【第89回アカデミー賞】ナタリー・ポートマンが映画『ジャッキー』で主演女優賞を獲る理由

 

(C) 2016 Jackie Productions Limited

名女優ナタリー・ポートマンが、ジョン・F・ケネディ元大統領の夫人だったジャクリーン・ケネディ(通称ジャッキー)を熱演した映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』での演技を認められ、第89回アカデミー賞の主演女優賞に、『ブラック・スワン』以来、2度目のノミネートを受けている。現時点で、賞の獲得に一番近い存在だと囁かれているポートマン。今回は、彼女の受賞に繋がるヒントを5つ紹介する。

(1)実在の人物を演じている

アカデミー賞の主演賞は、実在の人物を演じた俳優が獲得するケースが多い。最近では『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメインや、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のメリル・ストリープがおり、過去にも『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマン、『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディがオスカー像を獲得してきた。ましてポートマンが演じたジャッキー(ジャクリーン・ケネディ)は、アメリカ国民にとって特別な存在。実在の人間の中でも群を抜く知名度と人気を持つからこそ、ジャッキーになり切ったポートマンが賞を獲る可能性は高いのではないか。

(2)スクリーン上で登場人物そのものになっている

ポートマンの演技には、「ナタリーの案内でジャッキーの頭の中に入り込んだよう」(ヴァニティ・フェア/リチャード・ローソン)を皮切りに、「ナタリーの演技は多彩で威厳に満ちている」(スクリーン・デイリー/ジョナサン・ロムニー)、「ナタリーに感動の声が上がる」(ザ・デイリー・ビースト/マーロウ・スターン)と海外メディアから絶賛の声が数多く寄せられている。中には「ナタリーが2度目のオスカーを手にする可能性大」(ヴァニティ・フェア/ジュリー・ミラー)と言い切る記者も。

(3)オスカー獲得率の高い“囚われの姫君”

ヒロインが苦しんだり、犠牲になったりすると、それを演じた女優がアカデミー賞を獲る確率が高い。『ルーム』のブリー・ラーソン、『ミリオン・ダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンク、『チョコレート』のハル・ベリーら、過去にオスカーを獲得した女優の多くは、“囚われの姫君”を演じてきた。過去にポートマンが賞を射止めた『ブラック・スワン』も、同じタイプのキャラクターだったため、ポートマンの受賞には期待が高まる。

(4)彼女が6年前に主演女優賞を受賞したことは関係ない

過去には、立て続けに賞を獲った俳優たちがいる。代表的なところでは、ショーン・ペン(『ミスティック・リバー』『ミルク』)、ヒラリー・スワンク(『ボーイズ・ドント・クライ』と『ミリオン・ダラー・ベイビー』)、トム・ハンクス(『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』)、ケヴィン・スペイシー(『ユージュアル・サスペクツ』『アメリカン・ビューティー』)など。皆5年か、それよりも短いスパンで2つのオスカー像を手にしているので、ポートマンが『ブラック・スワン』で主演女優賞を受賞していることは選考に影響しないだろう。

(5)愛するわが子が最強の味方!!

『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したとき、ポートマンは妊娠中だった。そしてそれから数か月後、待望の第一子を生んでいる。そして今回も、同じく妊娠中にノミネートを受けている。一度あることは二度ある。第一子に続き、第二子も、ポートマンに誕生の喜びと二度目の名誉を同時にもたらしてくれるはずだ。

 

(C) 2016 Jackie Productions Limited 


映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
3月31日(金)より、TOHO シネマズ シャンテ他にて全国公開

出演:ナタリー・ポートマン、ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ビリー・クラダップ、ジョン・ハート
監督:パブロ・ラライン
脚本:ノア・オッペンハイム
製作:ダーレン・アロノフスキ―ほか
【原題:JACKIE/2016 年/アメリカ・チリ・フランス/ヨーロピアンビスタ(1.66:1)/5.1ch/英語】
配給:キノフィルムズ

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アーティスト情報

ナタリー・ポートマン

生年月日1981年6月9日(37歳)
星座ふたご座
出生地イスラエル

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