【公開直前インタビュー!】鈴木亮平、アメコミに対抗できるのは「変態仮面」だけ!?

鈴木亮平

『HK/変態仮面』主演の鈴木亮平

5月14日から全国公開される伝説的少年漫画の実写映画化シリーズ第2弾『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』。

パンティを被る型破りなヒーロー・変態仮面(色丞狂介)を前作に引き続き演じる鈴木亮平が、2作目にかける意気込みや「変態仮面」三部作の野望などについて明かしくれた。

変態仮面は「アベンジャーズ」に対抗できる「ジャパニーズヒーロー」

──いよいよ14日からシリーズ2作目の『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が公開されます。主演の鈴木さんからは、このシリーズに対して自信すら感じます。「イケる」という確信は一体何でしょうか?

鈴木亮平(以下、鈴):何なんでしょう。あんまりこういうヒーローいないからですかね(笑)。

色んな要素が詰まっていて、まず笑える。笑えるヒーローなのにすごくカッコいい。一番特殊なのは、ヒーローといえば変身して服を着るけど……脱ぐこと(笑)。

──作品として成立するのかという不安は?

鈴:変態仮面は、変身して敵を倒すという映画として割としっかりとした骨組みがあり、ストーリーが浮かびやすいキャラクターです。不安はなかったですね。

いざ、変態仮面

アメコミに対抗できる日本のヒーローは…「変態仮面」(鈴木)

──鈴木さんが、自ら三部作の話を監督に提案したと聞きました。その理由は?

鈴:ヒーローといえば、三部作じゃないですか(笑)。この作品はアメコミのヒーロー映画を意識しています。あの世界中で人気のヒーローたちに対抗できる日本のヒーローと言ったら……僕は変態仮面だと思っています(笑)。

海外に輸出できたらもう最高です。まずそのために三部作がないと格好がつきません。「ヒーローなのに三部作になってないの?」と思ってしまうんです。この「アブノーマル・クライシス」が受け入れられないと次がないので、今回には賭けています。

「付き合ったらすごく相手を好きになっちゃう」

──今回、狂介は大学生の設定で、清水富美加さん演じる姫野愛子に対する性欲的な部分もより描かれています。演じるにあたって意識したことは?

人気女優となった清水富美加も参戦

人気女優となった清水富美加(左)も参戦

鈴:まぁ、元々性欲メインのキャラクターですからね(笑)。コメディなので多少デフォルメしてますけど、服装も含めて「こういう人いる」と思われるキャラにしたいです。

あと変態仮面は性欲が原動力ですが、パンティを被るのは全て愛子ちゃんが好きだから。そこを見失うとただの変態になってしまうので、正義のヒーローであり、愛子ちゃんを好きという狂介の純粋な気持ちは常に意識しています。

僕らは大マジメに演じていますが、変態には変態なりの純愛があります。そこで一生懸命頑張ってる大学生の甘酸っぱい気持ちを見て、結果、笑ってもらえれば(笑)。

──水崎綾女さん演じる大学の彩田椎名教授とセクシーなやり取りも展開します。実際、撮影中に惑わされたことは?

鈴:綾女は同じ事務所で、彼女が10代の頃から知っています。以前に何度か恋人役もやってるので俳優同士として、信頼関係があります。狂介くん自体は彼女に惑わされて、彼は戸惑っているだけ。愛子ちゃんに対する気持ちは全く揺らいでいない点を大事にしたいし、伝えたいです。

──そんな一途な狂介と鈴木さんで共通点はありますか?

鈴:付き合ったらすごく相手を好きになっちゃうのは同じですね。……恥ずかしいな、この質問(笑)。好きなことに対してトコトンのめり込む点は似てるかもしれません。狂介くんの場合はパンティですが、僕は最近、生き物にすごく興味を持っていて進化論について調べています。

今回の変態仮面は“バーサークモード”

──今回の「アブノーマル・クライシス」では、ニューヨークの街をスパイダーマン並みに飛び交うシーンがあります。変態仮面がニューヨークに行った、という状況をどう思いますか?

鈴:『変態仮面』は、なぜかサム・ライミ版の『スパイダーマン』シリーズを観てると2倍楽しめる映画です。スパイダーマンの本拠地に行く、というのは最高峰のパロディーで、夢にまで見た舞台です。

──実際にNYで撮影を?

鈴:それはご想像にお任せします(笑)。

──「変態仮面2」の予告PVを観た海外の人が、英語で「アベンジャーズ入りを!」「『シビル・ウォー』に出てくれないかな」とコメントしているのも見受けられます。

鈴:元々アメコミを意識した作品で、『キャプテン・アメリカ』にも負けない、『アベンジャーズ』にいても違和感のない肉体を作ることがテーマでした。『アベンジャーズ』、呼んでもらえたらいつでも行きますよ。

──変態仮面の“アクション”も、前作よりパワーアップしていて、マジメなのに、シュールで変態的なシーンの連続です。

鈴:今回は変態仮面が“ただの変態”から“ストイックな変態”に生まれ変わるストーリーです。中でも、新しくお見せするバトルモードはRPGで言うとバーサークモード(笑)。観てる方に「ウオ、来た!」と思って頂けるはずです。

──変態性がいっそう追求されていて、「ホントに実在したら嫌だ」と思って笑ってしまいました。

鈴:ハハハ(笑)。この映画は、単に笑いや気持ち悪さに走るのではなくてカッコいい変態、ストイックな変態になることを追求しています。これ、ちゃんと書いてくださいね(笑)。

変態仮面を演じる羞恥心、「役者魂」がねじ伏せた

──「1」が出た当時からずっと、変態仮面を演じる役者がいることに驚いています。鈴木さん自身に恥じらいはないんですか?

羞恥心は役者魂がねじ伏せる

羞恥心は役者魂がねじ伏せる

鈴:そりゃあ、恥ずかしいですよ。あんな変態、そうそういないですもん(笑)。でも恥ずかしさを超えて「この物語を届けたい」「お客さんとして観たい」という気持ちが上回りました。「自分がやっていいならやろう」と。「さすがに変態仮面をやる役者はいないだろう」と世間に思われていたのが悔しいですよね。

──役者魂に火がついた。

鈴:そうですね。僕ら俳優は、プライドや演じたいという思いを、羞恥心をねじ伏せられるくらい、一人ひとり熱い気持ちを持ってやっているつもりです。

──ためらいもない?

鈴:それはないです。元々、作りたくて出た作品です。「1」をきっかけに僕が世の中の人に知ってもらえたなら「じゃあ、今『2』をやらないでいつやるんだ?」という思いのほうが強いです。

歴史にどんどん興味が沸いている

──色々お話をありがとうございます。最後に一つ聞かせてください。変態仮面はすごく強烈な特徴をもつキャラクターですが、今後出てみたい作品や演じたい役は何でしょうか?

鈴:色々ありますが、ずっと思っているのは時代劇。武将や侍をやりたいです。変態仮面もそうなんですけど、日本人として世界に日本の作品を届けていきたい、ヒットさせていきたいと思っています。

それじゃあ「日本人なら武将、侍の経験が不可欠だ」と感じていて、今すごく興味があります。侍を、力を抜いて自由に演じる。1秒で侍になれる。そういう経験がほしいです。年を追うごとに歴史にどんどん興味が沸いていますし。

──歴史上の人物を演じたい?

鈴:刀を使い、部下をたばね、カリスマ性を備わった武将。そういう人を超越した感じの、歴史に名を残した人の役をいつか演じてみたいです。まぁ変態仮面も、ある種、人を越えてますけどね(笑)。

(文・写真:桜井恒二)

 

『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』
5月14日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

変態仮面、「3」が実現するかどうかは「2」次第

「某スパイダーマンを多分に意識しているため」(福田監督コメントより)、変態仮面シリーズは「3」までは確実に作る、という

原作:あんど慶周『THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN』(集英社文庫コミック版刊)
監督・脚本:福田雄一
出演:鈴木亮平/清水富美加 柳楽優弥 ムロツヨシ/片瀬那奈 池田成志 安田顕
製作:「HK2」製作委員会 東映ビデオ、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、日本出版販売、レスパスビジョン、東映、木下グループ 
配給:東映
(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会

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アーティスト情報

鈴木亮平

生年月日1983年3月29日(35歳)
星座おひつじ座
出生地兵庫県西宮市

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