新作映画『マネーモンスター』を観るべき3つの理由――オスカー俳優が集結し“横綱相撲”を披露する極上サスペンス

マネーモンスター

『マネーモンスター』ってどんな映画?

司会者リー・ゲイツの軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼いでいるTV番組「マネーモンスター」の生放送中、番組ディレクターのパティはセットの裏に潜む不審者に気がつく。次の瞬間、スタジオに銃声が鳴り響き「株の情報操作が意図的に行われ、全財産を失くした」と番組の責任を訴える犯人がリーを人質にとり、番組をジャックしてしまった。犯人の主張に耳を傾け、自分自身が誤情報を垂れ流していたと気づいたリーは、驚きの行動に出る。

観るべき理由:1――現代社会の闇を切り込む極上サスペンス

リーマンショック後、なおも混乱の気配が消えない世界経済。何より誰もが興味を抱かずにはいられない“お金”というテーマは、ハリウッドを大いに刺激し『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』といった秀作を次々生み出している。もうひとつ、テレビやネットといった巨大化した“メディア”が、偏った情報を流し、受け手を操ろうとする危険性は、やはり現代人にとって避けては通れない課題である。

『マネーモンスター』は、そんな身近に潜む現代社会の闇に鋭く切り込み、テレビの生中継というワンシチュエーションで観客を巻き込む参加型の極上サスペンス。事件発生から驚きのエンディングまでほぼリアルタイムで進行する100分弱の上映時間も小気味よく、緊張感たっぷりだ。

観るべき理由:2――オスカー俳優が集結し、貫録の“横綱相撲”を披露

人質となる主人公リー・ゲイツを演じるのは、かつてアカデミー賞助演男優賞に輝いたジョージ・クルーニー。軽薄さがにじみ出る番組MCが、事件に巻き込まれたことで、自らの過ちと背後にある巨大な陰謀に気づき、犯人と“共犯”関係になっていく姿を見事に体現した(ちなみにクルーニーは、『ヘイル・シーザー』でも誘拐される大スターを演じたばかり)。

番組ディレクターのパティ役は、アカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリア・ロバーツ。クルーニーとの共演は『オーシャンズ12』以来約11年ぶりで、ともにオスカー俳優として、貫録の“横綱相撲”を披露している。これが4度目のメガホンとなるジョディ・フォスターもアカデミー賞受賞経験者(しかも主演女優賞を2度!)。もはや無敵の布陣である。

観るべき理由:3――早くも伝説!ジョディ・フォスター「5時夢」ジャック

そんなジョディ・フォスターが先日8年ぶりとなるプロモーション来日を果たし、6月2日(木)、こともあろうに(笑)TOKYO MXの人気番組「5時に夢中」に番宣出演! 映画さながらに、約10分間にわたって、生放送をジャックし、番組のMCふかわりょう、木曜コメンテーターの岩井志麻子(作家)、中瀬ゆかり(新潮社出版部部長)とトークを繰り広げた。

まるでADのようにカンペを手に登場したジョディは、「どんな番組なのか知らないから、教えて!」とふかわを直撃。先月、ハリウッドの殿堂入りを果たし、星型プレートを披露した際の感想を聞かれ「硬くて冷たかったわ」と笑いを誘ったり、劇中でクルーニーが披露するダンスについて「あまりに下手でショッキングだった。監督として関わりたくないから演出していない」とぶっちゃけたりと、気さく過ぎる素顔を披露した。放送直後からネットは大盛り上がりとなり、海外スターの来日プロモーションに新たな伝説が誕生した瞬間となった。

(文・内田涼)


映画『マネーモンスター』
6月10日(金)全国ロードショー

監督:ジョディ・フォスター
製作:ジョージ・クルーニー
キャスト:ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジャック・オコンネル 他

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アーティスト情報

ジョディ・フォスター

生年月日1962年11月19日(55歳)
星座さそり座
出生地米・ロサンゼルス

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ジュリア・ロバーツ

生年月日1967年10月25日(50歳)
星座さそり座
出生地

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ジョージ・クルーニー

生年月日1961年5月6日(57歳)
星座おうし座
出生地米・ケンタッキー・レキシントン

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