湯山玲子「『シン・ゴジラ』にアンジーが出たらいい」―『白い帽子の女』公開記念トークショー

 

 

アンジェリーナ・ジョリー・ピットが出演、監督、脚本、製作を務めた意欲作『白い帽子の女』の公開を記念して開催されたトークショーに、湯山玲子が登壇。湯山は「『シン・ゴジラ』にアンジーが出たらいいんじゃないの?戦えばいいのよ!ゴジラと!」と語った。

本作は、アメリカ人小説家のローランドと妻のヴァネッサが、南仏のリゾートホテルで過ごすバカンスの日々、そして彼らの関係を壊してしまった悲劇的な過去を描く作品。湯山は作品の感想について、「素晴らしかったですよ。とくにアンジェリーナが。だって、ちゃんと“ブス”にみえるからね。だってこの映画の一番の宣伝文句は“ブランジェリーナ”の作品ってことで、みんな期待するわけじゃないですか。でも、ちゃんとブスに演じてるし、アンジーの顔力でストーリーを感じさせる絵画みたいなものに挑戦している。とても意欲作ですし、非常にアートに寄っていて、カサヴェテス(ジョン・カサヴェテス 映画監督・俳優)へのオマージュ全開ですよね!ものすごく影響を受けていますよね」と興奮気味にコメント。

アンジェリーナについての話は止まらず、「『トゥームレイダー』みたいな作品にも出ているし、ハリウッド映画のイメージを背負っているので、そのイメージを消すのに前半使っちゃうよね(笑)。“国連“とか!でも顔力がすごいからもうそんなこと気にならなくなっちゃう。それと、アンジーのお風呂のヌードシーン。すごいよねー。ゾッとする美しさでしょ。ブリジット・バルドーのことを『男にとっての悪夢だ』って言った人がいたんだけど、そんな感じ。天性のファムファタールだと思いますね。隣の部屋に住んでるメラニー・ロランがダサくみえるもんね。彼女は欲望の強い人だから、名女優になりたいんでしょうね。ラース・ファントリアーとか、ペドロ・アルモドバルとかに撮って貰えばいいのよ。強烈な個性のある監督に次々と”私をどう料理したいかシリーズ“で映画を作ったらどうかしら。なんだったら『シン・ゴジラ』にアンジーが出たらいいんじゃないの?戦えばいいのよ!ゴジラと!それくらい”世界的女優“」と絶賛。

ブラッド・ピットについては、「稀有な男優よねー。日本でいうと三浦友和みたいな。作中では売れない作家の役をやってるんだけどぴったりよ。こういう中庸なタイプっているよね。クラスで一番モテるんだけど、どこにでもいるって感じの。ブラピは安定しているからみていると本当に落ち着く珍しい人だよね。彼に個性がないからこそ、役者として説得力がある。男代表って感じ。でも、劇中では一言で言っちゃうと『男って女を理解できないよねー!』ってことなっちゃうんだけどさ」とコメント。また、作品の見所を尋ねられると、「ブランジェリーナという大スターが、自分たちで映画を撮ったらどこまでいけるか、という挑戦をスクリーンでじっくり観てほしい。アンジーという人はなんなのか、ということがとても分かる映画だと思う」と語っていた。


『白い帽子の女』
9月24日(土) 公開

監督・脚本・製作:アンジェリーナ・ジョリー・ピット
製作・ブラッド・ピット
撮影:クリスティアン・ベルガー
音楽:ガブリエル・ヤレド
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー・ピット、メラニー・ロラン、メルヴィル・プポー、ニエル・アレストリュプ、リシャール・ボーランジェ 2015年/アメリカ/122分
配給:ビターズ・エンド、パルコ

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST