映画『ミュージアム』の悪役:カエル男が最悪な3つの理由、そしてタイトルの意味とは?

 

(C)巴亮介/講談社 (C) 2016映画「ミュージアム」製作委員会

俳優・小栗旬と、『るろうに剣心』シリーズで日本映画に新風を巻き起こした大友啓史監督の史上最強のタッグが放つ衝撃のノンストップ・スリラーエンターテイメント『ミュージアム』が11月12日に全国公開する。

本作は、小栗旬演じる主人公の刑事・沢村久志が、史上最悪の猟奇殺人鬼で、雨の日にカエルのマスクを被って犯行を実行する殺人犯、通称“カエル男”の逮捕に挑む姿を描くクライム・サスペンス。今回は、カエル男にフィーチャーして、いかにこのキャラクターが最悪なのかが納得できる三つの理由をおさらいしつつ、そのやばさも併せて紹介したい。

カエル男が最悪な理由:1―見た目がヤバイ!

カエル男のビジュアルは、『るろうに剣心』シリーズなどで衣裳デザインやキャラクターデザインを務めた澤田石和寛と、『貞子VS 伽椰子』、などに携わってきた百武朋がタッグを組んで構築した。漫画のままにするとパーティーグッズのようなものになって、フードをかぶったシルエットも決してスマートなものにはならない。立体的でリアルに怖いカエルをどう作るか、澤田石はカエルの研究を行った上、デザインを描き上げ、それを基に百武が造型を担当。さらに、着用するレインコートにも表面加工を施すことで深い陰影を生み、鮮烈な印象を残すアイコンとしてのカエル男が誕生した。

 

(C)巴亮介/講談社 (C) 2016映画「ミュージアム」製作委員会

カエル男が最悪な理由:2―命の象徴が「命を奪う」

そもそも、なぜカエルなのか。大友監督はこれについて、「男がなぜ“カエル”の面を選んだかについて突き詰めていくと、たとえば古代エジプトではカエルは多産の象徴と言われていることがわかり、命の象徴が“命を奪う”、そのシニカルな対比を密かに感じさせるものになったら面白い」とコメントしている。

(C)巴亮介/講談社 (C) 2016映画「ミュージアム」製作委員会

(C)巴亮介/講談社 (C) 2016映画「ミュージアム」製作委員会

カエル男が最悪な理由:3―殺人意識がない。

「僕は人を楽しませるアーティストだ!」と話すカエル男は、自身をアーティストと称し、数々の残虐非道な私刑を執行する。彼に “殺人”を犯しているという認識はなく、遺体はあくまでも作品のひとつでしかないのだ。その結果、犯行現場には見つけられることを前提にした芸術的な死体が、謎のメモと一緒に残されることとなる。つまり、タイトルの『ミュージアム』とは、カエル男が起こす猟奇的な殺人事件によって生みだされる、死体による造形物の集合体を意味しているのだ。


映画『ミュージアム』
11月12日(土)全国ロードショー

出演:小栗旬 尾野真千子 野村周平 丸山智己 田畑智子 市川実日子 伊武雅刀 / 大森南朋 松重豊 / 妻夫木聡
原作:巴亮介『ミュージアム』(講談社「ヤングマガジン」刊)
主題歌:ONE OK ROCK “Taking Off” (A-Sketch)
監督:大友啓史
脚本:髙橋泉 藤井清美 大友啓史
音楽:岩代太郎
製作:映画「ミュージアム」製作委員会
制作プロダクション:ツインズジャパン

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