モト冬樹が選ぶ「愛しのニコラス・ケイジ出演作」10本

タレント、モト冬樹さんは、大ファンだというニコラス・ケイジの映画をピックアップ。髪型が似ている…だけじゃない、モトさんならではのニコラス・ケイジ論が展開します。

※ピックアップ作品は、2011年末に発行された『シネマハンドブック2012』掲載のものとなります。ご了承ください。


モト冬樹が選ぶ「愛しのニコラス・ケイジ出演作」10本

リービング・ラスベガス

大都会ラスベガスで出会ったアルコール依存症の男と孤独な娼婦との束の間の恋を描くラブストーリー。主人公を演じたニコラス・ケイジが第68回アカデミー賞主演男優賞ほか数々の映画賞を受賞した。

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コン・エアー

ハリウッドのヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマー製作&ニコラス・ケイジ主演のパニックアクション。凶悪犯たちにハイジャックされた囚人護送機で、たった一人で闘う元軍人の活躍を描く。

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あなたに降る夢

NYで実際にあった話をもとにしたハートフルコメディ。ウェイトレスにチップ代わりに宝クジの折半を約束した警官チャーリー。そのクジが大当たりするが、強欲な彼の妻が金を独り占めしようとする。

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フェイス/オフ

ジョン・ウー監督が手掛けたバイオレンスアクション。冷酷無比のテロリストと、彼に愛する息子を殺されたFBI捜査官。憎むべき互いの顔を取り替えた二人の男の死闘がスリリングに展開する。

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シティ・オブ・エンジェル

ニコラス・ケイジとメグ・ライアンが共演し、日本でも大ヒットしたラブファンタジー。地上の女性マギーと恋に落ち、永遠の命を犠牲にしてまで人間になることを決意した天使セスの切ない純愛の行方。

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ナショナル・トレジャー

ニコラス・ケイジがトレジャーハンターを演じた人気シリーズ第1弾。歴史学者で冒険家のベンが、伝説の財宝のありかが記されたアメリカ独立宣言書を巡り、敵対勢力と壮絶な争奪戦を繰り広げる。

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NEXT -ネクスト-

人気SF小説家フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化したSFサスペンスアクション。“2分先”の自分の未来を予知する能力を持つ主人公が、FBIから核爆弾テロを阻止してほしいと依頼される。

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ゴーストライダー

マーベル・コミックの人気キャラクターをニコラス・ケイジが熱演。病気の父を救うため、悪魔に魂を売り渡したスタントライダーが、魔界の反逆者に立ち向かう。

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ドライブ・アングリー

カルト教団によって娘を殺され、孫娘まで誘拐された男が、勝ち気なウェイトレスをパートナーに、教団やFBIを名乗る謎の追跡者と闘うアクション。

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魔法使いの弟子

ニコラス・ケイジが製作総指揮と主演を兼任。現代のNYで魔法大戦争がぼっ発し、魔法使いバルサザールは気弱な物理オタクのデイヴを無理矢理自分の弟子に抜擢する。

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『リービング・ラスベガス』―自分より年上だと感じたほどボロボロな役になりきっていた

『リービング・ラスベガス』

『リービング・ラスベガス』

ニコラス・ケイジの存在を初めて知った作品。アルコール依存症の役だったけど、最初観たとき、自分より年上だと思ったの。そしたら年下だったからビックリして。それぐらいボロボロな男になりきってたってことかな。頭も透けちゃってるしさ。特にプールサイドで泥酔しているシーンはオスカーを獲ったのも納得できるほどのリアルさだったね。スティングの音楽もムーディで叙情詩的な映画にピッタリだったし、ラスベガスは華やかな印象しかなかったので、この映画の退廃的な雰囲気はグッときた。華やかな街ほど本当は孤独を感じるものだなと思ったね。

『コン・エアー』―役の幅広さと、徹底したキャラクターづくりはスゴい

『コン・エアー』

『コン・エアー』

『リービング~』でボロボロのアル中男を演じたかと思ったら、ド派手なアクションもソツなくこなしているのにビックリしたなぁ。いきなり髪の毛が伸びていることにも驚いたけど…。あ、囚人の役だったから、刑務所で髪が伸びたっていう設定なのかな(笑)。とにかく、彼の選ぶ役の幅広さと、徹底したキャラクターづくりはスゴいなと思うよ。『ゴーストライダー』で来日したときに、役づくりについて聞いたら、ひと言「身も心もなりきります」と言っていたね。映画自体もすごく面白くて、終盤、飛行機がラスベガスに突っ込むシーンは超爽快!

『あなたに降る夢』―ニコラス・ケイジがイケメンかどうかは永遠のテーマ

『あなたに降る夢』

『あなたに降る夢』

元々実際に起こった話を脚色して映画化してるんだよね。ニコラス・ケイジ演じる警官がウェイトレスと宝クジの分け前を折半しようと約束するんだけど、そのイイ人ぶりが超ハマり役。ウェイトレス役のブリジット・フォンダも、ピーター・フォンダの娘だけど、かわいかったなぁ。全部の作品に言えることだけど、ニコラス・ケイジ映画って共演者もいいんだよね。彼がイケメンだと思うかって? それは永遠のテーマだろうね(笑)。フランシス・フォード・コッポラの甥っ子だからイタリアの血も入っているし、俺はカッコいいと思うんだけどなぁ。

『フェイス/オフ』―バラエティ番組でコント赤信号のなべちゃんとパロディをやった

『フェイス/オフ』

『フェイス/オフ』

ニコラス・ケイジというと、イイ人の役が多いけど、この映画は最初、イカれた悪役として出てくるんだよね。それがえらくカッコよくて。注目したのは、ジョン・トラボルタとボートの上で格闘するシーンがあるんだけど、首締められたときの表情が「あれっ、俺に似てる」と思って(笑)。元々好きな俳優さんだったけど、彼を違う意味で意識した瞬間だったね。ちなみに、バラエティ番組でこの映画のパロディをやったなぁ。トラボルタ役はコント赤信号のなべちゃん(渡辺正行)でさ(笑)。ニコラス・ケイジ本人が観たら腰抜かすんじゃないかな。

『シティ・オブ・エンジェル』―どんな役を演じても、どこか顔が悲しげなところに惹かれる

『シティ・オブ・エンジェル』

『シティ・オブ・エンジェル』

ニコラス・ケイジってアクションでも普通のドラマでもどこか顔が悲しげじゃない? 俺はそこに惹かれるんだよね。で、そんな切ない顔のオンパレードなのが、人間の女性に恋をする天使を演じたこの映画。アクションもできて天使も演じられる俳優はなかなかいないんじゃないかな? 普通のラブストーリーとして楽しんだし、ハッピーエンドにならないところもいい。涙腺が緩んだかって? ニコラス・ケイジの映画で涙腺が刺激されたことはないね(笑)。忘れられている映画なので、今観直すとまた感じ方が違うのかな。若い子たちにも観てほしいね。

『ナショナル・トレジャー』―架空の世界を楽しむのが映画を観る醍醐味。身をゆだねてほしい

『ナショナル・トレジャー』

『ナショナル・トレジャー』

これは現代版『インディ・ジョーンズ』的な作品。『ダ・ヴィンチ・コード』もそうだけど、宝探しと謎解きっていう組み合わせが元々大好きで。男って冒険モノが大好きな生き物だしね。ストーリーのテンポがとにかく速くて「おいおい、そんな簡単にわかるのかよ!?」って思うぐらい、どんどん進んでいくんだけど、ある意味、架空の世界のお話を楽しむのが映画を観る醍醐味だから、その世界観にどっぷり身をゆだねてほしいね。それにニコラス・ケイジが演じた歴史学者にして冒険家は天才的に頭のキレる男。彼って本当にいろんな役ができるよなぁ。

『NEXT -ネクスト-』―映画というのは、二度観ると細部までじっくり楽しめる

『NEXT -ネクスト-』

『NEXT -ネクスト-』

娯楽映画としてすごく面白かった。オチ的には『デジャヴ』みたいに“なんだ、そうなの?”っていう結末だし、それまでにも突っ込みどころはたくさんあるんだけど、いいんだって、そんなのは(笑)。SF映画だから特にね。前にTVで『シックス・センス』を何人かに観てもらって、そのうち何人かには結末を先に言ったら満足度はどう違うのか? っていう実験をしてたんだけど、結末を知って観た人のほうが満足度が高かったんだよね。確かに映画って二度観ると細部までじっくり楽しめる。『NEXT -ネクスト-』も二度目のほうが面白いと思うよ。

『ゴーストライダー』―髪が燃えるラストにはドキドキしてしまった(笑)

『ゴーストライダー』

『ゴーストライダー』

アメコミ好きの彼にとって念願の役。“ケイジ”って名前も確かアメコミから取ったんだよね。B級映画にこれだけのトップスターが出るのってスゴいことだと思う。それに、この人のアクションには“繊細さ”がある。キメが細かいというかね。髪が燃えるラストはドキドキしたけど(笑)。この作品で来日したときに彼に花束を渡したんだけど、背が高くて顔が小さくてめちゃくちゃカッコよかったなぁ。

『ドライブ・アングリー』―A級もB級も大真面目にやっているところに好感が持てる

『ドライブ・アングリー』

『ドライブ・アングリー』

ニコラス・ケイジ扮する主人公が、高級ビンテージカーを乗り回し、人を躊躇なくバタバタ倒していくもんだから、観ててスカッとしたね。しかもウィリアム・フィクトナー扮する謎の追跡者の頭おかしい感じも最高。映画全体はB級感たっぷりなんだけど、当の本人はA級もB級も大真面目にやっているところに好感が持てるし、ニコラス・ケイジがとにかくノリノリで楽しんでいる姿を観てほしい。

『魔法使いの弟子』―最近の彼は自分のやりたいことをトコトン追求してる

『魔法使いの弟子』

『魔法使いの弟子』

ディズニー映画『ファンタジア』にオマージュを捧げた作品だけど、俺も子どものときに観て超印象に残ってて。だから、魔法にかけられたホウキが勝手に踊りながら掃除するシーンは興奮したね。10本並べてみて思うのは、最近のニコラス・ケイジは、自分のやりたいことをトコトン追求してる感じ。だからニコラス・ケイジのファンは楽しいと思うよ。役柄の幅も広いし、何より髪型が全部違うしね(笑)。


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プロフィール

モト冬樹

1951年生まれ。タレントとして活躍する一方、『ヅラ刑事』、『結婚しようよ』など俳優としてもキャリアを重ねる。'11年、生誕60周年記念映画『こっぴどい猫』に主演。

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アーティスト情報

モト冬樹

生年月日1951年5月5日(67歳)
星座おうし座
出生地東京都

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