新作映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を観るべき3つの理由――ディズニーとスピルバーグが初タッグ “魔法”ד想像”の化学反応は?

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント

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『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』ってどんな映画?

ロンドンの児童養護施設に暮らす10歳の少女ソフィーは、ある眠れぬ夜に、年老いた身長7メートルの“巨人”BFGと遭遇し、そのまま彼が住む巨人の国に連れ去られてしまう。突然の出来事に、最初は怯えていたソフィーも、BFGの優しい性格と自分に似た孤独な境遇を知り、次第に心を通わせる。その頃、別の巨人たちが人間界に足を踏み入れ、各地で大暴れ。ソフィーとBFGが世界のピンチを救おうと思いついた奇抜なアイデアとは?

観るべき理由:1――意外? ディズニーとスピルバーグが初タッグ

長編アニメはもちろん、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『ジャングル・ブック』など実写作品も好調なディズニー映画の最新作は、スティーブン・スピルバーグ監督による児童文学の映画化。意外にも、ディズニーとスピルバーグがタッグを組むのは初めてで、映画ファンならずとも“魔法”ד想像”の化学反応に期待してしまうはず。

特に本作では寝ている間に見る“夢”が重要なテーマになっており、BFGの仕事は「夢の国で夢を捕まえて、それを子どもたちに吹き込むこと」という設定。まさに長年、夢を吹き込むことに挑み続けるディズニーとスピルバーグにとっては、最高の題材なのだ。

観るべき理由:2――スピルバーグの夢を実現化するドリームチーム

そもそもスピルバーグ監督にとって、本格的なファンタジー作品に取り組むのは久しぶりのこと。少女と巨人という組み合わせは、少年と宇宙人の交流を描いた永遠の名作『E.T.』を連想させるし、原作者のロアルド・ダールは『チャーリーとチョコレート工場』(ティム・バートン監督)、『ファンタスティック Mr. Fox』(ウェス・アンダーソン監督)の作者なので、実写化におけるスピルバーグ流のアプローチの違いを見比べるのも楽しい。

脚本はかつて『E.T.』も手がけ、昨年11月に惜しまれつつこの世を去ったメリッサ・マシスン。音楽を『E.T.』『ジュラシック・パーク』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジョン・ウィリアムズが手がけるなど、豪華なドリームチームがスピルバーグの“夢”を実現化する。

観るべき理由:3――スピルバーグ作品に3本連続で出演!BFG演じるのは、英国演劇界のレジェンド

最新のパフォーマンス・キャプチャーを駆使し、主人公の心優しい巨人“BFG”を演じるのは舞台俳優、芸術監督として活躍し、英国演劇界のレジェンドと称されるマーク・ライランス(56歳)。スピルバーグ監督の前作『ブリッジ・オブ・スパイ』でソ連の老スパイを演じ、見事第88回アカデミー賞の助演男優賞に輝き、今回2作連続でスピルバーグ作品に出演した。さらに監督の次回作“Ready Player One”への出演も決まっており、いかにマークが“お気に入り”であるかがわかる。

マーク・ライランス(撮影:内田涼)

マーク・ライランス(撮影:内田涼)

「パフォーマンス・キャプチャーは初めての経験で、最初は不安もあったけど、実際には自由な演技が細かい部分まで活かされ、とてもクリエイティブな体験だったよ。スピルバーグは、常に熱意にあふれて、エモーショナル。でも、俳優を置いてきぼりにはせず、瞬間を共有してくれる。それに彼の“道具箱”にはたくさんのツールが入っていて、作品ごとに使い分けるから、大人向けのシリアスなドラマから、子どもが夢中になるファンタジーまで自分のスタイルを表現できるんだ」(先日、プロモーション来日したマーク・ライアンス)

(文・内田涼)


映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
9月17日(土) 全国ロードショー

監督:スティーブン・スピルバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
原作:ロアルド・ダール 「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社)
出演:マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル
全米公開:2016年7月1日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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