高橋一生と疑似恋愛!『耳をすませば』の思春期恋愛あるある-金曜ロードショー

冬もジブリ3週目は『耳をすませば』/※画像は金曜ロードSHOW!公式サイトより

金曜ロードSHOW!冬もジブリ3週目は『耳をすませば』/※画像は金曜ロードSHOW!公式サイトより

1月27日の「金曜ロードSHOW!」は、「冬もジブリ」第3週目『耳をすませば』が放送される。本作での注目は、なんといっても“天沢聖司”の声を務めた人気急上昇中の俳優・高橋一生! ドラマ「民王」で一躍注目を集め、現在はドラマ「カルテット」大河ドラマ「おんな城主直虎」などに出演する2017年ブレイク間違いなしの人気俳優だ。

本作では、そんな高橋が幼さの残る声でバイオリン作りを目指す中学生・聖司を熱演! そこで今回は、聖司のセリフと共に甘酸っぱい思春期の恋愛あるあるポイントをご紹介! 「あの頃の恋愛なんてもう昔の話…」という方は、高橋の声と併せて、思春期の恋愛を疑似体験してみてはいかがだろうか?

準備:まずは中学生の頃に戻った気分で…

本作の主人公は物語が大好きな中学生の月島雫(本名陽子)。中学3年生の夏休み、図書館で借りてきた本の全ての図書カードに、“天沢聖司”という名前を見つける…。

見所は、なんといっても雫と聖司の「甘酸っぱい恋愛模様」だ! 好きな子に意地悪な事を言ってみたり、その人の手にちょこんと触れるだけで頭の中が真っ白になってしまったり…。そんな「恋愛」への果てしない憧れと、恥ずかしさが入り混じった甘酸っぱい気持ち。本作では、そんなご自身の思春期の思い出を重ね合わせることで、雫と聖司の気持ちが染み入るように共感できるのだ! ぜひ、中学生の頃の“ピュアな気持ち”を思い出しながら楽しんでいただきたい。

甘酸っぱい恋愛を、味わい尽くす2時間へ…

■“やな奴!”だけど、気になる奴…

「コンクリートロードはやめた方がいいと思うよ」

映画冒頭、雫が「カントリーロード」の訳詞と本を学校のベンチに忘れて取りに戻るシーン。戻ってみると、聖司が座って本を読んでいるのが目に入る。そして立ち去り際、聖司は雫の訳詞について「コンクリートロードはやめな」と冷笑して去っていくのだ。

雫にとって、聖司の第一印象は最悪。帰り道も「やな奴、やな奴、やな奴」と連呼するほどだ。しかし、この出会いは雫にとって聖司のことを“気になる存在”として印象づける。「なんなの…アイツ!」と思いながらも、どこか気の置けない存在。嫌な奴と思いつつも、何だか無関心ではいられなくなる「恋の芽生え」のような感情を味わえるシーンだ。

■「あの言葉の意味って…?」異性の発言に悶々

「ムーンがお前と? 全然似てないよ!」

映画中盤、友人との複雑な関係で悩み始めた雫。そんな自分と猫のムーン(聖司の呼び名)を重ね合わせ「私と似て、可愛くないね(笑)」とムーンに語りかけるのだ。その話を聞いた聖司は、とっさに「ぜんぜん似ていないよ!」と口走る…。

聖司のセリフはかなり婉曲的だが、お前は「可愛くなく“ない”」と告白している。この直後から、雫は頬赤らめ動揺をした様子をみせるのだ。異性の含みのある発言に「あの言葉ってどういう意味なんだろう…」と深堀して考えてしまう気持ち。モヤがかかったような、モジモジする感情は誰しも一度は経験したことがあるのでは?

■楽器系男子にゾッコン!ピュアな憧れ

「よし! そのかわり おまえ歌えよ!」

その後、雫が地球屋でバロンの人形を眺めているシーン。ふと、下の階を覗くと暗がりの中で聖司がもくもくとバイオリンを作っている。その後、雫たっての希望で聖司のバイオリンで「カントリーロード」のセッションが始まるのだ。

みなさんの周りにも、合唱祭などでピアノを演奏し、クラス中の女子の視線を集めていた男子はいなかっただろうか? 楽器でなくとも、スポーツや勉強など突出した“特技”を持つ異性が、特に魅力的に見えるのも思春期の恋の特徴だろう。大人のように年収や学歴ではない、ピュアな目線で憧れる気持ちを持っていたあの頃。宮崎駿が創り出した「昼下がりにバイオリンを奏でる」という神っているシーンは、そのような純粋な感情を強烈に彷彿させる。

■とにかく周りの目線が気になる!

「月島いるかな?」

映画後半、自分の進路を伝えるため、突如雫のクラスのやってきた聖司。突然、「月島いるかな?」と同級生の男子に呼びかけるのだ。突然の呼び出しにクラス中はヒートアップ!「オトコ!オトコ!」の大コールが巻き起こり、ふたりは足早に屋上へと向かう…。

その後の雫のセリフ「だって あんなひとがいるところで呼び出すんだもん」が象徴するように、中学生の恋愛を端的に表したようなワンシーンだ。教室で恥ずかしさが爆発する雫の姿には、おもわず観ているこちらが赤面してしまうほど。それなのに、堂々と教室に入ってきてしまう聖司。どこか男子特有の鈍さを感じざるを得ない。

また、このシーンでは雫の同級生・杉村(中島義実)にも注目だ! 実はこの前のシーンで、杉村は雫に告白してフラれている。片想いの女の子がほかのクラスのイケメンに連れて行かれるのを黙ってみるしかない。実は、切なすぎて胸がはちきれそうになるシーンでもあるのだ…。

■「結婚しよっ」とかすぐ言っちゃう!

「俺と結婚してくれないか」

本作のクライマックス、イタリアからの2か月間の試用期間を終えて帰ってきた聖司と、自分の作家としての実力を試した雫。お互いに自分の夢に向かって走り始めたふたりはお互いの気持ちを正直にぶつけ合う。その中で、聖司は「いますぐってわけにはいかないけど 結婚してくれないか!」とプロポーズをするのだ。

中学生くらいの恋愛にありがちな、付き合ってすぐに「結婚しようね!」と語り合うこともよくある話だ。経済面も人生プランも考えない浅はかな発言とも捉えられるが、純粋にずっと相手のそばに居たいという素直な気持ちの現れでもある。そんな聖司の、夢に向かっていくエネルギーに溢れた愛の告白は、大人になったいまだからこそ、よりストレートに胸に響いてくる。

※注意:あのセリフは深く考えるな!

胸キュンシーン満載の本作。しかし番外編として、「大人」のみなさんには、深く考えずに聞き流して頂きたいセリフがある。それは学校の屋上での「オレ ず~と前から雫のこと気がついてたんだ…」に続く部分。このセリフを深く考えると「あれ? 聖司君って、かなり前から雫のことが好きで、それであの行動はちょっと…」という疑問が噴出しかねない。

なので「そんなに前から雫のことが好きだったなんて!  一途で素敵!」くらいで考えを止めることがベター。カリスマ感満載の聖司君も、じっさいのところ恋愛には不慣れな普通の中学生だったと“ピュア”な心で受け止めて頂きたい…。

本作で甘酸っぱいのは、雫と聖司だけではない!

本作では雫と聖司以外にも、杉村が雫に告白するシーンや、雫の友人・夕子(佳山麻衣子)の恋模様など魅力的な甘酸っぱいシーンが満載だ。また恋愛だけでなく、自分のやりたい夢へと真正面から向き合う聖司の姿や、逆に夢に葛藤する雫の姿にも共感できる部分は多いだろう。

日常を舞台としていながらも、ノスタルジックで甘酸っぱい記憶を呼び起こさせる本作。大人になってからは中々味わえない“ピュアな輝き”がちりばめられた傑作をぜひ、お見逃しなく。

(文・nony)

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高橋一生

生年月日1980年12月9日(37歳)
星座いて座
出生地東京都

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