『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』公開記念-ジャズミュージシャンたちの生き様を描いた伝記映画5選

マイルス

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞(R)主演男優賞にノミネートされた実力演技派俳優、ドン・チードルが監督、主演、脚本、製作を務めた『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』が12月23日(祝・金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー。今回は本作の公開を記念して、型破りなマイルスの人生同様の、ドラマチックなジャズミュージシャンたちの生き様を描いた伝記映画をご紹介!

本作の主人公マイルス・デイヴィスは、ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない存在であり、既存のジャンルやスタイルの枠を打ち破り革新的なサウンドを創造した伝説のミュージシャンだ。ドラッグとアルコールへの依存、奔放な女性関係、大成功の後の大きなスランプを乗り越え、死ぬ直前まで演奏し続けたという波乱万丈な人生を送ってきたマイルスだが、その他の著名なジャズミュージシャンの人生も皆同様にドラマチックで、これまで数多くの伝記映画が世に出ている。 そんな実在のジャズミュージシャンたちの人生とは?

スウィング・ジャズの創始者:グレン・ミラー

『グレン・ミラー物語』(1954)

『グレン・ミラー物語』(1954

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スウィング・ジャズの創始、グレン・ミラーの伝記的映画。妻ヘレンとのラブ・ロマンスを交え、ミラーが作曲家として名声を博しながらも、突然の飛行機事故で亡くなるまでを描く。

トロンボーン奏者の青年グレン(J・スチュワート)は、新しい音楽を創作しようと情熱を傾けながらも苦しい生活を送っていた。そんな生活の最中、偶然グレンの音楽がベン・ポラックの耳にとまり、楽団に採用される。その演奏旅行の途中で女友だちのヘレン(J・アリソン)と再会し結婚。妻の助けを受け、作曲の勉強に励みながら自身の楽団を結成したグレンは遂に自分のスタイルを確立する。楽団は人気を得て幸せな生活を送りはじめたが、第二次大戦が勃発。グレンは空軍に志願し、軍人として演奏を続けることになる…。

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クラリネット奏者:ベニー・グッドマン

『ベニイ・グッドマン物語』(1955)

『ベニイ・グッドマン物語』(1955

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クラリネット奏者、ベニー・グッドマンの人世を描いたサクセスストーリー。劇中に使用されているクラリネットの演奏シーンは、ほとんどグッドマン自身が吹き替えを行っている。

貧しい洋服屋のベニーの両親は、少ない収入を割いて息子たちに音楽を習わせていた。16歳になったベニーは遊覧船の楽士となり、デキシーランドジャズで有名なキッド・オリーと出会いジャズに興味を持つ。やがてベニーはベン・ポラック楽団に入団し順調な演奏活動を続けた。やがて月日は流れ成長したベニーは故郷シカゴへ戻ったが、父の自動車事故で家族は悲しみの再会となった。そしてベニーは再びポラック楽団の演奏ツアーに出発し、訪れたある酒場で運命の人アリス(ドナ・リード)に出会う。しかしアリスは音楽評論家ジョン・ハモンドの妹であり、貧しい自分との身分の違いから想いを打ち明けられずにいた…。

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コルネット奏者:レッド・ニコルズ

『5 つの銅貨』(1959)

『5 つの銅貨』(1959

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実在のコルネット奏者、レッド・ニコルズの半生を描いた伝記的作品。娘の小児麻痺で一度はジャズを捨てた彼が、再びカムバックするまでを感動的に描く。タイトルの“五つの銅貨”は、彼のヒット曲。

1920 年代、田舎からニューヨークへ出てきたコルネットの得意な青年レッド(ダニー・ケイ)は、ウィル・パラダイス楽団に入る。レッドは知り合った歌手のボビーと結婚して独立し、ファイブ・ペニーズ楽団を結成して巡業を始める。娘のドロシーは両親の血を引いた音楽の才能の片鱗を見せ、レッドが指導を行うようになる。楽団が成功し、巡業が忙しくなったレッドは、娘の指導を度々キャンセルするようになる。ドロシーは寄宿舎のブランコで雨の中両親を待ち続けて倒れてしまい、小児麻痺で両足が不自由になってしまう。そして、あれほど仲の良かった父娘の間には深い溝がうまれた。レッドは後悔に苛まれ、コルネットをゴールデンゲートブリッジから投げ捨て音楽をやめる決意をする…。

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ジャズ・ピアニスト:パド・パウエル

『ラウンド・ミッドナイト』(1986)

『ラウンド・ミッドナイト』(1986

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50 年代末のパリを舞台に、伝説のジャズミュージシャンと彼の音楽を愛するフランス人の、音楽で結ばれた熱い友情を描いた、実話をベースにした人間ドラマ。主人公のモデルは“天才”と呼ばれたジャズ・ピアニスト、パド・パウエル。

アメリカのテナー・サックス奏者デイル・ターナー(デクスター・ゴードン)は、ブルーノートに出演するためにパリにやって来た。すでに人気絶頂期は過ぎていたものの、長年サックスの巨人として君臨してきたデイルの演奏は、パリのジャズ・ファンの心をときめかせる。貧乏なグラフィック・デザイナーのフランシス・ボリエ(フランンワ・クリューゼ)は、クラブの外で雨にうたれながら、デイルの演奏をじっと聴いていた。やがてひょんなことから出会ったデイルとフランシスは意気投合。アルコール中毒で酒が入ると姿をくらませてしまうデイルをフランシスは家に引き取り、面倒を見始める。

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サックス奏者:チャーリー・パーカー

『バード』(1988)

『バード』(1988

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バードとは、モダン・ジャズの祖でありビ・バップの創始者でもある、サックス奏者チャーリー・パーカーの愛称。ジャズ好きで知られるクリント・イーストウッドが、丹精こめて描いた、自らのアイドル映画。

54 年9 月1 日、自殺を図り精神病院に収容されたバード(フォレスト・ウィテカー)の脳裏に、16 歳の時の故郷カンザス・シティでの記憶、ヘロイン中毒死した父の遺体、そしてレノ・クラブでのコンテストでシンバルを投げられた屈辱が蘇る。それから8 年後、ニューヨークの52 番街のクラブで<ビ・バップ>を創始して成功を収めつつあるバードの演奏に、観客は熱狂している。その頃彼はダンサーのチャン(ダイアン・ヴェノーラ)と出会う。やがて彼らは西部に進出するが、そこではビ・バップは侵略者扱いされ、バードは酒浸りとなり入院。そんな彼が再びニューヨークで仕事に戻れたのはチャンの奔走のおかげだった。49年はバードにとって飛躍の年となった。パリでのコンサート、「バードランド」の開店、白人トランペッター、レッド・ロドニー(マイケル・ゼルニカー)を仲間に引き入れた南部の演奏ツアーで成功を収めるが、レッドが麻薬捜査官に逮捕され、ニューヨークで仕事がしにくくなりロスに旅立った頃から、バードに影が差し始める…。

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『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』
12月23日(祝・金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー

監督・主演・共同脚本・製作:ドン・チードル(『ホテル・ルワンダ』)
出演:ユアン・マクレガー、エマヤツィ・コーリナルデイ 音楽:ロバート・グラスパー
原題:Miles Ahead /2015 年 アメリカ映画/上映時間:101 分/字幕翻訳:寺尾次郎/字幕監修:小川隆夫/PG-12
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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