『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』と一緒に観たい!世界探訪ドキュメンタリー映画4選―TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

世界各国の、その国では常識でも、アメリカはじめ他国では知られていない文化、習慣を紹介する『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』がついに公開!本作でもたくさん紹介される”その国では常識”な、”世界の非常識”。そんな各国の隠された一面を知ることができるドキュメンタリーを集めました!

【アメリカ】国をも動かすキリスト教原理主義とは?

  ジーザス・キャンプ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~

未公開ドキュメンタリー映画の紹介番組をパッケージ化。キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史主宰の、子供のサマー・キャンプを追う『ジーザス・キャンプ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~』を取り上げる。

【 ドキュメンタリーの Point】

キリスト教徒の中でも、“キリスト教原理主義者”と呼ばれる人たちは、聖書は実際に起こった出来事を綴ったものと信じ、進化論はうそっぱち、中絶や同性愛、同性婚に反対するなど保守的な思想を持っている、ということは知識として知っている方も多いと思いますが、その人達が実際にその思想を声高に主張している姿は日本ではなかなか見れません。

本作ではキリスト教原理主義思想がいかに子どもたちに浸透し、たくさんの信者を増やし、そして政治にまで影響を及ぼしていくかを描いたドキュメンタリーです。政教分離という言葉以前に、キリスト教原理主義者以外の人たちが住む世界とは全く違う常識で動いている彼らの世界を知ることは、アメリカに関わる世界中の人々が知っておくべき“常識”となりそうです。

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【日本】イルカ漁の是非をめぐり世界中で大論争!

  ザ・コーヴ

ザ・コーヴ

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60年代の番組「わんぱくフリッパー」で調教師として活躍したものの、その後イルカの保護に目覚め、世界各地でイルカ解放の運動に身を投じているリック・オバリー氏の活動に密着、和歌山県太地町のイルカ漁に対する抗議行動を追う。

【ドキュメンタリーのPoint】

和歌山県太地町で古くから行われているイルカの追い込み漁。この漁の方法と、そもそもイルカを捕獲すること自体に反対する団体が太地町で取材を重ね、世界中に日本のイルカ漁の是非を問うた作品です。

が、当然ながら映画としては明確に「イルカ捕獲反対!」「追い込み漁は残酷だ!」と主張しており、その内容については世界中で賛否が分かれています。世界の国々にはそれぞれ固有の文化があり、それが他国では理解されない、他国では真逆の意味に解釈されるような事例は多々ありますが、本作では我々の母国である日本であっても知らない文化があり、それが世界にどう見られているかもまた知らない、ということを認識することが大切と思わせてくれます。

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【インドネシア】歴史の闇に葬られた自国民による大虐殺の過去…!

  アクト・オブ・キリング

アクト・オブ・キリング

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インドネシアの大虐殺事件。真相は闇に葬られる一方、加害者たちは今なお英雄として平穏な日常を送っている。そんな加害者にカメラを向け、殺戮がどのように行われたかを加害者たち自身による再現で映像化するとともに、この恐るべき行為を実行した当事者の心の内に迫っていく衝撃作。

【ドキュメンタリーのPoint】

60年代のインドネシアで、100万人以上もの人が虐殺されていた事実。しかもインドネシア人がインドネシア人を虐殺したというこの衝撃的な事件を、映画として実際の加害者が出演して再現するというトンデモ企画をドキュメンタリー化しているのですが、唖然、絶句、ショッキングな事実、シーンの連発でとにかく観ていてしんどいです。

だがここで描かれるのは紛れも無い事実であり、今を生きる我々は「自国民が自国民を虐殺する」可能性も大いにあるのだと認識した上で将来を見据えなければいけないと強く感じさせてくれます。被害者を演じた加害者が、映画のラストで感じたこととは…? そのシーンで聴こえる、ある「音」が、未だに耳を離れません…

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【メキシコ】これがメキシコ麻薬戦争の現実!もはやギャングはサブカル!

  皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇

年間3,000件を越す殺人事件が発生するメキシコの“世界で最も危険な街”シウダー・フアレスで激化する麻薬戦争の実態を、危険な最前線での取材を通して描き出した衝撃のドキュメンタリー。

【ドキュメンタリーのPoint】

世界で今最も訪れるべきでない場所の一つがメキシコの街、フアレスです。麻薬にまつわる地元ギャングと政府、そして地元民の3すくみの熾烈な戦闘状態が続く超危険地帯なわけですが、実はこのフアレスと、地続きのアメリカで「ナルコ・コリード」なる音楽が大ブームを巻き起こしています。

これはメキシコのギャングや麻薬組織を歌の歌詞でたたえた音楽のいちジャンルで、このような音楽に感化されたり、ギャングを主人公とした映画やドラマに熱狂する市民たちも多く存在していることがこの映画では麻薬戦争の一つの側面として描かれます。

一方で激戦区のど真ん中で死と隣りあわせで職務を全うする警察官も登場し、現実の不可解さが浮き彫りになります。現実はかくも奇妙…!

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【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:勝地a.k.a.フュリオサの左腕

映画をご紹介させていただくお仕事。宇多丸さん、爆音映画祭の樋口さんとのトークイベントや、おすぎさんのラジオ協力、読売新聞映画紹介、フリペ各紙連載など。発掘良品「100人の映画通」選者。年間約500本鑑賞。新旧、洋画邦画アニメ、ジャンル問わずの雑食です!

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アーティスト情報

イルカ

生年月日1950年12月3日(67歳)
星座いて座
出生地東京都中野区

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