『LION/ライオン ~25年目のただいま~』寺田心が原作者をお出迎え!ハリウッドデビューの展望も明かす?

 

(C)2016 Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia

5歳から25年間迷子だった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を探したという、現代のおとぎ話のような驚愕の実話を、『英国王のスピーチ』の製作陣と、デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣で描く『LION/ライオン ~25年目のただいま~』。13日、主人公のモデルでもある、原作者のサルー・ブライアリー氏が来日し、実際に体験した驚愕の奇跡的経験や、現在尽力している養子縁組の支援、後援会、そして現代社会情勢についてなどについて語った。当日は、数々のドラマやバラエティで大活躍している天才子役・寺田心も出席し、来日を歓迎した。

今回のイベントは、今年1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで、ユニセフが特別上映を行ったことを背景に、日本ユニセフ協会主催の最速試写会も兼ねたもの。笑顔で登壇したブライアリーは、「今日はご来場いただきありがとうございます。この映画を初めて観てくださる皆さん、この旅路(映画)は強烈で厳しい旅になります。しっかり椅子に座ってシートベルトをしめてご覧ください!笑」とジョークを飛ばし、「これは私自身が経験した物語です。それが本になり映画になりました。映画化されるにあたっては監督や俳優の皆さんがすばらしい仕事をしてくださったと思っています。是非映画を楽しんでください!」とコメント。

自ら体験した壮絶な人生が映画化され、出来上がった映画を見てどう感じたかという問いについては、「自分の話なので、はじめは感動しないんじゃないかと思っていましたが、映画が始まり5分経つと映画の世界に引き込まれてドキドキしながら椅子にかじりついて観ていました。この映画を見て自分の身に起きたことを客観視することができたし、当時の自分に引き戻されました。そして、自分はなんて幸運な人生を歩んだんだろうと再確認できた気がします」と喜びのコメント。また本作を通して伝えたいメッセージを聞かれると「本当に沢山あります。ただ一番言いたいことは養子縁組にもっと門を開いてほしいという事です。人々が家族を作る選択肢の一つになったらと願います。また貧困に悩む子供たちの支援をするISSA(幼児里親養子縁組協会)のスードという女性に会い僕は助けられました。ISSAだけでなく沢山の養子縁組の財団は寄付を求めています。僕の願いが多くの人に届くよう願っています」と答えた。

少年サルーを演じた主役のサニー・パワールの熱演が魅力の本作。当日は、日本が誇る天才子役である寺田が花束ゲストとして舞台に登場する一コマも。寺田は「こんばんは。寺田心です、今日は素敵なイベントに呼んでいただきありがとうございます。日本ユニセフ協会さんでの試写会という事ですが、実は僕は小さい頃にユニセフさんから頂いたぬいぐるみのコロちゃんを、ずっと大切にしているんです」と堂々とした挨拶を披露。映画の感想を聞かれると「僕だったらどうするだろうと思って観ていました、あんなに小さい子が迷子になってしまうなんて、それを観ているだけで胸が苦しくなりました」と語った。さらに、ハリウッドデビューについて聞かれると「僕の大好きな芦田愛菜お姉ちゃんは、ハリウッド映画に出ていてすごいなって思うのですけれども僕はもっと勉強しないと難しいかなって思います。ひとつひとつのお仕事を頑張ります!」と元気いっぱいに意気込みを明かした。

寺田に「25年迷子だった時の気持ちは?」と聞かれたブライアリーは「僕が迷子になった時、君くらいの背だったんだ。ひとり本当に孤独で地面に叩きつけられたような気持ちになったよ。でも人は子供でも強いんだ。すぐに自分を取り戻して、子供ながらに勘を働かせて様々な危機を乗り越えていったんだ」と述懐。母に再会した時ひと目で分かったかを聞かれると「25年経っていたけど顔つきを観て分かったんだ、数秒かかったけどね。再会の瞬間の気持ちは言葉に表せてないほどうれしかったよ、いま思いだしてもあの時の再会の瞬間は大切な時間だよ」と明かしていた。

サルー・ブライアリー(35歳)略歴:今回の映画のモデルになったブライアリーは、現在も養父母とオーストラリアタスマニア州ホバートに住んでおり、実家の家業を手伝うかたわら、海外で養子縁組についての公演を行うなど、実業家としても成功を収めている。インドで暮らしていたブライアリーは、5歳のころ、行き先を間違えて電車に乗ってしまい、見知らぬ土地で迷子になってしまう。必死に戻ろうとしたが、結局孤児院に預けられ、そこでブライアリー夫妻に養子として引き取られることになり、オーストラリアに移住した。ブライアリー夫妻のもとで沢山の愛情を注がれ、幸せな生活を送っていたが、望郷の念は消えず、彼はどうにか故郷を探し出そうとGoogle Earthでインド各地を調べ、ついに生まれ故郷を見つける。距離にして1万キロ、25年の月日を経て生まれ故郷にたどり着き、実の母親と再会を果たしたのだ──。この奇跡的な家族との再会は、ニュースや新聞で報じられ大きな話題となった。書籍『25年目の「ただいま」』(原題A Long Way Home)は日本だけでなくドイツ語、フランス語、イタリア語などに翻訳され、各国で出版されている。


映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
4月7日(金) TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー

製作:イアン・カニング『英国王のスピーチ』 / 監督:ガース・デイヴィス
出演:デヴ・パテル『スラムドッグ$ミリオネア』/ルーニー・マーラ『キャロル』/ニコール・キッドマン『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
提供:ギャガ、テレビ東京 配給:ギャガ (C)2016 Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia

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