山田洋次監督の映画『家族はつらいよ』 中国でリメイク決定!ビジュアルも公開

 

(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会

山田洋次監督がメガホンを取り、観客動員人数120万人、 興行収入13億円を記録した映画『家族はつらいよ』が中国でリメイクされていることが明らかになった。併せて劇中のビジュアルも解禁となった。

リメイクの話が持ち上がったのは、1作目の『家族はつらいよ』が完成した直後のこと。日本映画界とも長年精通しており、山田監督とも親交の深い中国の映画プロデューサー・顧暁東(グ・シャオドン)が来日した際、『家族はつらいよ』を観てその面白さに舌を巻き、山田監督と接触。家族の中で起こる騒動は万国共通なので、各国バージョンがあったら面白いのではという話から本作の企画は生まれた。

 

その後、2016年6月に開催された第19回上海国際映画祭で『家族はつらいよ』と『母と暮せば』が招待上映されると、チケットは完売し、山田監督は上映後に観客から大喝采を受けた。この様子を見てリメイクが成功すると確信を得た顧プロデューサーは、いよいよ本格的にその実現に向けて動き出した。顧プロデューサーからの申し出を受けた山田監督も快く承諾し、正式にリメイク作品は始動したという。

中国版のタイトルは『麻煩家族(マーファン・ジャーズー)』。日本語で「やっかいな家族」という意味だ。山田監督のオリジナル版を最大限に尊重した脚本作りを目指し、舞台を北京市内に移して、3世代が同居する一家に巻き起こる、熟年離婚を中心とする騒動の模様が描かれる。家族の設定や職業は基本的に原作を踏襲しており、日本版で登場した小料理屋が食堂になったり、家族会議で取る出前が鰻ではなく北京ダックになっていたりと、中国版ならではの脚色が盛り込まれているとのこと。

 

メガホンを取ったのは、チェン・カイコー監督の『人生は琴の弦のように』で弟子のシートウ役や、TVドラマ『深夜食堂』の中国版で主役を務めるなど、中国全土で知られる俳優・黄磊(ホワン・レイ)。本作で映画監督デビューを果たし、俳優としても長男役で出演している。その他の出演者にも、中国国内で名の知れた実力派俳優を揃えており、日本版に引けを取らぬ魅力的なアンサンブルを見せることができるキャスティングとなったようだ。

また、エグゼクティブ・プロデューサーとして、『単騎、千里を走る』などで知られるビル・コン(江志強)が参加。中国国内5000館という大規模公開を進めている。撮影は11月14日にクランクインし、主に北京市内で12月下旬まで行われる予定。中国での公開は2017年4月28日の予定。日本での公開は未定となっている。


映画『麻煩家族(マーファン・ジャーズー)』
2017年4月28日 中国5000スクリーンにて公開

原作 :山田洋次
監督 :黄磊(ホワン・レイ)
脚本 :張鉑雷(チャン・ボーレイ)
出演 :李立群(リー・リチュン)、張偉欣(チャン・ウェイシン)、黄磊(ホワン・レイ)、孫莉(スン・リー)、海清(ハイ・チン)、王迅(ワン・シュン)、魏大勲(ウェイ・ダシュン)、任容萱(イェン・ヨンシュエン)
プロデューサー:顧暁東(グ・シャオドン)
エグゼクティブ・プロデューサー:江志強(ビル・コン)
製 作:風火石文化発展/上海芸言堂影視文化伝播/安楽電影発行
配 給: 安楽電影発行有限公司
制作スケジュール:2016年11月14日クランクイン、12月下旬クランクアップ

このタグがついた記事をもっと見る

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

山田洋次

生年月日1931年9月13日(86歳)
星座おとめ座
出生地大阪府

山田洋次の関連作品一覧

関連サイト

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST