鈴木京香もエール!TSUTAYA発の映像企画コンペでグランプリが決定

最終審査会、受賞者たち

最終審査会、受賞者たち

クリエイターの発掘と育成を目的とした「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM(TCP)」。2015年に始まったこの取り組みは、コンペティションを勝ち抜いた映画企画をTSUTAYAの全面的なバックアップのもと、制作から販促まで行うもので、大きな注目を集めている。そんな中、11月10日(木)にTCPの第2回最終審査会が東京・恵比寿ガーデンホールにて開催。375の応募企画の中から、4ヵ月に渡る選考を勝ち抜いた8名のファイナリストが集結。映画化の夢に向け熱いプレゼンテーションを繰り広げた。

ユニークなプレゼンテーションの数々、審査員からは辛口コメントも

審査員を務めた、女優の鈴木京香、映画監督・犬童 一心、齋藤優一郎(スタジオ地図プロデューサー)らをはじめ、会場内には数多くの映画関係者も来場。未来の映画監督たちへ熱い視線を送った。

プレゼンテーションでは、絵コンテやイメージ映像、ラップ、生芝居など、思い思いの形で自らの作品と熱い思いをアピールしたファイナリストたち。プレゼンテーション後の質疑応答では、審査員から脚本の構成やキャスティング、さらには映画のカタルシスやダイナミズムに関する辛口のコメントも飛び出した。プレゼンターも審査員も双方の映画作りにかける熱い思いがぶつかり合う様はまるでディスカッションの様でもあった。

受賞作品には5,000万円以上の制作費に加え、全国のTSUTAYA、宅配サービス、ネット配信によるプロモーションが実施される。今回、映画化が決定したのはグランプリ作品1本と、準グランプリ2本の作品に加え、急きょ追加された審査員特別賞1作品の計4作品が選出!異例の展開の中、喧々諤々の熱い議論で決定した今年の受賞作品は?

審査員特別賞-『ブルーアワー(仮)』…箱田優子

箱田優子

箱田優子

『ブルーアワー(仮)』

『ブルーアワー(仮)』

人生の夜明けなのか日暮れなのかどちらともつかない時間を過ごす主人公の妙齢女。嫌いな田舎に帰省するも、家族とすれ違い、埋められない溝を確信し、結果やっぱ田舎嫌いだわ―って思うっていう、みみっちい話を、実話に基づき、しけた田舎で面白おかしく美しく切り取ります。

箱田氏受賞コメント

嬉しいなという思いがありますが、特別賞の詳細が分からないのでボヤっとしています(笑)。女優の鈴木京香さんに話を聞けて、本作がセミドキュメンタリーのような内容でもあるので、女優さんの仕事じゃない部分を表だって話す演出について、実際にお話しを聞けたのでスゴイ勉強になりました。

準グランプリ Fillmarks賞―『ゴーストマスターズ!~呪いのビデオができるまで~(仮)』…PAUL YOUNG

PAUL YOUNG

PAUL YOUNG

ゴーストマスターズ!~呪いのビデオができるまで~(仮)

『ゴーストマスターズ!~呪いのビデオができるまで~(仮)』

低予算ホラーの撮影現場、当然スタッフは誰も幽霊なんて信じていないが、そこにホンモノの悪霊が現れた…!映画を信じて過酷な撮影現場に身を置くスタッフたちが、死んでもビデオを完成させようとする熱血ホラーコメディー!!!!!

PAUL氏受賞コメント

本当にうれしいです。本当に実現できるのがうれしい…。スタートラインまで来れたことにホッとしていると同時に、責任感も感じています。期待を受けたと思っているので、それに応えられるように作品がもっと面白くなれるように、頑張っていきたいと思っています。

準グランプリGreen Funding賞―『ファインディング・ダディー(仮)』…金井純一

金井純一

金井純一

『ファインディング・ダディー(仮)』

『ファインディング・ダディー(仮)』

笑えて泣ける、感動エンターテインメント作品。物語は、白血病の娘、血のつながりなど、シリアスなテーマを扱うが、三枚目で冴えない父親の必死な姿を通して、見る者に笑いと、深い感動を与えたいと思う。

金井氏受賞コメント

うれしいし、安心した気持ちです。今年1年TCPにかけていた面もあったので、いい年を越せそうな気がします(笑)。審査員の齋藤さんからも指摘があったように、オリジナリティをもっと出せるように、絶対面白い、グランプリにも負けない映画にしたいと思っています。

グランプリ作品『哀愁しんでれら(仮)』…渡部亮平

渡部亮平

渡部亮平

『哀愁しんでれら(仮)』

『哀愁しんでれら(仮)』

不幸のどん底にいた女が、王子様と結婚し、お城(愛の巣)に住み始め、徐々に家族の絆という“毒”に浸食されていく…。本作は、誰もが憧れる「シンデレラ」の衝撃のアフターストーリーを描く。「幸せな女性」の象徴であるシンデレラの恐ろしい行く末を目撃してください。

渡部氏受賞コメント

悔いが残らないように頑張ってきました。プレゼンテーションも練習してないフリの練習をしました(笑)。映画を撮れることが本当信じられないです、本当にうれしいです。ただそれだけです。高いクオリティーを目指して頑張りたいです。

昨年グランプリ作品が“東宝”とのタッグで制作・配給が決定!

『嘘と寝た女』

『嘘と寝た女』

また今回、もう一つビッグニュースが発表された! 昨年のTCPにでグランプリを獲得した中江和仁監督の『嘘と寝た女(仮)』が、東宝から配給されることが決定。中江監督も今回の発表について「沢山の劇場で公開されることにあたり、小さくならず間口を広げられるようなエンターティメントの作品になるように頑張りたいと思います」とコメントし、意気込みを語った。現段階では、脚本の再考と、キャスティングを行っているという『嘘と寝た女(仮)』。今後の制作状況にもますます注目が集まる。

犬童監督もTCPの意義を絶賛!

審査員として参加した犬童監督は、自身が『ぴあフィルムフェスティバル』で受賞経験をもちながらも、実際映画を作るまでに15年かかった経緯を語り、TCPについて「できるだけ長く続けてください。新しい実力のある人がどんどん生まれていったら日本の映画は面白くなっていく。そういう人たちが新鮮な映画にも出会えるとおもっています」とコメント。TCPがクリエイター、ひいては日本の映画界に大きな役割を担う可能性を語った。

また、同じく審査員として参加した鈴木が自身がグランプリの発表をする前に、「いつか皆さんの脚本を(女優として)目にすることを楽しみにしております」と、壇上のファイナリストたち全員にエールを送る場面も。

犬童監督

犬童監督

授賞式後、第2回グランプリ受賞者の渡部氏は「初めて撮った映画は友情をテーマにしたもので、今回グランプリを頂いた作品は家族の物語です。実は、もう3本目の兄弟をテーマにした作品のことも考えていて…。だから、『また映画とってくれ』と頼まれるような面白い映画を作りたいと思っています」と、本作のさらに先を見据えた映画作りへの情熱を語った。

グランプリを獲得した渡部氏

グランプリを獲得した渡部氏

そんなTCPも、来年第3回の開催が決定! ますますクリエイターたちにとって、大きな夢へとつながる入口になりつつあるTCP。今後とも映画作りへの熱い思いをぶつける場として、ますます期待が高まるだろう。

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アーティスト情報

犬童一心

生年月日1960年6月24日(58歳)
星座かに座
出生地東京都

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鈴木京香

生年月日1968年5月31日(50歳)
星座ふたご座
出生地宮城県

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