リチャード・リンクレイター監督最新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』から本編クリップ映像解禁!

 

(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』にはじまる『ビフォア~』3部作や、ベルリン国際映画祭の最優秀監督賞を受賞した『6才のボクが、大人になるまで。』などで知られるリチャード・リンクレイター監督の最新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』から、本編CLIP映像が解禁となった。

本作は、1980年の夏を舞台に、野球推薦で大学に入学することになった主人公ジェイク(ブレイク・ジェナー)が、新学期が始まる直前の三日間で、野球に恋に音楽にパーティに、強烈な個性を持つチームメイトたちと、あらゆることに全力で打ち込む姿を描く作品。大学での新生活に向けてワクワクするような新学期間近の三日間、何にも縛られない大人の自由を満喫しつつも、大人としての責任を感じ始める微妙な心情を描いた眩しいくらいに清々しい作品で、『アメリカン・グラフィティ』『スタンド・バイ・ミー』『ブレックファスト・クラブ』などに通じる、“青春グラフィティ・ムービー”の新たな傑作だ。

 

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本作では、オープニングからエンディングまで散りばめられた、リンクレイター監督自らが選曲した音楽の数々にも注目したい。映画のタイトルにもなったヴァン・ヘイレンの『エヴリバディ(原題:Everybody Wants Some)』はもちろん、チームメイトたちと車でナンパに出かける時に歌うのは、79年のヒット曲で、ヒップホップを初めて全米のお茶の間に浸透させたシュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」だ。

その他にも、ブロンディの「ハート・オブ・グラス」、S.O.Sバンド「テイク・ユア・タイム」、ホット・チョコレートの「エヴリワンズ・ア・ウィナー」、チープ・トリックの「甘い罠」、など、ロック、ハードロック、ソウル、ディスコ、ヒップホップ、ニューウェイヴと、ジャンルを問わず70年代後半~80年にヒットし、今もなお愛される“永遠の青春ナンバー”が映画を盛り上げる。

今回解禁となったシーンは、ジェイクと野球部のメンバーたちが、シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」を歌いながら、車でナンパに出かけるシーン。シックによる傑作ディスコ「グッド・タイムズ」のトラックにのせて「激しく踊ろうぜ」「体を揺らせ」「歌い続けろ 踊って弾けろ」と続くノリノリのラップを歌うメンバーたちの姿は、ザ・ナック「マイ・シャローナ」が鳴るオープニング同様、野球部のメンバーたちのキラキラした青春を象徴している。

全ての楽曲はリンクレイター監督がセレクトしたものだが、監督は「一曲一曲には個人的な思い出と過去があるんだよ」と語っており、解禁シーンの撮影についても、「シュガーヒル・ギャングの『ラッパーズ・ディライト』を歌うシーンの撮影時も、この曲を聞いていた時代を思い出して撮っていたんだ。彼らもすごく楽しんでいたしね」と振り返っている。

「ラッパーズ・ディライト」は79年にリリースされ、”史上初のヒップホップレコード”として語り継がれている名曲だ。70年代にニューヨーク、ブロンクス区で生まれ、まだアンダーグラウンドの存在だったヒップホップ文化が、この曲がメジャー流通し大ヒット(ビルボード最大36位)したことが、現在までの大流行のきっかけとされている。故に解禁されたシーンは、ディスコブームが最盛をむかえ、ヒップホップが台頭してくる80年当時のカルチャーの流れが良く分かる映像とも言えるだろう。


映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』
11月5日(土)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー!

監督・脚本:リチャード・リンクレイター
プロデューサー:ミーガン・エリソン、ジンジャー・スレッジ、リチャード・リンクレイター
撮影監督:シェーン・ケリー
編集:サンドラ・エイデアー
出演:ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、グレン・パウエル、タイラー・ホークリンほか
配給:ファントム・フィルム 2016/アメリカ/アメリカン・ビスタ/117分
原題:Everybody Wants Some!!

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