【インタビュー】「『ファンタスティック・ビースト』の現場はカルテットの様だった」-ダン・フォグラー/アリソン・スドル

ダン・フォグラー、アリソン・スドル

(左から)ダン・フォグラー、アリソン・スドル

「ハリー・ポッター」シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。前作までの舞台イギリスとは打って変わって、アメリカ・ニューヨークを舞台に繰り広げられる魔法の世界。そんな本作で新キャストとして出演し注目を集める、ダン・フォグラーとアリソン・スドルにインタビューを敢行! 日本ではまだ馴染みのないふたりの素顔、そして知られざる『ファンタビ』撮影現場の裏側に迫った!

気さくなダン、お茶目なアリソン。現場での雰囲気は?

取材陣の前に登場したダンは「コンニチハ!How's it going?(調子はどうだい)」と気さくに話しかけるなど持前の明るいキャラクターを見せてくれた。一方、アリソンは「ずっと飲みたかったの!」と急須に入った抹茶を持参するなど、ちょっとお茶目な印象を受ける。

本作では、ダン演じる人懐っこいジェイコブ、アリソン演じる天真爛漫なクイニ―をはじめ、エディ・レッドメイン演じる人見知りのニュート、キャサリン・ウォーターストーン演じる真面目なティナの4人の主要キャストが個性的な魅力を放つ。デイビット・イェーツ監督が「お互いを補完し合っている」と語るように、スクリーンでの4人は性格こそバラバラなものの、見事なチームワークでトラブルに立ち向かっていくのだ。

そんな4人、撮影現場ではどのような雰囲気だったのか。アリソンは「私たち4人は、それぞれ違う強みと共通点があって、お互の真ん中地点にいる感じ。同じものを大切にしているけれども、違う視点から違うアプローチをする多様性が強みなの」とコメントした。

ダンも「監督とフィオナ(キャスティングディレクター)は本当に相性がいい人を見つけたよ。お互いに仲が良くて『いい仕事やろう、ファンのためにもいい作品にしよう』という雰囲気がまるでカルテット(四重奏)のようだった」と撮影当時を振り返る。現場の4人も映画さながらに、お互いの個性を活かしたチームワークで撮影に臨んでいたようだ。

『ファンタスティック・ビースト』

(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

本作の中に隠されたアドリブシーン

また撮影現場では、イェーツ監督のもと“自由”に演技ができる雰囲気があったそう。ダンは「映画の序盤部分、魔法のスーツケースを開いてマートラップが飛び出しかみついてくるシーンで、僕が『マートラップを壁に打ち付けて、その後見つめ合ってから噛みつかれるというのはどうだろう?』というアイデア出したら、監督が実際に取り入れてくれたんだ。また、『おばあちゃんごめんね』というセリフをアドリブで入れたら、シーンにおばあちゃんの写真が出てきたんだ(笑)CGありの即興劇は魔法使いになったような気分だったよ」とコメント。

さらに、ラストシーンにも印象的なアドリブがあったことを明かすダン。「『どうして僕を仲間に入れたんだ?』という質問をニュートにするんだ。その答えを聞いた時、台本にはなかった一言を入れたことで、“色んなことに気づいた”ということがわかるシーンになったんだよ。それを入れる自由があった」と話した。

自由に芝居ができる雰囲気の中で、キャストたちはその時に感じた役柄の感情を素直に表現できる。さきのジェイコブのラストシーンも、そんな嘘のない気持ちから飛び出した魅力的なアドリブのひとつだろう。

『ファンタビ』

(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

最後に今回が初来日となるふたりに日本について聞いてみた。アリソンは「素晴らしい国、恋に落ちたわ。田舎の方にも行ってみたいから、もう一回来日したい!」とコメント。ダンも「『落ち着いてものごとを進めていこう』という空気感がある。一方で「ロボットレストラン」にも行ったんだけど、非常にクリエイティブだったよ(笑)」と初来日を満喫したようだ。

新たなキャストを迎えての「ハリー・ポッター」シリーズ新章。これまでのハリー、ロン、ハーマイオニーの3人組とは、また違った個性と魅力を放つダン、アリソンをはじめとした主要キャスト4名。彼らのキャラクターが生み出すスクリーン上でのチームワークにも目が離せない。

(取材/文・nony)

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ダン・フォグラー(DAN FOGLER)

ミュージカル「The 25th Annual Putnam County Spelling Bee」に出演し、トニー賞ミュージカル部門最優秀男優賞を受賞経歴を持つ。映画作品では『燃えよ!ピンポン』)(07)、『わすれた恋のはじめかた』(09)などに出演。また、『カンフーパンダ』(08)などの多くのアニメ映画にも出演するなど俳優としてマルチに活躍。また、『Hysterical Psycho』で監督デビューを果たすなどその活躍の幅を広げている。

アリソン・スドル(ALISON SUDOL)

女優としては、ジル・ソロウェイがクリエイターを務めた大人気アマゾンシリーズ「トランスペアレント」でデビューを飾ったアリソン。演技以前には、ファイン・フレンジ―という名前でミュージシャンとして活動。現在も、作曲、パフォーマンス、ソングライティングを行う。


映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
絶賛、発売レンタル中!

監督:デヴィッド・イェーツ『ハリー・ポッター』シリーズ後半4作品
プロデューサー:デイビッド・ヘイマン『ハリー・ポッター』全8作品、J・K・ローリング
出演:エディ・レッドメイン『レ・ミゼラブル』、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、コリン・ファレル

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

出演者 エディ・レッドメイン  キャサリン・ウォーターストーン  ダン・フォグラー  アリソン・スドル  エズラ・ミラー  サマンサ・モートン  ジョン・ヴォイト  カルメン・イジョゴ  コリン・ファレル  ロン・パールマン
監督 デヴィッド・イェーツ
製作総指揮 ティム・ルイス  ニール・ブレア  リック・セナト
脚本 J・K・ローリング
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
概要 「ハリー・ポッター」シリーズのJ・K・ローリングが、同シリーズの魔法世界を舞台に贈る新シリーズ。J・K・ローリング自ら映画用に書き下ろしたオリジナル脚本を、「ハリー・ポッター」シリーズの後半4作品を手がけたデヴィッド・イェーツ監督が映画化。主演は「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメイン。おっちょこちょいの魔法動物学者ニュート・スキャマンダー。魔法動物をこよなく愛する彼は、世界中を旅して魔法動物たちを集めていた。彼の不思議なトランクには、そんな魔法動物たちがいっぱい詰まっていた。ある日、ニューヨークへやって来たニュートだったが、ひょんなことからトランクが人間のものとすり替わってしまう。そして中にいた魔法動物たちが人間界に逃げ出し、ニューヨーク中が大パニックになってしまうが…。

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