『クズとブスとゲス』監督&脚本&主演・奥田庸介インタビューも必見!ー独特の世界観を持つ個性派作品が大集結! シネマコロシアム

今月は、新進監督がどうしようもない男たちのむき出しの感情を描いたハードなドラマ!

『クズとブスとゲス』監督&脚本&主演・奥田庸介インタビュー

Yosuke Okuda

◆PROFILE

Yosuke Okuda/'86年福島県生まれ。自主制作作品『青春墓場』3作('08〜'10)で高い評価を得て、『東京プレイボーイクラブ』('11)で商業映画監督デビュー。本作は、クラウドファンディングで資金を集めて製作。現在、映画『ろくでなし』が公開中。

私にとって映画は生きるためのもの

この映画を撮ったのは、28歳の夏でした。私にとって映画は唯一の居場所で、自分が生きるために撮っているのですが、この映画を通して「俺はこれだけ真剣に人生と向き合っているんだ」ということを伝えたかったのかもしれません。ただ、登場人物が苦しいと言っているだけでは映画にならないので、自分のなかの情熱を詰め込みつつ、物語を構築するのは大変でした。

暴力シーンに関しては、フェイクでやるのが恥ずかしかったのと、本当にそれでいいのかという思いがあって、すべて実際に行いました。うまくやればフェイクの方が激しく見えるのはわかっているんですが、自分のなかのたぎる思いを止めることができませんでした。だからなのか、興奮しすぎて、当時の記憶があまりないんです(笑)。

今回DVDがリリースされて、多くの方に観ていただける機会ができたのは、本当にうれしいことです。それで観てくださった方が何かを感じてくだされば、本当に監督冥利に尽きると思います。

『クズとブスとゲス』

『クズとブスとゲス』

ヤバイやつらの壮絶で愚かな闘い

『東京プレイボーイクラブ』の奥田庸介監督が、主演と脚本も務めたドラマ。女を拉致監禁しては金でゆするスキンヘッド男、ヤクの運び屋を辞められないリーゼント男と流されやすいその恋人。ヤクザに目をつけられたことから、3人の運命が交錯していく。俳優たちが実際に殴り合い、流血も本物という激しい暴力シーンは衝撃的だ。

『クズとブスとゲス』

『クズとブスとゲス』

[邦画担当者オススメ!]
監督・脚本・主演をすべて一人でこなし、「撮らなければならない」という監督のもはや切迫感にも似た魂の叫びが作品中に響き渡っている。衝撃的なビジュアルとタイトルの奥にある「芯」をぜひ観てほしいです。【邦画MD 宮田武雄】

4.21 RENTAL(TSUTAYA先行レンタル)
'15年・日
監督・脚本・出演/奥田庸介
製作/奥田大介、小林岳、福田彩乃
出演/板橋駿谷、岩田恵里、大西能彰、カトウシンスケ、芦川誠

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(C)2015 映画蛮族

『ケンとカズ』

『ケンとカズ』

裏社会で生きる二人の男の葛藤と哀しい宿命

覚醒剤の密売に手を染めるケン(カトウ)とカズ(毎熊)が、敵対グループと手を組んだことから追い詰められていく。本作が長編デビュー作となる小路紘史監督が、男たちの怒りや悲しみ、転落していくさまを描き、第28回東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門の作品賞を受賞した。

『ケンとカズ』

『ケンとカズ』

5.3 RENTAL
'16年・日
監督・製作・脚本・編集/小路紘史
出演/カトウシンスケ、毎熊克哉、飯島珠奈、藤原季節

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(C)『ケンとカズ』製作委員会

(取材・文:馬場英美/撮影:岩下洋介)

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