『ブルックリン』と併せて観たい! 若手演技派女優シアーシャ・ローナンの出演作3選

映画『ブルックリン』より ©2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

映画『ブルックリン』より (C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

今ハリウッドで最も評価が高い女優の一人であるシアーシャ・ローナンの主演最新作で、アイルランドからアメリカに渡った女性の成長と葛藤を描く映画『ブルックリン』が7月1日より公開中だ。本作の見どころは、子役時代から培われた演技力で、観客に共感を誘って止まないシアーシャの名演。そこで今回は、『ブルックリン』と併せて観たい、これまでにシアーシャが出演した作品を3本紹介する。

シアーシャ×ケイト・ブランシェットで放つアクション・スリラー

『ハンナ』/監督:ジョー・ライト

『ハンナ』/監督:ジョー・ライト

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<あらすじ>元CIA工作員だった父エリック(エリック・バナ)によって、人里離れた山の中で育てられた主人公のハンナ(シアーシャ・ローナン)。ある日彼女は、父のもとを旅立つこととなる。しかし、ハンナはかつて自身と父、そして今は亡き母を襲ったCIA捜査官マリッサ(ケイト・ブランシェット)によって、再び命を狙われることになり…。

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『つぐない』『ラブリーボーン』への出演で演技派の子役として注目を集めていたシアーシャが、本格的なアクションに挑んだ作品。シアーシャが小さな体を目いっぱい使って繰り出す徒手空拳とガンアクションの数々、緊張感に満ちたストーリーの中で紡がれるほろ苦い友情、そしてラストで明かされる驚愕の事実など、起伏に富んだ展開を見せるストーリーは見る者を飽きさせることがない。シアーシャはアクションだけではなく、繊細な感情表現でも劇賞を集め、共演したブランシェットからも「シアーシャの時代が来る」と絶賛された。

キュートな殺し屋コンビが過ごす、ハートフルな「お仕事」の日々

『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』/監督:ジェフリー・フレッチャー

<あらすじ>バイオレット(アレクシス・ブレデル)とデイジー(シアーシャ・ローナン)は、キュートな2人の女の子。しかしこの二人、実は屈強な大男やギャングたちを数え切れないほど始末してきた、凄腕の殺し屋コンビ。いつもはお手軽な依頼しか受けない二人だったが、大好きなブランド“バービー・サンデー”が新作ドレスを発表することを知ると、これを買うために報酬が高い仕事を引き受けることに。しかし、この仕事には二人が予期せぬ裏があって…。

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一見するとCMモデルでもやっていそうなバイオレットとデイジーの姿は見る者の目を奪うが、彼女たちが殺し屋であること、そして可愛い服のためなら何でもする、というキャラクター性が生む二重のギャップが実に面白い。二人が屈強な男たちを次々となぎ倒していくアクション・シークエンスでは、スローモーションとハイスピードが織り交ぜられた戦闘が繰り広げられるだけでなく、マズルフラッシュや血糊の飛び方にもこだわりが見受けられるなど、アクション映画としてもなかなかの見ごたえアリ。今は亡き名優ジェームズ・ガンドルフィーニが扮するマイケルとの出会いによって生じる、切なく悲しい人間模様も秀逸だ。

個性派俳優陣が織りなす、実話に基づく歴史ドラマ

『グランド・ブダペスト・ホテル』/監督:ウェス・アンダーソン

<あらすじ>由緒あるホテル:グランド・ブダペスト・ホテルの支配人グスタヴ(レイフ・ファインズ)は、何者かによって殺害された大富豪のマダムD(ティルダ・スウィントン)殺しの犯人に仕立て上げられ、逮捕されてしまう。ベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)や、その恋人アガサ(シアーシャ・ローナン)の助けによって刑務所から脱獄したグスタヴは、ヨーロッパ中を駆け巡り、マダムD殺しの真犯人を追い詰めていくのだが…。

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歴史小説『マリー・アントワネット』などで知られる作家シュテファン・ツヴァイクの人生を基にする本作。特筆すべきは、豪華キャストが演じる個性的なキャラクターたち。エドワード・ノートンやエイドリアン・ブロディら、名実ともにハリウッドを代表する演技派俳優陣と肩を並べたシアーシャが扮するのは、洋菓子店メンドルスで働くパティシエのアガサ。控えめな彼女が不器用なベルボーイのゼロと織りなす恋愛模様は、メンドルスに並ぶケーキのように甘く、そして可愛らしい。思わぬ展開に続いて訪れるエンディングは物悲しさを残すが、アンダーソン監督らしい、可愛らしさと温かみに満ちた物語は、何度でも繰り返し味わいたくなるはずだ。

(文:岸豊)


映画『ブルックリン』
公開中

監督:ジョン・クローリー(『BOY A』) 脚本:ニック・ホーンビィ(『わたしに会うまでの 1600 キロ』『17 歳の肖像』)
原作:コルム・トビーン
出演:シアーシャ・ローナン(『つぐない』『グランド・ブダペスト・ホテル』)、ドーナル・グリーソン(『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』)、エモリー・コーエン、ジム・ブロードベント(『アイリス』)、ジュリー・ウォルターズ(『リトル・ダンサー』)
製作国:アイルランド=イギリス=カナダ合作/英語/カラー/ヴィスタ/112分
配給:20世紀フォックス映画

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