主人公が弱くて、悪役に共感したから!? 映画『インフェルノ』でロン・ハワードがメガホンを取った理由とは?

悪役ゾブリスト(上)とラングドン教授(下)

悪役ゾブリスト(上)とラングドン教授(下)

ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第3弾『インフェルノ』が10月28日(金)に公開。監督を務めるのはシリーズ全作を手掛けたオスカー受賞歴をもつロン・ハワードだ。そんな彼が、本作で再びメガホンを取った理由に“リアルすぎる共感”と“ラングドンのあらたな境遇”に心震えたからだと明かした。

悪役の説得力が魅力

監督の制作意欲の原動力となったのは、ラングドン教授が挑まなければならい悪役ゾブリストだった。ゾブリストは、現代社会でも問題となる“人口過剰”を激しく懸念する天才生化学者。彼はその抑止策として自らウィルスを生み出し、その感染によって“人口の半分を間引く”恐ろしい計画を目論んでいる。

そんな異端なゾブリストについて監督は「極めて優秀で人を惹きつける力を持った彼は、持論が“大義のため”の正しい解決策だと確信している」と、過激ながらも共感してしまうとコメント。さらに「彼に説得力があるからこそ、この映画には議論が生まれ、最大の魅力になっているんだ」と明かした。

トム・ハンクスにとって最高の役

そしてもう一つ、監督がメガホンを取った理由として挙げたのが、親友トム・ハンクスが演じる主人公ラングトンのあらたな境地だった。これまで数々の謎を解き明かしてきたラングトンだが、本作では頭にケガを負い、状況を全くつかめない記憶喪失となっている。そして天才的な頭脳が万全に発揮できないなか、ゾブリストが詩人ダンテの「神曲」<地獄(インフェルノ)篇>に隠した暗号の謎に挑まなければならない。

このシリーズ史上最も追い込まれたラングトンに、監督は“トムの俳優としての新たな一面を見られるのでは”と期待したことを明かしたのだ。「今回のラングドンは、僕の親友トム・ハンクスにとって最高の役だ。これまでにはなかった弱さが生まれ、彼にとって演じ甲斐のあるものだと思うからね」と語っている。

監督が三度メガホンを取ることを決めた、“共感を呼ぶ悪役”ゾブリストと“シリーズ最大のピンチ”のラングドン。「世界の危機を一人で解決しようとする天才化学者と、人類を救おうとするもう一人の天才。人並み外れた二つの知性が競い合うのは必見」と、監督が興奮しながら語る二人の活躍は見逃せない。


映画『インフェルノ』
2016年10月28日、日米同時公開!

監督:ロン・ハワード(『ダ・ヴィンチ・コード』『ビューティフル・マインド』)
原作:ダン・ブラウン(「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」)
製作:ブライアン・グレイザー(『ダ・ヴィンチ・コード』「24」シリーズ)、ダン・ブラウン
脚本:デヴィッド・コープ(『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『ミッション:インポッシブル』『スパイダーマン』)
出演:トム・ハンクス(『ブリッジ・オブ・スパイ』『ダ・ヴィンチ・コード』)、フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)
オマール・シー(『最強のふたり』)、イルファン・カーン(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227 日』)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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出演者 トム・ハンクス  アイェレット・ゾラー  ユアン・マクレガー  ステラン・スカルスガルド  ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ  ニコライ・リー・コス  アーミン・ミューラー=スタール  トゥーレ・リントハート  デヴィッド・パスクエジ  コジモ・ファスコ
監督 ロン・ハワード
製作総指揮 トッド・ハロウェル  ダン・ブラウン
脚本 デビッド・コープ  アキヴァ・ゴールズマン
原作者 ダン・ブラウン
音楽 ハンス・ジマー
概要 「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で贈る“ロバート・ラングドン”シリーズ第2弾。カトリック教会の総本山ヴァチカンを舞台に、宗教と科学の対立の歴史が招いた恐るべき陰謀の阻止に奔走する宗教象徴学者ロバート・ラングドンの活躍を描く。ローマ教皇の逝去を受け、教皇選挙(コンクラーベ)が行われようとしていたヴァチカンから助けを求められたラングドン教授。かつてガリレオを中心とした科学者で結成され、ヴァチカンによって根絶されたと思われていた秘密結社イルミナティが、教皇最有力候補4人を拉致し、その処刑を予告してきたのだ。イルミナティにつながる暗号から処刑場所の特定を試みるラングドンだったが…。

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アーティスト情報

ロン・ハワード

生年月日1954年3月1日(64歳)
星座うお座
出生地米・オクラホマ

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