[Alexandros]川上洋平のTSUTAYAで迷ったらコレを観よ!―現代の戦争の実態を描いたサスペンス『ドローン・オブ・ウォー』

『ドローン・オブ・ウォー』

TSUTAYA常連の[Alexandros]川上洋平が新作DVDをご紹介! 今月は、現代の戦争の実態を描いたサスペンスを紹介します。

『ドローン・オブ・ウォー』

『ドローン・オブ・ウォー』

無人戦闘機を遠隔操作し、米国にいながら中東のテロリストにミサイル攻撃をする兵士が、みずからは危険を負わない殺りく任務に、精神的に追い詰められる。

NOW RENTAL
'14年・米
監督・製作・脚本/アンドリュー・ニコル
出演/イーサン・ホーク、ブルース・グリーンウッド

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不気味な雰囲気が終始漂っています

イーサン・ホークぶっちぎりだな。最近イーサン・ホークで駄作が見当たらないですね(『ゲッタウェイ スーパースネーク』は観てませんが)。

去年世間を騒がせたドローン=無人機。近年の戦争では、それを利用して敵地を爆撃しているんですね。そんな無慈悲で冷徹な機械を操縦する兵士の話です。「人間力って何なんだろう…」と疑問を抱いてしまう映画。無気力に陥り、病んでしまう主人公をイーサン・ホークが演じています。

「戦地に行かずして攻撃ができる」と、パッと見は幸せそうなのです。愛する家族と離れずして、ラスベガスののどかな町に住み、休日は庭でバーベキューパーティをする。仕事としてはラスベガスの米軍基地内にある狭いブースで、アフガニスタン上空を飛んでいるドローンを遠隔操縦し、敵を爆撃する。失敗することはあっても、自分たちが攻撃されることは絶対にない。言葉は悪いけれど、それだけを聞くと楽そうである。兵士たちがゲーム感覚で任務を遂行している描写もあり、実際にゲーム業界からリクルートされた兵士も多いと映画では描かれています。しかし、漠然とイヤ~な違和感を拭いきれない主人公。「自分たちは卑怯者なんじゃないか?」と感じるようになっていきます。実は主人公は、以前は戦闘機に乗っていた優秀なパイロットでした。しかし今は、遠隔でドローンを操作し、敵を上空から襲っている。そういったジレンマを抱え任務を遂行していくのですが、幸せなプライベートもどんどん侵食されていってしまう。

画面こそハードですが、映画そのものはとても静か。爆撃する瞬間、画面にその模様は映し出されるものの音はまったく聞こえない。そんな不気味な雰囲気が終始漂います。アフガニスタンの荒れた空とラスベガスの平和な空。比較するように対照的な二つの地の映像が流れ、我々に静かに訴えかけてきます。さまざまなメッセージが読み取れる映画です。みなさんは何を感じ取るでしょうか?

(C) 2014 CLEAR SKIES NEVADA, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

◆PROFILE

[Alexandros]A写
小学生時代以来で父と映画館へ。3Dのことをしきりに「立体」と言っていて微笑ましくなりました。

小学生時代以来で父と映画館へ。3Dのことをしきりに「立体」と言っていて微笑ましくなりました。

[Alexandros]

'01年結成の4人組ロックバンド。メンバーは川上洋平(Vo &G)、磯部寛之(B&Cho)、白井眞輝(G)、庄村聡泰(Dr)。現在までにシングル11枚、アルバム5枚、映像4作品をリリース。

●今後のスケジュール
[ライヴ]
Whistle Song
■3月27日 有明コロシアム

[Alexandros] CREW 会員限定ツアー
■4月18日 梅田CLUB QUATTRO
■4月19日 名古屋CLUB QUATTRO
■4月21日 渋谷CLUB QUATTRO

[リリース]
3月30日発売
ライヴDVD&ブルーレイ『[Alexandros] live at Makuhari Messe “大変美味しゅうございました”』
4月20日発売
12thシングル「NEW WALL / I want u to love me」

[レギュラーTV番組]
毎週月曜22:00~ 「Welcome! [Alexandros]」 (SPACE SHOWER TVにて)

[Alexandros] オフィシャルサイト

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