新作映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』を観るべき3つの理由――世界観はそのままに、よりドラマ性が高まった理想的な続編

アリスインワンダーランド

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『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』ってどんな映画?

2010年に公開され、世界的な大ヒットを記録した『アリス・イン・ワンダーランド』(ティム・バートン監督)の6年ぶりとなる待望の新作。亡き父の海運事業を引き継ぎ、危険な航海の旅を終えたアリスを待っていたのは、彼女を船長の座から退かせようとする厳しい現実だった。そんなある日、青い蝶に導かれたアリスは、不思議な鏡を通り抜け、再びワンダーランドに足を踏み入れる。懐かしい仲間と再会し、大喜びのアリスだったが…。

観るべき理由:1――時間をテーマに、ドラマ性がアップ

前作は誰もが知る児童文学に新たな解釈を加えた、バートン流「不思議の国のアリス」であり、その独特な世界観や個性的なキャラクターを映画ファンに提示する、いわば“招待状”のような作品だった。目には楽しい内容で、日本でも興収118億円(なんと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より上)を稼ぎ出した一方、「ドラマが弱い」「バートン作品特有の毒気が少ない」という声が聞かれたのも事実だ。

今回は『ザ・マペッツ』シリーズで旋風を巻き起こしたジェームズ・ボビン監督がメガホンが引き継ぎ、持ち前のコメディセンスをいかんなく発揮し、テンポも格段に良くなった。世界観はそのままに、誰もが共感しえる“時間”をテーマにし、ドラマ性が高まったという意味で、とても理想的な続編に仕上がっている。

観るべき理由:2――なぜ赤の女王の頭は大きいの? ワンダーランドの過去が明らかに

本作の見どころは、ワンダーランドの過去が描かれ、人気キャラクターの知られざる素顔が垣間見える点。映画の冒頭で、すっかり元気をなくした姿が気がかりなマッドハッター(ジョニー・デップ)の過去に起こった悲劇をはじめ、姉妹である赤の女王と白の女王の仲が悪い理由や、赤の女王の頭が大きくなった原因などが明らかになる。

また、アリス本人も愛する父を亡くした過去をもち、愛する者を奪い去る“時間”を敵視している。その象徴であるのが今回、アリスが戦いを挑む相手である<時間の番人>タイム。「過去は変えられない」という絶対的な事実に対し、アリスはどんな選択をするのか? 人生にひとつでも後悔があれば(後悔がない人はいないはず)、アリスの葛藤に感情移入してしまうだろう。

観るべき理由:3――絶好調のディズニー、夏も快進撃は続く

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『ズートピア』が特大ヒットを記録し、相変わらずの好調ぶりを見せるディズニー映画。この夏は、本作を皮切りに、すでに全米で歴史的ヒットを記録している『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)、驚異の映像革命と絶賛される『ジャングル・ブック』(8月11日公開)と3本の話題作が連続公開され、同スタジオの快進撃はさらに加速するはずだ。

ミアは2度目の来日

ミアは2度目の来日

先日には、主演を務めるミア・ワシコウスカをはじめ、監督&プロデューサーが来日し、アリスのティーパーティを和テイストで再現した来日“お茶”会見が開催されたばかり。ユニークな形式の会見に、ミアらは大はしゃぎだった。凝った演出で宣伝効果を高めるディズニー式のプロモーションにも注目したい。

(文・内田涼)


映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
7月1日(金)全国ロードショー

製作:ティム・バートン
監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ミア・ワシコウスカ/ヘレナ・ボナム=カーター
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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