【恐るべき子供たち】『ルーム』リリース記念、うますぎる!子役の演技が光る映画4選―TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

(C)Element Pictures/Room Productions Inc/Channel Four Television Corporation 2015

(C)Element Pictures/Room Productions Inc/Channel Four Television Corporation 2015

本年度のアカデミー賞で主演女優賞を受賞した話題作『ルーム』が、9月16日(金)よりTSUTAYAだけでレンタル開始になります。レンタル開始を記念して、『ルーム』のジェイコブ君をはじめとする子役の演技が光る映画4本をおすすめします。

どこをとってもイノセント!

『ルーム』/ジェイコブ・トレンブレイ

『ルーム』/ジェイコブ・トレンブレイ

好評レンタル&発売中 ※レンタルはTSUTAYAだけ

閉ざされた[部屋]で暮らす、ママとジャック。体操をして、TVを見て、ケーキを焼いて、楽しい時間が過ぎていく。しかし、この部屋が、ふたりの世界の全てだった。[部屋]で5歳の誕生日を迎えたジャックに、ママは話しはじめた。「この部屋の外にも世界があるの。」閉ざされた[部屋]で生れ育った息子に本当の<世界>を見せるために、母は脱出を図る。初めて<世界>を目にしたジャックはー。

【恐るべきPoint】

ブリー・ラーソンがアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品としても話題になりましたが、本作の見どころはなんといっても子役のジェイコブ・トレンブレイ君。生まれたときから閉ざされた部屋で過ごしており、部屋が世界のすべてだと思っているジャックという役を見事に演じています。

彼がすごいのは「外に出るわよ」と母親に言われ「“外”って何?」と、本当に知らないで言っているように返すイノセントさ。うそ臭くなりそうな台詞をこうも素直に言えるなんて。天使かな。天使かもな。

ちなみにジェイコブ君は撮影当時8歳だったのですが、スクリーンではもっと幼く見えます。実はジャックは5歳の設定のため、ジェイコブ君は5歳に見えるよう敢えて子供っぽくしたそう。なにそれすごい。そんなジェイコブ君の一挙一動を是非レンタルでチェックしてみてください。

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とりあえず“顔”がすごい

『つぐない』/シアーシャ・ローナン

1935年、夏のイングランド。政府官僚ジャック・タリスの屋敷では、末娘のブライオニーが休暇で帰省する兄とその友人に披露する劇の準備に追われていた。その頃、姉セシーリアと使用人の息子ロビーはある出来事をきっかけに急接近する。ところが、ブライオニーはそんな2人の関係を誤解してしまい…。イアン・マキューアンの傑作『贖罪』を、「プライドと偏見」のジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレイ主演で映画化。

【恐るべきPoint】

すでに主役級の活躍を見せるシアーシャ・ローナンが注目されるきっかけとなった作品。

シアーシャは主人公のセシーリアの妹ブライオニー役を演じました。ある日、姉と姉の恋人であるロビーの情事シーンを見てしまったブライオニー(見てる顔怖い!)は、彼への嫌悪感を膨らませていきます。ついに彼女はある嘘をつきロビーを犯罪者にしてしまうのですが、無知ゆえの残酷さを彼女は静かな演技で表現していました。このときシアーシャ13歳。恐ろしい。

劇中ではブライオニーの顔のアップがよく出てきますが、いかに監督がシアーシャの演技を信用していたかが分かります。本作でアカデミー助演女優賞にノミネートされたのも納得。今年公開された『ブルックリン』では主演女優賞にノミネートされた彼女。彼女のスクリーン・デビュー作を是非観てみてください。

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“ええ子”感が全面に

『グランド・ジョー』/タイ・シェリダン

アメリカ南部の貧しい町に住むジョー(ニコラス・ケイジ)。彼は過去に犯罪歴があるが、今は真面目に働き、平穏な毎日を過ごしていた。ある日、ジョーは仕事が欲しいという少年・ゲリーに出会い、雇うことに。しかし彼は働かない父親の暴力に耐えながら母と妹の面倒をみていた。ジョーは彼のことが気にかかり面倒をみるうちに、いつしか友情を超えた親子のような関係を築いていくが…。

【恐るべきPoint】

まだまだ知名度は低いですが、要注目の俳優のひとり。巨匠テレンス・マリックに見出され、5歳のとき『ツリー・オブ・ライフ』でデビュー。本作は、アル中の父親に暴力をふるわれながら、母親と妹のために働く少年・ゲリーを演じています。

特筆すべきは、全身から溢れるええ子感です。アル中の父親を説得するも、適当なことを言い出す父についのせられ笑ってしまう…ええ子やわ~。どうしようもない父親なのに愛情が残っているんだと観客が気づき、やるせなさを感じるシーンでした。

現在19歳。スティーブン・スピルバーグ監督の次回作「Ready Player One」で主役に抜擢された彼(スピルバーグは見つけるのが早い!)。今後の活躍が期待される彼の隠れた名作を是非ご覧ください。

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笑える演技をすでに習得

『アダムス・ファミリー』/クリスティーナ・リッチ

かつて「アダムスのお化け一家@」というTVシリーズにもなった、リチャード・アダムスの怪奇漫画を映画化。当主ゴメス、妻モーティシア、子供たちウェンズデーとパグズリー、モーティシアの母グラニー、それに物言わぬ執事ラーチと“手”。このアダムス・ファミリーの財産を狙う顧問弁護士は、金貸しの息子をゴメスの生き別れの兄フェスターとして屋敷に送り込むのだが……。

【恐るべきPoint】
恐るべき子役(だった)、といえばこの人の右に出るものはいない、クリスティーナ・リッチ。彼女の代表作といえばなんといっても本作です。

アダムス家の長女、ウェンズデーを演じました。今改めて観ると“オデコ少女”なビジュアルのインパクトだけでなく、会話のテンポ、ぴくりとも動かない表情、すべてコミカルさをきちんと意識して演じていることが分かります。当時11歳。11歳でそんなことできますか。いえ出来ません。

屈折した役柄の印象が強い彼女ですが、大人になって出演したドラマ「アリーmyLOVE」などを観ても、彼女がコメディエンヌとして素晴らしい才能を持っていることが分かります。映画としてもブラックジョーク満載のコメディ映画なので、未見の方は是非ご覧ください!

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TSUTAYAスタッフ:加藤奈緒

【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:加藤奈緒

インディペンデントの映画配給会社を経て、カルチュア・エンタテインメントの配給・パッケージ部門へ入社。クラシック、ヌーヴェル・ヴァーグ、ニューシネマを一通りするも、今は格好いいメンズが出る映画であれば大抵面白いと思う傾向にあり。

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アーティスト情報

クリスティーナ・リッチ

生年月日1980年2月11日(38歳)
星座みずがめ座
出生地カリフォルニア州サンタモニカ

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シアーシャ・ローナン

生年月日1994年4月12日(24歳)
星座おひつじ座
出生地米・ニューヨーク

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