『サウスポー』と併せて観たい! 俳優の体作りが半端じゃない映画3選

映画『サウスポー』より Artwork© 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.

映画『サウスポー』より Artwork© 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.

6月3日(金)より公開される、ジェイク・ギレンホール主演のボクシング映画『サウスポー』は、感動的なストーリーに加えて、ギレンホールによる驚異的な肉体改造が話題を呼んでいる。今回は、『サウスポー』と併せて観たい、俳優の体作りが半端じゃない映画を3本紹介する。

あまりの痩せっぷりにスタッフ騒然

『マシニスト』/主演:クリスチャン・ベイル

<あらすじ>機械工のトレバー(クリスチャン・ベイル)は、一年にわたって不眠症に悩まされていた。ある日、彼は自室の冷蔵庫に奇妙な張り紙を見つける。それ以降、トレバーは不可解な出来事の数々に見舞われるようになるのだが、その陰には同僚のアイバン(ジョン・シャリアン)の姿があった。アイバンの狙いを突き止めようとするトレバーだったが、彼は衝撃的な事実を知ることとなり…。

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今日のハリウッドを代表する俳優であるベイルは、これまでに『ダークナイト』シリーズや『アメリカン・ハッスル』などの作品で、役柄に合わせて何度も肉体を改造し、憑依型の俳優としての地位を確立してきたが、その端緒となったのが本作である。体重を約27キロ落とし、あばら骨が浮き出て頬がこけたベイルの姿は、『若草物語』『ニュー・ワールド』で輝きを放っていた二枚目俳優の姿とは程遠く、見る者に恐怖と驚きを与えた。なんでも、その痩せっぷりはスタッフの想像以上で、撮影現場では減量にストップがかかったそう。ストーリーの質も高く、ラストに待ち受けているどんでん返しは秀逸の一言に尽きる。

絶世の美女が実在した中年娼婦に大変身!

『モンスター』/主演:シャーリーズ・セロン

<あらすじ>娼婦のアイリーン(シャーリーズ・セロン)は、バーで知り合ったセルビー(クリスティナ・リッチ)と友人になる。セルビーと遊ぶために体で稼ぐアイリーンだったが、客の一人に半殺しにされてしまう。自分の身を守るために男を殺したアイリーンは、セルビーを連れて一週間の旅に出るのだが…。

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本作は、アメリカ犯罪史上初の女性連続殺人犯であるアイリーン・ウォレスをモデルにした作品。絶世の美女として知られるセロンは、13キロの増量を敢行。たるむ贅肉、ボロボロの肌からは、ハリウッドスターの面影は跡形もなく消えており、その熱演によって、セロンは第76回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した。リッチが扮したセルビーに象徴される、田舎町の閉塞感やセクシャル・マイノリティの孤独といったサブテーマも味わい深い。

アカデミー賞で主演・助演男優賞のW受賞

『ダラス・バイヤーズ・クラブ』/主演:マシュー・マコノヒー、助演:ジャレッド・レトー

<あらすじ>舞台は80年代のアメリカ。主人公のロン(マシュー・マコノヒー)は、薬物中毒のカウボーイだ。酒と女、そして薬に溺れる暮らしを続けたロンは、とうとう体調を崩してしまい、医師からエイズだと診断される。治療薬を探すロンだったが、アメリカでは認可が下りていなかった。そこでロンは、メキシコで薬を購入してアメリカに密輸する医薬品ビジネス「ダラス・バイヤーズ・クラブ」を開業して、エイズ患者たちを支援し始める…。

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自身の体を出演作から私生活に至るまで見せびらかしていたマコノヒーだが、本作では心機一転して17キロの減量を敢行。エイズによってガリガリにやせ細っていくロンの姿を見事に体現している。肉体的アプローチにとどまらず、繊細な心理描写によってロンの精神性も巧みに表現した彼は、第86回アカデミー賞で主演男優賞に輝いた。共演のジャレッド・レトーも、ニューハーフのレイヨンを演じるにあたって18キロの減量を実行。その繊細な演技は好評を博し、マコノヒーと共にオスカー(助演男優賞)を獲得した。

(文:岸豊)


映画『サウスポー』
6月3日(金)公開

キャスト:ジェイク・ギレンホール、フォレスト・ウィテカー、ナオミ・ハリス、カーティス・“50Cent”・ジャクソン、ウーナ・ローレンス、レイチェル・マクアダムス、スカイラン・ブルックス、ボー・ナップ、ヴィクター・オルティス、リタ・オラ、ミゲル・ゴメス
監督:アントワーン・フークア
製作:アントワーン・フークア、トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、スティーヴ・ティッシュ、アラン・リッシュ、ピーター・リッシュ、キャスティング:メアリー・ヴァーニュー、リンジー・グレアム
音楽監修:ジョン・フーリアン
作曲:ジェームズ・ホーナー
編集:ジョン・ルフーア

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