池松壮亮は生きるのが大変そう…石井裕也監督が心配!?映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』完成披露舞台挨拶

池松壮亮、石橋静河

石橋静河、池松壮亮。映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

『舟を編む』石井裕也監督最新作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』が5月27日(土)より全国ロードショーを迎える。4月17日(月)、新宿ピカデリーにて完成披露舞台挨拶が行われた。イベントには、池松壮亮、石橋静河、松田龍平田中哲司、そして石井裕也監督が登壇した。イベント中に、石井監督から池松を心配する声が上がったが、その真意とは…?

「才能があり過ぎると生きづらいと思う」

池松壮亮

池松壮亮

累計27,000部の売り上げを記録した最果タヒの同名詩集を映画化した本作。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱え込みながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香(石橋)と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配をつにね感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年、慎二(池松)が排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして、恋がはじまる…。

本作について石井監督は「自信作ができました。みなさんの感覚のどこかを刺激する作品になったのではないかなと思っています。脳みそとか、感性、感受性を総動員して見ていただけると嬉しいです」と自信を覗かせた。

本作で映画初主演を果たした石橋は「この映画の美香という役で初主演でやれて良かったなと思っています。監督は全てを見ている人だなと感じていました。レベルの高いモノを作ろうとされている方で、自分にはまだまだ技量も足りていなかったですが、それに応えようと戦ってきました。原作が詩集ということもあって、セリフは一見すると何を言っているのかすぐには理解できないかもしれませんが、何かを感じとってくれたら嬉しいです」と演技に対して真摯に向きあった様子を語った。

石橋静河

石橋静河

池松は「若いスタッフをはじめフレッシュなメンバーが集まっていたので、いつになく勢いのある現場でしたね」と振り返った。そして池松とは『バンクーバーの朝日』『ぼくたちの家族』に次ぐ3作目のタッグとなる石井監督は池松について改めて「本当にものすごい才能がある」と絶賛しながら、「これだけ才能があると生きるのが大変なんじゃないかなぁ…って心配しています(笑)」と最上級の賛辞を贈った。この監督の言葉を聞いた池松は、恥ずかしがりながらも恐縮した様子を見せた。

石井裕也監督

石井裕也監督

イベント最後、池松は「人の思いや死がおいていかれる時代にあって、誠実な男の役をやらせてもらいました。自分がいま生きている気分を映画にしてもらえたようで、すごくホッとしました。本当にいい映画ができたいと思っています」と本作の魅力をアピールしイベントを締めくくった。

映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

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(取材・文/nony)


映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
5月13日より新宿ピカデリー・ユーロスペースにて先行公開、5月27日(土)より全国ロードショー

監督・脚本:石井裕也
原作:最果タヒ(リトルモア刊「夜空はいつでも最高密度の青色だ」)
出演:石橋静河、池松壮亮、佐藤玲、三浦貴大、ポール・マグサリン・市川実日子、松田龍平、田中哲司
エンディング曲:The Mirraz「NEW WORLD」
製作:テレビ東京、東京テアトル、ポニーキャニオン、朝日新聞社、リトルモア
配給:東京テアトル、リトルモア
(C)2017「夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会

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