロデューサーの言うとおり作ったら叩かれまくった、という経験があって、この映画を自主制作した」とかなんとか。

しかも劇中でトラックを手配してくれる金持ちがロバート・ダウニーJr.(ご存知アイアンマン)だし、レストランの同僚にスカーレット・ヨハンソン(ご存知ブラック・ウィドウ)出てくるし、もはや「アイアンマン」のスピンオフですね。このあたりは映画評論家の町山智浩氏がラジオで語っておりましたので、ぜひ聴いてみてください。

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2010年代ロードムービー暫定1位―映画史に残る「いい景色」

  LIFE!

LIFE!

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廃刊が決まったLIFE誌の最終号の表紙写真を求めて、ある写真家を追って世界中を飛び回るロードムービー。私の「ロードムービーBEST5」にもランクインしました。

【あと1本!の背中を押すPoint】
お待たせしました、家で女の子と映画をみる機会があったら、コレはハズさない。ウディ・アレンやウェス・アンダーソンはいかにも女子ウケを狙ったと下心を見透かされそうですが、これは男性的なロードムービーをいい景色、いい音楽、ユーモアで彩っているので、「素敵な映画を知っているのね♥」ってなります(多分)。

特に映像がとてもキレイで作品の印象にも関わってくるのでブルーレイでの視聴をオススメします。スケボーのシーンは映画史に残る「いい景色」です。ロードムービーの「努力」「友情」「勝利」の三本柱はこの映画でも大事なキーになっていて、冴えない40代記者が旅を通して、成長していきます。今となっては劇中で流れるデビッド・ボウイの「Space Odity」を歌うシーンは涙なしには観れません。

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【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:五十嵐雅行

無数にある映画の中から何を観るのかはとても大事。せっかく観るなら「いい映画」を観たいですよね。“映画通”たちに勧められた映画を観て、面白かったものを紹介します。ロードムービーと007シリーズが大好き。

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アーティスト情報

デビッド・ボウイ

生年月日1947年1月8日(71歳)
星座やぎ座
出生地英ロンドン、ブリクストン

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